8月22日発表資料
コロナ期間のリモートワーククラブ活動について
 
コロナがはじまる以前より
現在の学校システムは未来崩壊し
文化庁のガイドラインによってクラブ活動は困難になると予定してました
 
2020年2月27日安倍総理の学校休校要請が発表されたので

 
 
 翌日、クラブの部員を招集して
クラブ活動はサイバー空間へ引っ越せ
4月、5月に学校がはじまらない前提でクラブ活動の計画を立てろ
CNCの加工を皆んなができるようにせよ!
と伝えました
 
その後
春休みとなり学校でのクラブ活動は禁止となり
オンラインミーティングなどが繰り返されました
 
いきなり
学校でリアルクラブ活動ができなくなり
千葉県某所で開発中のモービルホームパークを便利に活用いたしました

2017年11月より砂利採取所の跡地に、大型キャンピングカーで宿泊をして
ものづくり活動をする街をつくろうと開発を展開中です
現在、大型キャンピングカーに住民票を移転して2名の方がCNC加工機を研究開発してます
私も、その街で自称トレーラーハウスを造ってます

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クラブ活動の部員有志も街の会員になっているので
私のトレーラーハウスにお泊まりで遊びにきます
 
3月春休み中
モービルホームパークへ
有志の部員が集まって
春休みに学校で作業したかった作業をまとめて片付けました
また
新規でCNC加工機を1台つくり上げました

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コロナ休校がはじまってすぐに
有志で合宿ができたのは
その後の活動に一体感を持つ事ができたと振り返ります
やっぱり
リアルで集まって活動をする事は大切だと感じました
 
3月中は
オンライン上でどのようにクラブ活動を行うか
仕組みづくりが中心となりました
大人より部員の方がいろいろ挑戦してくれたと感じます
 
高校生が中学生の自宅のパソコンをリモート操作しながらCADを教えたり
浦安鉄鋼団地へレーザー加工、ベンダ加工などの注文をCADデーター入稿で進めたり
サプライヤーへの発注なども部員がどんどん実施する文化が育ち
とても良い時期をすごしました


 
3月後半になって
オンラインクラブ活動に参加しない部員が存在していることに気づき
理由は、ネットやSNSを使うことを保護者に理解いただけていない家庭がある事がわかりました



SNSのアカウントを取得しない部員はクラブをご辞退ください
という内容のメッセージを保護者にお伝えしました
 
3月中に
目標づくりなどを部員とZoomにてミーティングを重ねたと記憶します
この頃に気づいたのは
リモートワーククラブ活動を実施すると
積極的にクラブ活動に参加する部員と
まったく、参加しない部員に分かれてしまう
全力で挑戦して飛躍して成長する部員と
まったく参加せず、クラブ自体を辞めてしまった部員がおりました
オンライン化すると
自ら行動しない生徒に働きかけることが
無理であることを痛感しました
 
鉄道班は
ジオラマのストラクチャーづくりは
オンライン上のコンテストをやろう
部員だけでやっても盛り上がらないので
OBや他校の生徒にも声をかけようみたいな
提案が部員からありました
まだ実現はされてませんが、ジオラマストラクチャーコンテストをやろうという

目標が
各自、自宅でストラクチャを作り続けるモチベーションになりましたし
中学生がCADをスムーズに習得できたと思います
 
鉄道模型コンテスト出展作品も
完成予想CGを共有して
製作するストラクチャーを分担してすすめております
大会前に
皆で集まって組み立てる仕上げ作業は必要ですので
組み立て、仕上げ作業を行い完成後に
先品紹介動画編集に伴う撮影会の準備なども
集まる機会を設けなければ良い作品にはならないと思います
 
春休みに
他校の5インチ鉄道(乗車型鉄道模型)を請け負って造る約束をしていたのですが
リアルで集まって造れないので、設計変更をしてキット化する事が叶いました

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キット化とは
部品点数を減らし
溶接箇所をネジ止めに変更し
データ化をしたので
受注してから、レーザー加工などを手配すると
1週間〜2週間ぐらいで納品できる体制を整えました

当分、リアルでの乗車型鉄道試乗会のイベントは開催困難であると思いますが
イベント再開の暁には
キット化したことにより、5インチ鉄道を広めるスピードが早まると期待します


コロナ期間中にECサイトの形ができたので良かったです
今後は、のんびりECサイトを育てていきたいと考えてます 


自動車班の活動は
ホンダエコマイレッジチャレンジへエントリーする
エコランカーづくりがメインで行われております
今年の大会は中止となりましたので
ボディーとフレームづくりは
品物が大きいので集まらないと
なかなか着手しにくい背景もあり
事実上、マシンづくりは止まってしまっておりましたので
 
フレームの設計、エンジンマウントの設計、ボディーの設計を中心に行いました

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リモートワーク活動にて
エンジンマウント廻りの部品を
CADで描いて
浦安鉄鋼団地のベンダ屋さんへ注文したりと
将来に備えた部品づくりなどはしておりました
今後、集まってクラブ活動を再開できるようになりましたら
徐々に製作できるよう進めたいと考えております

3月に製作したCNCマシンを活用して
学校で授業を受けているあいだに
エコランカーのボディーを削りたいのですが
学校が再開してから
授業中にCNC加工機を運転すると騒音により授業の迷惑となるので
今後、どのようにネット回線をつかって遠隔でボディーづくりができるか
試行錯誤する予定です

自動車班の部員にとっては
大会中止に伴い
今年はエコランカーのボディーを仕上げる必要がなくなったので
2人乗りのクルマをつくって
ナンバープレートを取得して公道を走らせたいといいだしまして
取り組んでおります
モービルホームパークの住人さんと一緒に共同研究を進めるとのことです




 
50ccのエンジンを利用して
クルマを造ると原付き自動車登録、あるいは小型特殊自動車登録が可能なようです
原付き自動車は、普通免許を取得しなければ公道で運転することが叶いませんが
小型特殊自動車免許は、16歳で取得可能なので
保護者の理解があれば公道を運転することが可能となります
 
クラブ活動で
全く着手をしていないのは
船づくりです
おそらく、ソーシャルディスタンスを保ちながら
海で船に乗船するイベントが最も早く再開できると考えており
コロナが落ち着き
社会の雰囲気が屋外イベントを許容するようになったら
船のイベントを真っ先に再開したいと考えてはおります
船づくりは、準備する材料も準備期間も短いので
コロナが落ち着く感じになってから対応しようと思います


 
4月になり
非常事態宣言が発令されてからは
特に集まることなく
淡々とリモートワーククラブ活動を行っておりましたが
5月頃より
学校からオンラインにて大量に宿題が送りつけられるようなり
部員がクラブ活動に確保できる時間が減ったと記憶します
 
7月から通常登校がはじまりましたが
クラブ活動は原則禁止がつづきましたが
学校に残留してクラブが禁止であっても
朝、昼、夕方に生徒が短い時間だけでも会えることは
プロジェクトが進めやすい環境であると
あらためて、学校で集まる大切さを感じました

このリモートワーククラブ活動中に
あたらしい体験もいろいろしました
5月中旬に
廃業する工場の道具や機械を譲っていただく機会に恵まれました

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この案件は、部員が約束を取り付けてきて
工場のオーナーさんと、部員と私でZoomミーティングで打ち合わせ
その後、
部員より、工場の動画とか写真を大量に送っていもらい
搬出の段取りを行いました
 
通常、レンタカーを借りて搬入出をするのであれば
運ぶ荷物を決めて
吊り具や、搬送機械などを確定し
トラックが通れるか道路づきを確認するなど
事前に下見をしておりましたが
 
ネット上だけの打ち合わせで
当日いきなり搬出をしたのははじめての経験であり
社会にネットが根付いている状況をあらためて感じました
常に生徒の方が、◯◯すれば可能ではないですか?
みたいな提案をしてくれます


コロナにより
リモートワーククラブ活動期間中
与えられた環境下では、イイ感じでクラブ活動を展開できたとは思いますが
1つだけ顧問が残念に感じている実施しそびれた案件がありました
この機会にクラブ活動を法人登記してしまおうと考えておりました
突飛に聞こえるかもしれませんが
ちょうど、情報専門職大学を受験しようとしている高校生がいます
この大学は、大学在籍中に半年ごとにビジネスプレゼンをする必要があり
良いビジネスプレゼンがスポンサー企業に認められると
出資してもらえて、すぐに起業する大学です
そんな大学を目指している部員がいたので
将来大学で行う実習をせっかくだから高校時代にも挑戦すればいいよね
ということで提案をしておりました
 
未来を考えるとコロナが収束しても
文化庁のクラブ活動ガイドラインによって
クラブ活動の活動時間が制限されると思いますので
株式会社にしてしまう
すると、教育活動ではなく経済活動であり
監督官庁は、経済産業省の所管となるので文化庁、スポーツ庁のルールの枠外で
経済活動のための研究開発活動が可能となります
 
リモートワークのものづくりクラブ活動は
ネットにつながって、ものづくりを研究開発して
組み立てたり、仕上げたり
あるいはイベントの準備運営の時だけ集まって行うというスキームになろうかと思います
この活動を深めていくと
いずれ学校の垣根はなくなってしまい
他校の生徒も一緒に活動、興味ある大人も一緒に活動という
コミュニティーに成長するのだと感じました
文部科学省のルールには、なじまなくなっており
経済産業省のスキームで研究開発をしたほうがやりやすいし成果が期待できると考えます
 
ロボコンもオンラインクラブ活動を行うと
学校の枠をこえて、SNSを活用して質問したり意見交換をするほうが
スピード感があり成果を期待できると思います
 
いままでの学校の常識では
先生方が研修を受けてスキルアップ実習を行い
その後、生徒や部員に伝える順番が一般的であったと思いますが
これからは
生徒、部員と先生はフラットな関係で
興味関心の方向が同じメンバーでクラブ活動なりコミュニティーを形成して
生徒でも外部の大人でもできる人から直接アドバイスをもらって
楽しんで成長するとこを目指すのが良いと感じます
SNSを活用して
学校間を超えて交流ができる時代
目標を共にした生徒同士がつながって
目指している事を達成できたらとても良いでしょう

 
最後に
4月にAERAさんにて活動を紹介くださいったので
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