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トライ&エラーでつかんだ指導法などを書いております。
家庭教師のチカラ向上の参考にどうぞ。

2006年05月

2006年05月31日

連続で間違えるとき

テスト前は、こうなりやすい。
連続3問、間違えたとき。
「ポイントを何度でも教え込みます。」
…これ一辺倒では、ドツボにはまる。
「アメリカン・アイドル」よりも確かな興奮を得るために、すべきこと。


基礎を身につけさせた後の問題演習で

「と、解けねえっ!」
「あー!!もうっ!また35点だあ。」
「…連続3問だよ。同じ単元なのに、3問も連続間違え中だ。」

 特に、テスト前にこんな発言は、ぼんぼん出てくる。


 もちろん、ほとんどの場合、
  
          「ポイントの把握が不十分。」

                         これが原因。

 当然のように僕らは、ポイントを再度教えなおす。わかるまで。
 これは、正しいプレイ。


 ただし。 ただしです。

 特にテスト前や、指導開始後1時間半あたりの数学でよくあることなのだが、
 「…連続3問、間違えた。」と生徒が言ったとき。

 …彼は、ポイントを把握していないのではない。

   …彼は、ポイントを把握していないのではない。

      …彼は、理解が不十分なわけでは、ないのだ。

 
 彼は、「さっきと同じやり方で解く。」という心構えができすぎている。
 頭が固くなってしまっており、ちょっと別のやり方を使う問題になると、
 できなくなる。

 一度やったのと全く同じ問題以外、解けなくなる(涙)。

 あせりもあって、真剣さが深刻さに変わってしまうと、こうなるんです。


 心理学で言えば、「構えの硬さ(rigidity)」ってやつ。
 
 同じ解決法を適用しようと深刻に構えると、思考がかえって妨げられる。


 解けない原因は、ほとんどが「理解不足」なのだが、
 たまに出てくる、「頭がカタすぎて、解けなくなってる」という原因。

 これ、実は、適切な声かけが180度変わるんだ。

 前者は、いつもやっているように、ポイントを教えなおせばよい。
 後者は、「数学なんてピースオブケイクだ。」
     「今は、120%の全力で考えちゃだめだ。87%の力で考えて。」

 なんていう声かけが必要になってくる。

 この見極め。「わからない」は1種類ではないのだなあ。


 ついつい「教え込ん」でしまうパターンが多いらしい。
 その方が疲労感もあり、「仕事したあ。」という気にもなるのだろうが、

 目的は、何だっけ?

 そうだ。
   
 目的は、1学期の終わりに2人でガッツポーズをとることだ。

 目的は、結果を出したときに、
     「これは私のおかげなんかじゃないよ。君ががんばったからだ。」
     なあんてクールに言っておいて、
     こっそり一人、帰宅時にビールを買って、星空と祝杯をあげ、
     ニンマリしながら、ウィニングウォークをこっそりと楽しむことだ。
     「アメリカン・アイドル」より確かな興奮を得ることだ。

 皆様、期末、近づいてきたでしょ?共に、がんばろうぞ。

 では、最後にこのブログの順位を皆様に。
 人気ブログランキングでは、ここにいます。
 見届けてやってください。



2006年05月27日

覚えておくべき指導法。

 NBAのプレイオフみたいな緊迫感、真剣さとは、
 無縁の状態にある生徒を相手しているあなたへ。
 いやいや、カムバックは近いぞ。その時には、試そう。あれを。


 メルマガ第32号「それが答えだ」配信しました。
 昨日の方法は、試せたら、ぜひ。 で、今日はちょっと補足。

 「勉強って、おもしろくない。」
 これはオール4の子も、オール2の子も同じなんだ。

 そして、同時に。

 「場合によっては、勉強って、…おもしろい!」
 これもオール4の子も、オール2の子も同じなんですよね。

 そして、

 「今日から、毎日勉強してみようかな…。」と思う瞬間。

 これも、オール4の子、オール2の子にも訪れる。必ず。
 僕らが中学生の時だって、そうだったでしょ?


 オール2の子だって、24時間365日勉強ゼロの生活なんて、耐えられないんだ。


 だったら、断固、選択しよう。芽を摘まない方を


 ひょっとすると、あなたはこう思ってるかもしれないね。
 「これまでも生徒が、“学びたいオーラ”を出してくれた時が、
  あったんだけど、そのチャンスを私は、また逃しちゃったんです。
  あーあ、あの時に、一気にペースをつかんでいたらなあ…。」

 大丈夫。安心しよう。

 これからも、そのきっかけは生徒の目の前にゴマンと転がっている。

 だから、へこんでいる場合ではない。
 いや、もっと正確に言えば、へこむ筋合いのものではないのだ。

 チャンスは、流しそうめんのごとく、また流れてくるのだ。
 
 「もう、イラネ。」と思っていても、
 わんこそばのように、盛られてくるのだ。


 …すぐに、次のそうめんが来る。ほれ、はしを用意しとかないと!

 ネクストそーめんが来たときに、昨日のメルマガを試せるか。
 それが、大事ってこと。


 「昨日のメルマガ、今の僕と、僕の生徒には、ちょっと…」と思っている方。
 すぐにチカラになれなかったのは、
 ちょっとくやしいけど(←相当クヤシイクセニ…)、
 でも、昨日のやり方は、記憶にはとどめておいてほしいんだ。

 そーめんは、アナタのところに、いずれまた流れてくるんだもの。
 使える場面は、すぐにやってきますよ。

 では、ステキな週末を。

 最後に、
 いつものごとく、今日もここから2つ以上学びを。
 今日付、人気ブログランキング上位から学びを探そう。
 

2006年05月26日

汗。

 マジックを起こすには、汗をかく。
 汗をかくと、理屈ぬきに興奮してくる。
 結果、はかどる。


 ポジティブ一辺倒みたいに聞こえるかもしれないが、
 こんなアプローチも、たまには、ありだろう。

 不登校の子だってそうだったし、
 オール2の子だってそうだった。
 
 学年末を控えた真冬の2月(気温−10℃!)、

 頭も身体もホットになりすぎて、窓を開け、涼(すず)んだこと。

 もちろん、暖房は使ってますが、
 真冬に似合わぬこの出来事が、なかなかの思い出らしい。

 だから、たまにはそんなテンションもいいんじゃないだろうか。
 
 なんというか、

 勉強中には似合わぬはずの、ポカリが、…格段にうまくなる。

 そんな空気。


 特に大人や、文化系の人には、当てはまる人が多いだろう。
 「え?…ポカリ?そういえば、ここ数ヶ月、飲んでないよ。」という方。

 ぜひ、お試しあれ。

 紅茶、コーヒーなど、大人な飲み物に慣れきっていた僕も、
 ポカリを飲んだ瞬間。

 「おおお。若さだ。若さが身体にしみていく〜。」という錯覚が得られました。

 最近、ポカリ飲むほど、汗かいてます?
    ポカリ飲みたくなる指導、たまには、どうぞ。

 では、今日もがんばってください。充実の汗、祈っております。
   
 最後に、こっそり応援してくれるとうれしいなあ。
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2006年05月25日

あなたの言葉は、どちらだ。

目の前の表現を直すだけで、人はしびれる、
ってことが、この世にはある。
それは、家庭教師の局面でも同じってこと。


 ティム・ダンカンの爆発にも関わらず、
 スパーズ(Spurs)が破れ、しょんぼりした夜のことだ。

 そんな中、ふと立ち寄った、そば屋にて。
 
 家から遠く離れた店で味わってるのに、「そば」。
 この名前の矛盾が、風流じゃないか(くだらないっちゃ、くだらない)。
 ざるそばを頼んで、堪能していると、

 そこに。  …がらっ。

 いかにも常連!という雰囲気のジイさん、失礼、老紳士が入店。

 「えーっとね。 ざるそば1枚ちょうだい。」

 
 …!! しびれた。  ざるそば、1枚。

 いかにも通だ。(もちろん、日本語としても「枚」が正しい。)

 「ざるそば1つ」と「ざるそば1枚」。

 トミナガは、思い込みの生き物である。
 「1枚」の方が、はるかにうまそうに見えてくるじゃないか。
 「1つ」と注文して出てきた僕のざるそばが、
 申し訳なさそうに、小さく丸まっていた。
 
 なるほど。 同じ事象でも、言い方が、大きく印象を左右するんだ。

  …すいません、ちょっとだけ内輪話になりますが、
   「指導法」を読まれた皆様へ。
   第13章の、1つ目の項目も今一度、心得ておきましょうね。

 話を戻します。

 この老紳士の「ざるそば1枚」ってセリフもそうなんですが、

 「生徒から出てくる言葉が、普通じゃないって事。」
 
 これが、実は私の、生徒の調子を計るバロメーターでもある。

 例えば、問題で間違えたとき。

 生徒が、
 「あ、間違えた。でも不機嫌になっちゃダメなんだよね。」と言う代わりに、
 「あ、間違えた。…いやいや、キレてないですよ(withモノマネ)。」
 と言っているか。

 宿題を、
 「今日、やらなければならないこと」と言う代わりに、
 「今日、やること」と言っているか。

 勉強している単元について、
 「先週習った、“力のはたらき”の復習は難しかった。」と言う代わりに、
 「先週習った、ヤツの復習は手ごわかったわい。」と言っているか。


 生徒が使う言葉に、「味付け」がされていること。とっても大事。
 同時に、僕らが使う言葉にも、「味付け」がされていること。
 
 たまには、そんなところを注意して生徒を見ておこう。


 ちなみに僕の生徒は、なぜか口まで達者になっていきます。
 たまに、成績より口が先に達者になっていくのもいます。

 「刺激を増やしながら、勉強するコツって何だろうね?」という私の問いに、
 「1日を充実させようと思えばいいんじゃないですか?」と言う代わりに、

 別の応えが返ってきました。

  「刺激か。 …カレーを食うってのは、どうですか?」

 これは、周囲からおとなしいと評判だった、不登校の子の応え。
 
 やるねえ。

 ざるそば、…じゃなかった、座布団を一枚。


 こっそり応援してくれるとうれしいなあ。
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2006年05月24日

すごいものは、すごい。

 俺たちは、難しく考えすぎだ。
 ここ最近であれば、
 「みんなの意見」は案外正しい、って言う方が、
 「知的ね!」とモテるのかもしれないが、
 名残惜しくも、そんな煩悩を捨て、言うならば、
 子どもにウケる意見だって案外正しい。


 映画「ネバーランド」を観たときも、確かそう思ったんだ。
 そうだった。そうだった。

 ニヒルに構えていた不良の生徒にだって、
 スティービーワンダーのライブ映像を見せたら、ぶっとんでいた。

 予想を超える感動だの、衝撃だのは、人を素直にさせる。


 目が見えないっていう事実を蹴散らして、
 "Higher Ground"のイントロから、
 キレにキレまくるキーボードと唄に、彼は、間違いなくウケていた。
 

 「すごいものは、すごい。」

 こちらだって、そう言える心持ちで生徒と向かわないと、
 実は、生徒の心を揺さぶる説明、時間なんてさっぱり生まれない。

 「あのステージに立ってる人、ステキだね。」
 「でも、ああいう風になれるのは、世捨て人だけなんだよ。」

 「あの人、外国の貧しい人をたくさん助けて、すばらしいね。」
 「あれも仕事の一種だからね。名前を売らなきゃないからね。商売商売。」

 「いやあ、あの人の、ああいう所、いいよねえ。」
 「ま、でも、ああいうタイプは、○○な場面ではマイナスになるけどね。」

 批判力という言葉を隠れ蓑に、
 つい、したり顔で語ってしまうことは、よくあることかもしれない。

 でも、その時、
 子どもは、「あ、この人、頭がいいな。」とは、思わない。
 子どもは、「あ、この人、つまらん。」と、何となくしらけてしまう。
  
 これは、僕の幼少期もそうだったし、皆様の時だってそうだったと思う。

 百歩譲って、子どもからしらけられないとしても、それは、
 ニヒルな性格を、キャラとして普段から押し出している、少数の人たちだけだ。
 私みたいなのがやると、
 すぐに「笑いはとれても、つまらない、深くない。」という空気になる。


 「すごいものは、すごい。」と言える心構えを作っておくこと。
 すると、2人の空気が、すごくよくなってくる。
 互いに何も申し合わせていないのに、こんなことが起こってくる。

 ・プリント作成が全く苦にならない。
 ・雑談中の話題のレベルが、わけもわからず高くなる。
 ・生徒の部屋へ入ると、僕のお気に入りの曲がかけられている。
 ・生徒から、「は!?もう2時間たったの?」と言われる。
 ・成績について、過去の話が出てこなくなる。今とか未来の話が多くなる。
 ・指導日に生徒が外で僕を待っている(なぜだ)。決まって薄着である。
                    「寒い。」と私に文句をたれる。
 ・帰宅した後、眠れぬほど元気になっている。困る。


 「すごいもの」に対してオープンに。心がけておこう。

 生徒「あの、中学〜高校の通算でいいんで、
    先生は、何人の人に告白されましたか!?聞かせてよ。」

  私「…0人。」

 生徒「す、すごい。すごい…!」

 そ、そうだ、いいぞ、生徒よ。「すごいもの」に対してオープンに、だ(涙)。


 あなたがお読みのこのブログ、現在地は…。
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2006年05月23日

イギリス人の友、日本人を語る。

 久しぶりにイギリスの友達とコンタクトを取ろうと思っていた。
 イギリス人の友については、ここ参照。こんなヤツです。

 そういえばあいつが帰国前、おもしろいことを言っていたのだ。
 それをふと思い出した。

 あれは、レストランでの話だ。
 僕は2人で夕食を食べていた。
 イギリス人1名、日本人1名、インドカレーを笑顔で堪能。
 店員さんに笑顔で、「まいった。とってもおいしいです。」
 1600年代のインド人が見たら、腰を抜かす光景。

 彼は、言う。
 「日本人って聞いて、すぐに思い出すものがある。」

 「ふむふむ。何でしょう?」

 「僕の知ってる日本人って、
  忙しくなると、軍手を出すんだよね。
  日本人のイメージって忙しくなると、軍手が出る。
  忙しいときは、んて(笑)!」

 …なんだ、それは。
 僕、あんたの前で軍手つけたことないよ。
 あんたは、教育関係者とお付き合いがあったから、そうなるのね。

 彼いわく、
 「トミナガ。真剣になるときは、んてだ。」

 …なるほど。
 言われてみると、最近、軍手を使う場面なんてなくなった。
 軍手には、汗が似合う。 なるほど。汗をかかなきゃ。

 そして数日前。
 僕は、この話を生徒に聞かせた。
 
 生徒「師匠。…“軍手で問題集”って、かっこいくない?」

  私「Oh,cool!!」

 生徒「おお、気合が乗ってきた…!なんか小学校の綱引き思いだすべ。
    いい感じ(笑)。師匠も軍手で丸つけをお願いします。」

  私「おうっ。」

 おう、思い出してきた。このノリだ。
 これこそ、パワーに満ちたアイデア。
 そうだ、そうなのだ。
 “スゴ腕☆家庭教師”プロデューサーのエナジーは、
 きっと軍手から生まれるのだ。間違いないぞ。


    3分30秒後。

        生徒&私「…書きづれえって。本気で。」


 今日のコツ。ご唱和ください(←必要ない)。
 僕は、生徒が見る計画表にも明記した。

      「軍手をはきながらの勉強は、やめましょう。」

 
 生徒よ、文句を言うな。トライの数が人を変えるのだ。


 「今日だって、トップに学ぶのだ。3分で。」という方。やるねえ。
 人気ブログランキングから今日もコツコツと学びを。


2006年05月20日

勉強するようになったなあ。

 昔のヤツと今のヤツは違う。
 仮にやる気がなく、気分が乗らない時でも、
 学習内容が理解できるようになってしまった。
 ここで、取り戻すべきは、感情だ。


 「勉強ですか?調子は悪くないよ。
  やることもたくさんあるから。計画も順調だよ。」

 進化とは恐ろしく、
 あの子がここまでになったかと思うと、
 「あんたと関われて幸せだ」オーラはさらに高まるであろう。

 いろんなトークやメソッドを駆使し、二人三脚で、
 「勉強する」って行動をなんとか板につけてもらおう、
 そう思っていたが、30日もすると、生徒は自立していく(成長したなあ)。

 間違いなく、彼は、
 勉強することが、「当たり前」になりつつある。

 何も言わなくても、勝手にやってくれるようになっている。


 ・・・。


 彼には、そろそろ気をつけねばならない。

 
 生涯初の、勉強に取り組む習慣がついたところで、
 気をつけねばならない。

 次の指導には、確認しておかなければ。


 ここまで来た段階で、彼には、
 もう一度取り戻しておくべきものがある。


 そろそろ、勉強がルーティン化してくるのだ。
 今一度、感情で勉強することが必要だ。
 改めて、「楽しむための工夫をせよ。」というメッセージを伝えねば。

 これは、勉強が習慣になって2週間くらいにハマる罠だ。
 もうその証拠というか、現象が次々に出てくる。

 ・答え合わせの○が小さい。
 ・計画表からイラストが消える。
 ・差し入れを下さる保護者の方へ、「別に。」という言動が増える。
 ・勉強するときの顔が気づけば鉄仮面。 などなど、だ。
    
 昔のヤツと今のヤツは違う。
 仮にやる気がなく、気分が乗らない時でも、
 学習内容が理解できるようになってしまった。
 これは、声かけをしないと脱出しない。
 生徒の気持ちに先回りしてこの声をかけると、いつもハッとした顔をする。

 ここは、「感情でもって、やる」っていうのを取り戻さねば。


 ジーコ。彼が生み出したあの空気を、今日はカムバックさせよう。

 「…たまぁーだ(玉田)…、 まき。」「おおおおおおお…!!!」
                  ↑(巻誠一郎)

 あの空気を。今日は感情を動かすことにいつもよりフォーカスして、やる。
 

 土曜日なのに、学ぶあなた。ありがとう。がんばるね。
 あと5分で、もう一段、上を行く?行ってらっしゃい!
 人気ブログランキング上位のブログに学んでくる。



2006年05月19日

「しらけた空気」なんてごめんだ。

 「ええー…、難しい…。」
 あきらめが漂ったその時に、ニヤリと微笑むことができること。
 深刻な気分になりたくなる(?)生徒を、
 「おっと、ブルーになってる場合じゃなかったべ(笑)。」へ転換させよう。


 思い切って言おう。

 オール2以下の子は、
 勉強でつらい思いをしていない。
 わからない所にぶち当たったとき、
 勉強の限界を向かえたとき(限界までなら誰でもいける)、

 「やーめた。」
 
 これが魔法の言葉になるのだ(涙)。

 この気持ち、理解はできる。
 彼らにとって、それは、寝起きの時の、「…あと5分。」みたいなもんだ。
 いくら自分を鼓舞しても、卑下しても、
 「うん、あと5分寝るべきだ。」という理屈の前に、行動は覆される。
 寝ぼけているときの、そのわけのわからない理屈の説得力たるや、すごい。

 …慣らすしか、ない。

 常々、生徒に勉強でキレちゃダメ、ってことを伝えている。

 キレたら、すべて終わる。
 空気に「あきらめ」が漂いかけたら、必ず、

 「あれ?○○、キレてんの?」と聞く
 (当然に彼は、あのアクションと言葉を言う)。

 もし、小力ブームが去っても、あの言葉を自分に言い聞かせておけ、と。

 そして、大事なのはここからだ。

 空気に「あきらめ」が漂いかけたとき、
 あなた自身の反応が悪いと、「あきらめ」の空気はますます加速する。

 (あれ、まずいなあ。飽きてきたかなあ…?)と家庭教師が思う、
 その間(ま)! その間が、「あきらめ」を加速する。

 「…わかんないか、…うーん。」 …しーん。
 「…ちょっと疲れた?」「うん。」 …しーん。

 これが悪い空気だ。
 もちろん、そこに悪気はないだろう。
 教える側も、場をつなぐためになんとなく発した言葉なのだろう。
 ふと気が抜けたことで出た言葉なのだろう。

 でも、これで「しらけた重い空気」が完成される。
 
 うー、よし、引き返そう!

 その時に。生徒に「あきらめ」が漂いかけた時に、

 (おう、よくあることさ。たいしたことじゃない。
  そこからのプレイが人にインパクトを与えるのさ。)と
 思えるか。クールにふるまえるか。深刻にならないか。

 ここが勝負だ。

 いこう。今日のコツ。ご唱和しますよ。今日は起立して読もう。
 え? …わかりました。僕もここから起立して書きます。

 ---------------------------------------------
 ひと〜つ、
    「あきらめ」が漂い始めた時こそ、

    「おわっ!待ってました!」と思うぞ、私は。


 ---------------------------------------------
 
追伸
 もちろん、生徒が本当に深刻になって弱音を言ってきたときは、
 受け止める(例/生徒と同じ言葉を繰り返すなど)ってこともしよう。
 ま、この辺りは常識的になってきたので、大丈夫だと思いますが。一応。

では、着席して(ありがとう)、
最後に、もう3分かけて。土曜直前でも学ぶぞ。
今日もタイムリーな学びを。人気ブログランキング。
それとも、…見逃す?

                           今日の教訓。
                                   立ってパソコンをうつと、猫背になる。やめよう。


今日もしっかり、がんばろう。

2006年05月17日

これないと、ダメな説明

ブラボー!な説明には、2つのポイントが宿っている。
それには、「おお…! あんた、天才…!」を。
そして、 「おお…! 俺も、天才…!?」を。


 現在、僕の生徒の1人は地理を猛勉強中。
 
 実は不登校だったこともあり、地理の知識は、かなり足りない。
 山脈の名称はもちろんのこと、国内の都市と位置もあやしい。

 確かに、中3の日常の学習だけでも量は、ある。
 それに加えて地理などもやっていくというのは、負担。

 もちろん、教材を渡して独学に任せることもできる。
 ただ、我が弟子に限らず、
 一度も授業で習っていないものを独学せよ、というのは、

 むごい。あまりに。
 (でも、ある意図があるからやらせる。意図についてはまた今度)

 結果は、こうなる。
 普通の子なら、復習として30分で片付けられるであろう、
 ヨーロッパ、アメリカの要点チェック。
 彼なら、新規なので1時間30分あっても、覚え切れない。

 「いや、師匠、これ、無理っすよ。新しいことばっかだし。」

 さすがのヤツも根をあげてきた。


 私「…見たい?俺のやり方。」 
生徒「悪いですけど、今度ばかりは、無理だと思いますよ。」
 私「…いいねえ、燃えさせてくれるねえ。」

 
 そう言って紙一枚用意させるやいなや、 

                   生徒「おお…!」


 20分で終了。その後の問題にも記憶を駆使できている。
 やり方については、また後日、書こう。
 多分、多くの方がやっているやり方だと思うんですが。
 
 それより、今日心得るのは、これだ。
 ブラボー!と言わせる説明にはmustな、
 僕にとっての心得。それは…、

 1つ目。
 説明が終わったときに、生徒から、
 「師匠…!あんた、天才!」と思ってもらうこと。
 
 つまり、説明の度に、「信頼」が強固になっていること。

 前にも後ろにも進まない説明なんて、ごめんだ。
 わかるだけの説明なんてごめんだ。生徒がエナジーを得られなきゃ0点。
 
 さらにそんなことなんかよりも、大事なこと。2つ目。
 
 生徒が「師匠…!あんた、天才!」と思うと同時に、

 生徒が、 「しかも、お、俺の脳みそもやるもんだなあ…!」とも思えること。
      「で、できるもんなんだなあ、俺も。」とも思えること。

 つまり、説明の度に、「自信」「いい予感」が芽生えていること。

 もちろんそれは、顔に出るからすぐわかる。
 クールさを装いながらも、モヤモヤが晴れてる喜びを隠せない感じ。

 なんというか、こちらが、くすぐったくなるような表情をする。
 実際、ゾクゾクして、背中の左側がかゆくなる。
 
 ワールドカップみたいなゾクゾクとは違うが、
 与えてくれる興奮は、確かに、リアルだなあ。
 
 では、今日のコツ。共にご唱和ください。
 周囲に人がいたら、…小さな声で。

     ↓    ↓    ↓

 「“わかりやすい”レベルの説明を、私は超えるぞ。
  今日から、私の説明が与えるインパクトは、こうだ。
  “すげ、あんた天才!”と、“すげ、俺も天才!?”だ。」
  

 学びを探そう。
 今日もここから最低2つ。
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 参考。
 今日のような説明をするときには、この心構え!
 「結果を分ける51%」
 これを読んでも、
 あなたなら、きっと怠慢には繋がらないだろうから。



2006年05月15日

プロもバイトも、家庭教師の空気を。

 真剣さを恐れてはいけない。
 大丈夫。
 最初は生徒は戸惑うかもしれないが、
 その空気を「快感!」と思ってくれる日はきっとくる。
 そしたら、あなた、家庭教師ヤメラレナクナルヨ(笑)。


 高校生ならまだいいが、中学生は本当に大胆な行動が取りづらそうだ。
 彼らが周囲に、少しでも外れたことをすると、
 ひやかしの対象になったり、ドン引きされてしまう。
 
 「真剣になる」ってことが、できにくい。
 「本音を語る」ってことが、できにくい。
 「本気を出す」ってことが、できにくい。

 我々大人のように、
 言いたいことを言いながら、分別ある仲間に囲まれ、
 真剣な語りも交えながら、心を(ある程度でも)開き、
 のびのびと生きていっている、
 そんな中学生は、
 僕の皮膚感覚で言えば、10%位だと思う。

 でも、皆さんの中学、高校時代を思い出して欲しい。 
 僕らは、真剣、本気を求めていたんだ。

 毎日が真剣だらけである必要なんて、ない。
 でも、週1回、2時間、
 「自分を出し切る」ことが許される空気を用意することは、
 あなたの、僕の使命だ。

 確かに、学校祭や、ホームルームの
 「本気っぽい空気」を見れば、大人である我々は、満足してしまいがちだ。

 「いいねえ。青春だねえ。一生懸命は美しいねえ。戻りたいねえ。」と。

 でも、一時のイベントでのパフォーマンスになら、一生懸命になれても、
 日常に戻ると、イベント直前並みの真剣な語り、行動は、
 「うわ、サムっ。」とジャッジされてしまうことも多い(悲しいなあ)。


 指導日。
 「アホたれ。俺はできるまで付き合うぞ。
  あんたっていうおもしろい人間とこうやって関わってる時間が、
  楽しくて仕方がないんだからな。」

 生徒がハッとした顔をする。
 我々大人なら日常茶飯事なこの声かけも、
 ボディタッチを伴った語りさえ、彼らには新鮮なんだ。
 
 たいていの中学生(特に中2男子のできない子)にとって、
 おっかないのは、失敗することなんかじゃない。

 自分の才能をのびのびと開花させることを恐れている。
 自分がいかんなく輝くことに、ビクビクしている。

 せめて2時間、「いい空気」を作ってやろう。
 
 あなたが作る時間は、
 生徒にとって、マジックみたいな時間になるんだ。


 「なぁ〜に、ビビッってるう!
  いいよ。アンタの才能、爆発さしちまえよぅ。」

         ↑僕がする生徒への声かけの例?   
           いえいえ、これは、あなたへの声かけ。


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