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トライ&エラーでつかんだ指導法などを書いております。
家庭教師のチカラ向上の参考にどうぞ。

トミナガの指導風景をのぞいてみる

2005年07月12日

脱・生徒のダメダメ感

 言葉を与える。
 僕は、生徒にも平気で難しい言葉を使います。
 
 特に、雑談の時。

 生徒をきりきり舞いさせます。
 かっこつけて言うと、
 知的っていう名の海で泳ぐ姿をみせつけるんだ。
 
 海のでっかさを感じさせる。

 あこがれをかきたてるのだ。

 生徒「なんか、自然とかを学ぶときに、
    詳しく理由を探っていくとかってのは、
    つまらないんよね。
    理由がわからないって所の方がおもしろい。
    そう思わないっすか?」

 私。
 「なるほど。俺ね、最近、National Geographicを観たのよ。
  ライオンVSハイエナ。おもしろかったよ。
  ハイエナがライオンとどう関わって生きてるかとか、
  ハイエナってのはね、実は…(べらべらしゃべる)。
  あ、でも、中学生には、つまらないか。
  大人だから、おもしろいのかもなあ。」

 「いや!それは、とってもおもしろい。
  動物の番組は、かなり楽しい。
  俺たちが普段そのままにしてる疑問の理由を詳しく見るのは、
  おもしろい。
  ああ、理由を探るのもつまらなくもないなあ。」

 私「うーん、あんたもアンビバレンス。」

生徒「…!! 何その言葉!?ちょっと辞書、辞書。」

 私「中学生が作文でそんな言葉使うなよ。
   アンビバレンスなんて言葉使う中学生。怖えよ。」
 
生徒「いや、でも、横文字、かっこいい。」

 私「ふーん、そういう所は、プログレッシブ。」

生徒「ぷ、ぷろぶれっしぐ…?」
 私「progressive(わざと英語っぽく、早く)。」
生徒「プロブレッシグか…。」
 私「違う。プログレッシブだって。」
 
生徒「普段から、他のみんなもそういう言葉使い合うの?
   なんか、かっけーわ、いいわ、そういうの。
   深えわー。俺もなりてえわ。そういう風に。」

 私「だろ?俺みたいになりたくなった?」

生徒「なりたくないです(笑)。」

 …アンビバレンス。


 学びたいときもあれば、学ぶのがアホらしい時もある。
 でも、学ぶべ。今日もこの中から1つ以上。
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2005年07月06日

意識、芽生え。

そうさ。時に、意味は、いらない。

ゲラゲラ笑いながら、生徒は語る
(不登校で内気だと思ってたが、ホント成長したなあ)。

「あのさ、ダウジングってあるでしょ。
 あれ、すっげえおもしろい。
 この間さ、テレビでさ、あれでお金拾おうとして
 街を歩いている人いたんだよね。
 それが、すっげえ確率で拾えるの(笑)。
 街の中をあの道具持って歩いてんの!」

 ダウジング?

 ほれ、あれです。
 両手にL字型の金属棒みたいのを持って、
 金属棒が動いたら、何かあるぞ、っていう、
 宝探しに使う(?)いかがわしい道具。

 そのトークの後、興奮を急にクールに変えて、生徒は、一言。

 「…先生。俺ね、なんか思うさ。
  別に物事に理由とか、意味とかなくたっていいと思う。
  ダウジングの根拠とか理由とか、わかんないけど、
  そういうのって、なくていいんじゃないかって思う。」

 「ほう…。」

 「なんつーか、そういうミステリーって感じの部分っつーの?
  ああいうのは、それはそれでいいって感じ。
  ああ、何て言ったらいいんだ。」

 「行動で得られる結果を楽しむ時と、
  行動そのものを楽しめる時がある。
  ミステリー。解かれる過程が大好きな時もあれば、
  ミステリーの存在そのものが大好きな時もある。
  恋の進展の1つ1つのプロセスより、
  恋している状態そのものが大好きって時がある。
  そんな感じってこと?
  ま、勉強もそういう側面があるってことか。」
 
 「くそう。…そうです。そういうことです。」

 
 意味。理由。一生懸命やっている時には、
 時にそれがどうでもよくなるときがある。大人も子どもも。

 行動で起こる結果、期待される結果なんかより、
 行動そのものをfunしてる感じ。
 脳みそが「Oh,快感。」と言う感じ。

 確かに、それだけじゃ、大人ではもちろん甘い。
 目的と得たい結果にフォーカスしながらの、
 行動でなければならない。

 でも、「funすることが、人生さ。」
 ってな具合なら、時にこういうのもいいだろう。
 「人生の意味」ってやつと平行線をたどりながらも、
 たくましく進む。
 振り返った時に、ま、花くらいは咲いているだろう。

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2005年06月13日

勉強前の儀式

 まずは、この事から伝えねばなるまい。

 土曜のメルマガを読んでくれた、あなた。ありがとう。
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 あなたの、非傍観者意識は、↑こういう結果を生みました。
 
 さて、
 51%の責任感を互いに持てるような関係。
 これを目指すのが近道です(←何回目?)。

 責任感の強いあなたの場合、
 自分が100%の責任を負おう、とするよりも
 上記のように考える方が、バランスがとれますよ、きっと。

 えーと、じゃ、僕の場合の例。あくまで私の例です。

  「指導中は、俺も全力を出すけど、
   それだけじゃ、最強コンビって生まれないのよ。
   あんたも、俺を盛り上げてくれ。頼むよ。」
 
 その声かけをして、2週間後くらいのこと。

 私が生徒の家に行くと、
 生徒は、たいてい音楽を聴いています。
 コンポから音楽が流れています。

 うん、普通の中学生だ。


 しかし、
 ある日を境に、今も続いている事。

 僕が生徒の家に行くと、
 
 いつものように、音楽が流れている。

 が、 …ん?

 なんと。

 いつも僕が好きだと言っている人の曲が流れているようになった。

 前回なら、ミスチルの「天頂バス」。

 いつも。 

 …このサービス精神!

 生徒は、僕に、「先生のためにこの音楽をかけてる。」なんて
 野暮なセリフを決してはかない。

 何も言わない。

 …この男前っぷり。

 たいした男だ、お前は。どこで学んだ?その思いやり。

 これだから、やめられない。


「なるほど。ならトミナガにも今日ダメ押しのエール送ったろう。くらえ。」
          ↓
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          ↑ひいい。ありがとうございます。精進します。


2005年05月30日

言葉の向上止まらぬ。

「すいません、聞たいんですけど。」

昨日、街を歩いておりますと、
話しかけてきたのは、男女のカップル。

言葉がたどたどしいのは、香港からいらっしゃったからだと言う。

こ行きたいんです。」

見せてもらったのは、
広東語(多分)で書かれた札幌のガイドブック。

はて?「札幌工場」?
(30秒後)ああ、サッポロファクトリーの事か。

なるほど、道を教えて欲しいらしい。

私が家庭教師先で言っている事は次のことだ。
1つ。勉強は、楽しんで一生懸命やること。
1つ。勉強ができないことを人のせいにはしないこと。
1つ。勉強ができるようになったら、
   君と同じように悩む人を男前に助けてあげる事。
   (↑最後のは、必ず伝える。「指導法」をお読みの方へ。
     これは、本人の理想像を高めるためでもあります。)

というわけで、こうなると、道を教えないわけにはいかない。
(どうだ、生徒よ、やはり男前だろう。)
サッポロファクトリーなら、進行方向も途中まで同じだ。

「途中までなら、ご案内しますよ。」
「ありがとうございます!」
「どちらから、いらっしゃったんですか?」
「香港です。」
「日本語はこちらで勉強なさったんですか?」
「いえ、オーストラリアで。」
「うえー、お上手ですねぇ!」
「いえいえ、私の日本語はまだよくないです。」

カップルの女性が男性に広東語(たぶん)で話しかける。
そして、男性は僕に。

「やっぱりあなたに話しかけてよかった、って言ってます。
 親切であるように見えた、と言ってました。」

どうだ。聞きましたか、道行く札幌市民の皆様。
俺の仲間に200回は聞かせてあげたいセリフ。

優れた日本の映画だって、国内より海外で先に評判になるのだ。
僕も香港に引っ越そう。

この話を生徒に聞かせる。
生徒は、また1つ俺を尊敬するはずだ。

生徒「すごいっすね。」
 私「そうだろう。」
生徒「…言葉だけじゃなく、お世辞もうまい(笑)!」
 私「そっちかよ。」
生徒「(申し訳程度に)ああ、先生も親切(笑)。」

生徒の言語的能力が向上しすぎるのも、僕の悩みだ。

最後に、お読みのこのブログ、月曜の順位こちら。

追伸
 メールくださった皆様ありがとうございます!
 返信、もう少しお待ち下さい。


2005年04月08日

進化を逃すか?

単語力が決定的に足りない生徒。
ワクワクを胸に取り組んだプロジェクトの成果。


 新中3の不登校の生徒。

 単語400をつめこむプロジェクト終了。
 1週間前は、「1日10個も覚えられないのに。」と嘆いていたが。
 
 「こんだけ、やったこと、ない。」と言い切る彼。
 
 私「どうだ、これ?あきれるなぁ。400だぜ、おい。」
 生徒「馬鹿じゃねえの、俺(笑)。」

 さて、ここから僕の仕事だ。
 一通り覚えた後、中2の時の問題集をちらり見せる。
 この瞬間を待っていた。
 400覚えた暁には絶対、問題集をみせるつもりでいた。
 
 生徒「…わからない単語が、ない。」
 
 そう、中1から不登校だったため、彼は文法の説明の前に、
 例文の単語がわからなかったのだ。

 He likes Japanese food. っていう三人称を教えようとしても、

 「likeがわかりません。」というレベルだった。

 主語が3人称なら、動詞にsがつくことは知っていても、
練習問題はできない。単語力がほぼゼロだったからだ。

 こうなったら、恒例のプロジェクトを実行するっきゃない、
と思ったわけです。
 というわけで、400の単語の暗記大会。

 私「invite!」 生徒「招く!」 
 私「意見!」  生徒「opinion!」

 のんびり屋で、反応が遅い子だったので、
「あ、脳みそが使われていない!いい意味で
 のしんどい思いを脳みそにさせてないな。」と感じていたが、
 反応も早くなってきました。
 客観的ではない言い方ですが、
 皆様の解釈の力を信じて書かせていただくと、
 「くもの巣がかかりかけてた脳幹に、ガツンとドロップキック。」
 というイベントになったようです。

 とは言え、なかなか出てこない単語だってある。
 記憶を深化させていくのは、これからでもある。

 しかし、今、ここで問題集をちらちら広げながら、
 ここ1週間で起きた進化を楽しんでいる彼を見てると、
 「いい経験しました。やってみるものだ。」
 という気持ちで満たされているようで、こちらも満足。

 「一生懸命やってるつもりですが、変わりません。」というあなた。

 「生徒は、ここ一週間で何ができるようになっているんだ?」

 この質問に、具体的なレベルで答えられるようにしましょう。
 「単語30個覚えた。」とか、
 「受け身の形のなんたるかぐらいは説明できるようになってる。」とか。

 それが答えられたら、次は、「この進み具合で、大丈夫か。」だ。

 それにYesと答えられたら、次は、共に進化を楽しもう。

 先週の金曜日。あなたがこのブログをもし見てくれていたとして、
 その時から今日。生徒はどう変わっている?

 もし語れなかったら、今日からやればいいだけの事。
 あなたの得意な、ウキウキ、ワクワクの企画を立てるときだ。

 札幌の桜が咲くまでに、どうなっているだろうか。
 春だ。あなたへ。今一度、生徒の進化にときめこう。
 
 …もちろん、あなたの進化にもときめきましょう。


このブログの進化(?)。↓このくらい。
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復活時は170位くらい。今は…。感謝、感謝。

2005年04月04日

空腹のスパイス

私の生徒、不登校の子。背は小さい。

会った当時、
この子の特徴の1つは、食が細いことだった。

「エネルギーがない」と周囲から言われていたのもうなづける。
「なんていうか、欲とかも感じられないのです。」

彼からも、
「したい事はない。」「無理はしたくない。」「腹はそんなに減らない。」
なかなかのファーストコンタクトであった。

現在。最近のヤツはこうである。
指導中に「先生、エネルギー切れ。だめだ、腹へって気力が…。」

「だから、言ったろ。俺が来る前に何か食っておけって。」
「食べよう食べようと思って、そのままにしちゃったんだもの。」
「おめ、始まって15分で、“気力が…”って言われちゃ、打つ手ねえべ。」

教訓。
次回より、念のため、食べるものを持参する事とする。

今日配信のメルマガにて、指導中のうまい空気づくりのコツを取り上げました。
「うまい空気」が築けても、お腹は満たされないようで。

とはいえ、指導先のお母さんが休憩中に差し入れてくださるお菓子と紅茶を、食欲むき出しで「うまいうまい。」と食べるようになったヤツを見ていると、悔しいがほほえましい。

僕はここで何か気の利いたセリフを言おうとしていた。
そう、俺はここでうまい事が言えるはずだ。
おっ、思いついた。こんなのはどうだろう。

「実感しろよ。空腹こそ最高のスパイスだ。」

これでどうだ。マークトウェインも真っ青の簡潔な物言いだろう。
よし、決まり。生徒よ、感動する覚悟をしろいっ。

これから生徒の尊敬を一手に集める、そんな決めゼリフを吐くべく、
ノドをしめらせるために紅茶に手を伸ばす。
マグカップを手に取ったままセリフを吐くことにしよう。
そうだ、アル・パチーノみたいなダンディーさで。

カップに注がれた紅茶。
育ちの悪い僕は、
ローズヒップティーというものがどういう味がするのか知らなかった。。
カップを手に取り、一口飲んで、話を始める。

「おい、実感しろよ。空腹こそ最高の、…ん?酸っぱいっす。これ。」

…カリスマとなる瞬間はまたしても通り抜けた。  

そしてこちらは、
今日の私の現在地。見届けてやってください。
ブログランキングでのこのブログの位置
メルマガも読んで下さった方、ありがとうございます。
皆様のおかげで今日も続けてます。どうか、末永くお付き合いください。


2005年02月18日

いくないねえ。

「この子は外へ出ません。」
「実は、トミナガに家庭教師をお願いしたいのは、
 もちろん、勉強のこともあるんだけど、それに加えて、勉強以外
 の何かを与えてほしいんです。でも、言うのは、簡単だよね。急
 がなくていいんです。どちらもうまくやってくれれば。」

 不登校の家庭教師を依頼された当時、複数の人にこう声をかけて
頂いた。

 そして、今回の学年末。休日に2週間にわたって、
 なんとヤツは俺にデートを申し込んでくる。こっそり。

 2人で会議室にこもって、僕は仕事。彼は勉強。
 2週にわたって休日の外出。

 「…槍がふるぞ、これは。」親との会話。

 私「まだ序章かもしれませんよ。
   槍がふるのはこれからです、きっと。」

 
 バレンタイン。友の出演するコンサートへ。
 「トミナガ、これ。チョコ。私のお母さんから。」

 …お前のチョコはどうした。
 
 夜。別の友の母の喫茶店にて、
 「あら、トミナガ君、はいソフトクリーム。おごり。バレンタイ
  ンだからね。」

 …ああ、そうさ。昔からそうなのだ。
 俺の魅力なんて、中学生男子と熟女にしか、見えないものなのだ。

 俺が同世代の人たちにモテる日。
 そんな日がくると、槍はきっと降る。

 生徒にその事を誇らしげに告げると、慣用句に疎いヤツは一言。

 「先生、空から槍は降りません。」

 こういう時のヤツは、妙に説得力を感じる。


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今日も最後に、チラッと見届けていってください。

2005年01月27日

コストヲハカレ

指導先の子に「勉強教えて欲しい。」と頼まれる。
子どもの彼らにもコスト意識は、ある。
コスト意識をちょこっとだけ刺激し、意欲をかきたててみると…


定期テスト前ともなると、生徒から電話が鳴る。

デートさせられるのだ。

「あの、勉強見てもらえないでしょうか。
 こんどの日曜日、図書館に行くんだけど、
 できれば、いてくれれば、いいなあ、なんて、
 思ったり思わなかったりして…。」

うーん、まあ私もたまに図書館でやりたいこともある。
まあ、行ってもいいけど、どうしようかなあ。

「先生、自分、缶コーヒーおごるよ。どうっすか?」

う…。こいつ、俺の動かし方を知ってる。
あっさり、承諾。
(ネタのように書いてしまいましたが、やっぱり子どもにもコスト
意識ってのは有効なものですよね。缶コーヒーおごってでも見てほしい。
痛みを自ら負うことで、勉強に向かう姿勢も少し変わる、という意
図も持ってるんですよ、一応。)

120円の痛みを勉強に反映させるべく、彼は私と図書館へ。

図書館にて。休憩後、昼飯おごらされる。
ハンバーグ定食800円也。

…やつは、大物になる。

今日もタイムリーな学びを。…それとも、見逃しますか?
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2004年12月23日

Santa Claus is coming to my bed.

メルマガ第6号、今日発信しました。
コーヒー片手にご覧下さい。


世の中、クリスマス。
昨日、指導日から帰る途中。
担当している生徒のお母様。

「あ、あの、これ持って行って下さい。」

すてきな、すてきな
クリスマスカードと、なんとプレゼント。

マグカップ。描かれている、ふくろうは幸せの象徴なのだそうだ。

感謝、感謝、感謝。サプライズ。
本当に、ありがとうと伝えても伝えきれなかったです。

このカップ、カードを選んでいる過程がうれしいじゃないですか。

担当してまだ日の浅い、こんな家庭教師に、ハッピーを分けてくれて感謝。

宣言。
クリスマス前日。私は、包みに入ったこの袋、枕元に置いて寝ます。
クリスマス当日。朝、起きた私の枕元には、この袋が。おお、ハッピー。

幼少期依頼の、「起きたらクリスマスプレゼント」。

…いいのだ。文句は言わせません(笑)。

ジャック・プレヴェールの「夜のパリ」なんかよりも、
グッと、現実味のある夜。暗闇に感じる幸運のマグカップ。

皆さん、ありがとうございます。ここまで来ました。
今日付ブログランキング。このブログはここに。
  ↑今の現在地、見届けてやってください。