2010年01月

2010年01月31日

老いてゆくものと・・・

昨年末のことでした。


その大型犬は、ゆっきんと同じ7歳でした。


わたしは2年振りの再会でした。


まだまだ若い年齢の犬は、わたしの記憶にある姿とは全く違って、病気で寝たきりになりオムツを付け、7歳とは思えないほどに衰弱した姿になっていました。


輝いていた巻き毛は艶もなく、オスらしくどっしりとした体格はごつごつと骨張り、優しく愛らしい瞳は動くこともなく色を無くし、その姿は本当に別犬のように変わり果てていました。


飼い主のご夫婦は高齢者で、お2人共が持病を持ちながらも愛情をもって愛犬の看病をされていました。


痩せ細ってしまった身体でも1人で抱えるのは無理で、一日数回の排便時には2人で抱えるのがやっとだったそうです。


ご飯も軟らかく煮た手作りのものを愛犬の口に少しずつ入れ食べさせていたそうです。


でも昨年末、頑張っていたけれどもうどうしようもない、限界です・・・と連絡がありました。


そして、安楽死を決心しました。


でもご主人は、『 最後の姿は見たくない、死んだとは思いたくない、嘘でもいいから誰かが引き取ってくれたと言ってほしい 』...そう言って最後の時に立ち会うことを頑なに拒みました。


そればかりか、身勝手な言葉を次々とぶつけてきました。


でも、それがご主人の本心だとは思いませんでした。


奥さんは、『 この子は私が連れて帰った子だから私が行きます 』 と1人で見送ろうとしていました。


でも、当日になってご主人は立ち会うことを決心してくれました。


それは、遠くで暮らす娘さんからの電話がきっかけでした。


『 さっ行こうか、今までありがとう・・ありがとうな、ちゃんとお父さんが付いて行くからな、寒くないようにして行こうな。 』 そう言って何度も何度も涙を拭いながら愛犬の身体を撫でていました。


2本目の注射が腕から入り、それからすぐに大きな呼吸を1回して、それが最後でした。


その姿はとても安らかでした。


『 先生、もう逝ったんかえ、そうかえ・・・呆気ないもんじゃなー、苦しかったろう、楽になってよかった。 』 ...ご主人の声が振るえていました。


『 親の葬儀でも泣かんかったのになー 、ちゃんと見送れてよかった、ありがとう 』 ...気難しい頑固なご主人が目を真っ赤にしてそう呟きました。





愛犬は、ご主人が思い病気になった時に、奥さんがペットショップで見付け家族になりました。


それから歩けなかったご主人も徐々に回復したそうです。


ご近所の小学生の登校時間には、毎日ご主人と通学路に立って子供達を送り出していたそうです。


たった7年間を過ごしても、家族にも周りの人達にもたくさんの思い出を残してくれていました。





奥さんはわたしと会う度に必ず愛犬の話をしてくれました。


いつも嬉しそうに話してくれました。


だからだと思います、わたしが連絡をした時に、あなたにだけは知られたくなかった・・・と声を詰まらせていました。


優しくて切な過ぎる言葉でした。


最初にご主人が見送るのを拒んだのは、きっと老いて行く自分と愛犬との姿を重ね、先に逝くことを受け入れたくなかったのだと思います。


寄り添い支えてくれた愛犬の存在はとても大きくて、いなくなることがとんでもなく辛かったのだと思います。


それは当事者にしか分からない淋しさ・・・・・。


あれからもう1ヵ月が経ちました。


お2人でどんな日々を過ごしてるだろう・・・・・。


会いに行こう。





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ご近所のお婆ちゃんが愛犬と一緒に散歩する朝の風景。


車の通りの少ない田んぼ道を愛犬と一緒にゆっくり歩く姿。


どちらが先に行くこともなく、歩くペースは一緒。


時々立ち止まって愛犬に話し掛けてたりしていて、すると愛犬は嬉しそうにシッポをフリフリ揺らしています。


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それはわたしが幼い頃にも身近で見ていた光景でした。


その頃は何を感じることもなかったのに、今は何故かとっても懐かしい。


大切な何かを忘れそうになった時には、ふと思い出し安堵感に浸れる優しい記憶です。


そう感じられるのは、殺伐とした今を生きていているからなのかも・・・・。


これから先もいつの時代になっても、老いて行くものと寄り添い生きるその光景は、変わらずにやさしいままであってほしいって思います。











ゆっきんママ

2010年01月17日

TIKI LOVEラナっ子撮影会

ラナっこ


今日は、TIKI LOVEっ子 生後40日過ぎの恒例行事 『 初めての撮影会  』 でした。


もぉー言葉なんていりません、見ているだけで笑顔になれるラナっ子たち*^^*

あまりにも可愛くって、言葉にならない代わりに何だか涙がポロポロ。

親戚のおばちゃんになった気分^^;

だってね、ほんとに可愛いんですってー*^^*


撮影した一部ですけど、可愛いラナっ子たちをお披露目しまぁーす

 

  ラナ


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まだまだ寝るのがお仕事ですからね^^ 撮影会が始まってから10分後にはもぅアクビの大合唱が始まりました。

これがまぁ〜可愛ぃーい

コロリと寝たところでここぞとばかりにチュー攻め


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可愛いラナっ子たちの犬生が幸せに満ちたものでありますように・・・。


やっやばい  また涙が・・・・・








ゆっきんママ



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2010年01月14日

大好物のうずらミンチ

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犬にとっての8歳って最初の節目になるそうです。

てことは、ゆっきんは節目の年ってこと。

もう8歳かぁー・・・なんだかなぁー・・・・。

8歳を過ぎれば10歳、13歳・・・と節目がやってきます。

一年があっという間に過ぎてしまう分、いろいろと今まで以上にちょっとしたゆっきんの変化に敏感になりそうです。

そうは言っても変化はストレスになることもあるし、多分何をどう変えることもないんだろうけど、一日一日が身体に優しくあるように、先ずは食事と生活リズムを少ぉーしずつ変えて行こうと思ってます。



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ゆっきんご飯食材の牛さん、鶏さん、豚さん、馬さん、鹿さん、カンガルーさんに、最近うずらさんも加わりました。

このうずらさんは、ゆっきんが大好物の 『
こだわりうずら卵のタイデスさん  』 で取り扱っている骨入りうずらミンチで、タイデスさんに直売されている生産者のクウェールコスモス農場さんから直送してもらえるようになりました。


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もちろんミンチだけでなく、うずら丸(骨付き、頭足付き)とうずら卵も直送していただいてます。
(※頭と足の付いたうずら丸の写真は苦手な方もいらっしゃるので今回は載せるのやめました^^;)

ゆっきんはうずら丸は無理みたいなので^^;一度挽きの骨入りミンチ1kgを8等分して使っています。


元気で運動量も多い今の時期は、日頃より少し多めです。




クウェールコスモス農場さんは、水、エサ、堆肥、土づくりに拘ってうずらを育てているので、用心深いゆっきんでも美味しそうにパクパク食べてくれます。

ワンコに良いものはお仲間さんにも是非お勧めしたいので、『  うちの子のご飯に!  』 とお考えの方は是非ご注文下さいませ。

ちなみに、うずら卵(一箱30個入り)は明日15日(金曜日)入荷、うずら丸とミンチの次回の食肉処理日は2月8日(月曜日)ですので、入荷は11日(木曜日)となっております。

うずら丸のご注文は2羽から、ミンチは1袋(1kg)から、うずら卵は一箱(30個入り)からお受け致します。


クウェールコスモス農場さんの拘りをブログで皆さんにもご紹介したいのですが、長ぁ〜くなりそうなので、しっかりまとめてからまたブログで紹介させていただきますね。

タイデスさんのHPでも紹介されていますので是非ご覧になって見て下さいね^^








ゆっきんママ



2010年01月13日

ふわふわ雪とゆっきん

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よーいドン! で玄関ドアが開くと 『 ぅわぁーーーーっ 』 って喜ぶゆっきん。


真っ白な庭一面にゆっきんの足跡だらけ。


どんだけ嬉しいんだかぁ〜 *^^* ほんとに可愛い。


明日もまた積もるといいね。





ゆっきんママ



2010年01月11日

新年最初のセミナー

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昨日10日(日曜日)は今年最初の本村先生セミナーでした。

今回は市内県内と、遠くは福岡や東京、大阪のお仲間さんも参加して下さって、会場は少し狭かったかなぁー^^;



セミナーの内容は 『 知っておきたいガンのこと 』・・・・ほんとにガンのことを知っているのと知らないとでは、これからのゆっきんとの生活に大きな差があると気付かされたセミナーでした。



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犬や猫がガンにならない為のあれこれ、ガンになってしまった時のあれこれと、今までにない情報がとっても新鮮です。







・・・・・が、やっぱり専門的なだけあって真剣集中!

以前に確かに勉強している痕跡(赤線)が教科書のあっちこっちにあって、なのにやっぱり専門的な内容だけあって、わたしのおバカなお頭では少々難しく、 帰ってから教科書とノートとニラメッコ

でも、勉強もメラトニンのゴールデンタイムに入る頃には終わり*^^*

昨夜は、参加されたお仲間さんは皆さんきっと同じことをされたんじゃないかなぁーと^^ねっ。

あ"ーーーーしかし、頭は使わにゃぁ〜固まっちまう ・・・勉強しよっ^^;




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終了時間を少し過ぎてまでも直子先生がお話して下さったこと・・・・・胸にキュゥーンときて涙がポロポロこぼれました。

そばにいるのに気付けなかった愛犬の想い、忘れていた大切なこと(約束)、ちゃんと確かに理解できると確信できた言葉(会話)、・・・直子先生の言葉と一緒にゆっきんの表情や姿が浮かびました。

決して嘘はつかず素直な心で愛犬と向き合う大切さを、また直子先生に気付かせていただけました。

新年を迎えて最初のセミナーは、いつもの様に伸子先生のオチャメな発言に大笑いし、直子先生の心が優しくなれるお話に涙し、お仲間さんの元気な笑顔にホッとした、そんな優しく温かい時間になりました。


お仲間の皆さんはどうでしたか?





一つの症状(病気)についてのセミナーは今回が初めてで、次はアレルギーだったり股関節だったり、また本村先生よりゲストをお招きした特別セミナーだったりと、これからもより深い内容でのセミナーを定期的に開催されます。

お楽しみにぃー *^^*








ゆっきんママ



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2010年01月01日

2010年 元旦

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あけまして おめでとうございます。


今年も愛するワンコたちにとって、お仲間の皆様にとって、たくさんの笑顔に触れ合える 『 笑顔の年 』 でありますように。


平成22年 元旦


060104aお年玉くれ!コギPOP



ゆっきん&ゆっきんママ