前回の更新から2週間以上経ってしまいました
相変わらずアパート⇔アトリエの毎日ですが日々楽しく過ごしております!


さてさて、GWは似顔絵のお仕事と制作でスペシャル感のない連休だったのですが、週末は大学のプロジェクトに参加して山形県大蔵村の肘折温泉というところへいってまいりました。
とはいえhijioriこれも、お仕事の一つではあるのですが、温泉街ということで行く前から大変楽しみにしておりました。
この「ひじおりの灯」は4年前から大学の美術館企画構想室と肘折温泉の実行委員(?)の方を中心に夏の間に行われるアートプロジェクトで、芸工大生の有志がそれぞれ肘折の旅館やお店の軒先につける灯籠を制作するものです。
5月7・8・9日の3日間の取材合宿で担当旅館さんとの打ち合わせ、スケッチ、構想発表とかなり過密スケジュールであったと思います。



初日は『肘折を知る』ということで中心部探索や周辺をバスで案内していただきました。初めて訪れた地ではありましたが、なんだかとても懐かしい気持ちになれる素敵なところでした。
肘折巡りが終わると参加者全員で「湯の里ひじおり」というこの土地のドキュメンタリー映画を鑑賞。この上映会によってここに住む方々の肘折への想いを知ることができ、灯籠制作へのモチベーションがググっとアップしたような気がします。

その後一人一人バラバラに分かれ旅館さんのところへ。
私が灯籠制作を担当させていただくのは
「四季の宿 松屋」さんという、「洞窟の湯」という洞窟の中に温泉が名物のお宿でした。実は、最初に温泉街を探索した時に「洞窟の湯に入ってみたいなぁ」と思っていたので、とても嬉しかったです。
インタビューをさせていただいた社長さんもとても親切な方で灯籠のモチーフの資料をたくさん貸して下さるなど、大変ありがたいおもてなしを受けました。
そして、その後すぐにイメージが沸き、忘れないうちにバァーっとアイディアスケッチにを描き留めることができたので、初日は安心しきって眠りにつくことに・・・・・・・


二日目は快晴のため絶好のスケッチ日和でした♪
前日イメージしたものにあわせて近辺のあるものをスケッチ。

夜は肘折ホテルで地元の方を交え、プロジェクターを使用した構想発表会!
構想発表日本画の大学院生だけではなく、版画・洋画・グラフィックの大学院生やテキスタイルの学部4年生など、他分野の学生も参加していたためバラエティに富んだ大変興味深い発表会でした。
今から点灯式が楽しみです。




なんだか長くなってしまったので  つ・づ・く