メンタルづくり
2017年05月18日
セルフカウンセリング『ドラマを見ることで得られるカタルシス効果』
少なくとも私はそう思っていました。どちらかというと治療とかそういうイメージがあったのですが、
実際にカウンセリング体験をしてみると、未知のことに挑戦したり、つらい状況でも最善の選択をするために必要な、強い心を持ち続けるために誰にでもできる心のメンテナンスだということに気が付きました。
海外に住んでいたり、小さい子供を育てることはとても大変なことで、心が折れてしまうことがあると思うのですが、このセルフカウンセリングの方法を知っているだけで、少しずつ状況は良いほうに変わっていくと思いますよ。
今日は私自身のセルフカウンセリング体験とその方法についてお話したいと思います。
アメリカ留学中は、いろいろな国籍や背景の人とルームメイトになったのですが、一時期(一年ぐらいかな?)日本人のカウンセラーの人とルームメイトになったことがありました。
まだ20代前半だったので悩みも多く、また初の海外であったので成績や、人と自分の能力や性質を比べて落ち込んだり、気持ちが不安定になることも多かったのですが、このカウンセラー兼友人に話をしっかり聴いてもらった一年間で、あらゆる難解だったバラバラになって存在してた問題が一気に解決しました。
この友人は人の心の闇を鋭く突いてくるので、私は彼女を『モグロフクコさん』とよばせていただいています(笑うせえるすまん、わかりますか(笑)?以下、略してモグロさん)
そのモグロさんとは同じ大学に通っていたので、一緒に散歩に行ったり、寝る前に話したり、それはもうしょっちゅう話をしていたんですが、その中でいろいろなセルフカウンセリングの方法を教えてもらいました。
昨日、たまたまこのモグロさんから教わった『ドラマを見ると心に知らず知らずのうちにたまっていて、自分の言動にも深い影響を及ぼしている傷やわだかまりが浄化される』という話をしていて、モグロさんのことを思い出したので、ネットでドラマの効果について検索してみたところ、やっぱりありました。
もし興味を持っていただいた方がいましたら、こちらの『【ストレスの心理学】カタルシス効果で不満や怒りを浄化させる方法』の記事ぜひ一読してみることをお勧めします。催眠術師コーヒーポットなんてかなり怪しいユーザーネームですが、言っていることはモグロさんに教えてもらったこととしっかり合致していて、とても参考になります。
過去の傷やつらい気持ちは、そのまま放っておくと小さくなったり忘れているようで、しっかり心に残ってます。でも気づかずにそれと一緒に生活しているのが普通になって(肩こりに気が付かないで生活しているような感じ)、それがつらいとすら気が付かない時があります。でも解消される方が絶対いいんです。
それらが蓄積されると、体の不調がでたり、病気になることもありますから、特に小さい子供のお母さんはおろそかにしてはいけないと思います。
ドラマを見たり(音楽もそうかな?)することで、そのようなモヤモヤした感情や引っかかりを浄化してあげること、例えば主人公と一緒に涙を流したりすることによって浄化することができることを、心理学の用語で『カタルシス効果』というそうです。
あの時満たされなかった気持ちを浄化することで心が軽くなります。
私は子どものころ、感情を押し込めるような典型的な抑圧型の子どもでした。自分の好きなことを興味のないふりをしたり、本当は興味のないことを父親の価値観に近そうなものを好きになろうと無理をすることばかりでした。自分とは正反対の性格のふりをしたり。今から思うと本当に(誰も頼んでないのに)かわいそうだなぁと(笑)。
父はとても男らしい(時代劇の主役によく見るような単純で力強い)性格で、私も(今から思うと滑稽なのですが(笑))きっと父のようになれると信じていたし、それを理想として目指していました。
ですから父の基準に(勝手に)合わせて、『ドラマのようなチャラチャラした、めそめそとしたものは見ない』とか、『流行歌なんて、音楽なんてなんて時間の無駄』『料理とか手芸とかそんなチマチマしたことはバカバカしいことだ』(←これらも父がはっきり口にしたわけではないのですが)とか決めてかかって、正直ドラマ(特に恋愛もの)や料理や音楽を馬鹿にしていたところがあると思います。
さらにそうして我慢している自分にも気づかずにいたのですが、モグロさんと話すようになってから、ようやくそんな自分に気が付きました。そのうち、だんだんいろいろな自分に対する制限みたいなものが解けてきて、張り詰めていた糸がプツリと切れたように、誰とも話さず、時間が許す限り(実は好きだった)音楽をひたすら聞いたり、ドラマや小説をひたすら見続ける日が続きました(ドラマや小説は父が否定しそうなジャンルなので、今まで避けてきていました(;^_^A父の影響で大河ドラマや社会派ドラマはよく見ましたが(笑))。
またモグロさんの勧めで、心に浮かんだ過去のことをなんでも書いてみるという作業をしてみることにしました(子どものころ母とケンカして言われた些細なこと、期待していたのに褒められなかったこと、好きだった人に言われて傷ついたこと、友達とケンカして言われたこと、自分が人にしてしまった嫌なこと、自分の性質が父と違うこと知るたびショックを受けていたことetc本当に何でも包み隠さず書きました。モグロさんによると、自分では大したことがないと思い込んでいることでも、実は覚えているということはもうそれだけで、心には大きな傷を負っていて、今の自分の考え方や行動に少なからず影響を及ぼしているのだそうなので、放っておくのはよくないのだそうです。)
そしてある日、まったく自分の状況も背景も全く関係のなさそうな主人公のドラマを見ていて(確か天海祐希さん主演の『水曜日の情事』だったと思います。)ツーっと涙があふれてきて止まらず、自分でもよくそれが何の感情なのかわかりませんでした。どんな場面だったか、全く覚えていないぐらいなのですが。。。
後でモグロさんから、これがいわゆる『浄化』だと教えてもらいました。その後浄化が一か月ぐらい続き、そのあとは心の中がすっきり晴れて、それから緑や道、水たまりなど、あらゆる身の回りのものが本当にキラキラして見えました。こんなことは初めてだったので正直まったくの不思議現象でした。
それからはあらゆることが簡単になって、すごく楽な気持ちで日々過ごしています。
人の言動で一喜一憂することもずいぶん少なくなりました。
過去の課題と向き合うことで、過去を書き換えることができるんだそうです。過去の出来事というのは、自分のとらえ方によって変わるので、自分の視点が変わると出来事も変わるというのです。もちろん、未来も変わります。この過去を変えられるということは、私にとって衝撃でした。
私のように(知らず知らずのうちに)サムライを目指していて、なりそこねたような (笑) 人はあまりいないと思いますが。。。お伝えしたかったことは、ドラマの効果はなかなかどうして、侮れないということです。
よくつらい時は人に話した方がいいといいますが、人はそれぞれ価値観が違って、『頑張って』なんて優しい言葉すら相手を深く傷つけたりすることもありますから、話す相手をうっかり間違うと手痛い目に遭うこともあります(笑)。
モグロさんに言わせると、人は相手に相談していると見せかけて、実は相手から自分の答えを探している、『ああでもない、こうでもない』と選び出そうとしているに過ぎないそうです。でしたら、人に話すより先に、自分自身を明らかにするほうがより答えに近いということですね。
今でもたまにドラマを見て浄化しています(笑)。感情は大人になると、邪魔なもののように見えますが、頻繁に引き出してあげないと衰えるそうです( ゚Д゚)
マイナスの感情も、ないがしろにせずに大切にしてしっかり包み込んであげてください(*^-^*)←怪しい宗教とかじゃないですよ~っ💦
今日もまとまりのない文に最後まで付き合っていただきありがとうございました(*^-^*)
私のこんな変わった経験が何かの参考になれば幸いです。
たかがドラマ、されどドラマです!
今日も一日素敵な日になりますように♡♡♡
2017年03月12日
異国での嫌な気持ちを乗り切るコツ
台中も中国語も0(ゼロ)からの人は、現地の生活の様子が気軽に見れることが、
心の支えになるようです。
私の友人で6年間台湾駐在をしていたブロガー(台中育児日記←お出かけ情報満載♪)がいるのですが、
以前、こちらにいるときに幼稚園や親子サークルをブログで紹介しているのを、
今、台中で子育てしているたくさんのお母さんたち見てこちらでの情報を得ていることに気が付きました。
こっちにくる前の人や、こちらにきたてだったりすると、こうしたブログの情報は時にライフラインにさえなるんだなぁと実感し、(もとブロガーさんの多くも帰国されたことだし、)それでこのおばさんブログを始めるにいたったわけなのです。
そういうわけで、今後も幼稚園情報や医療情報をはりきって発信していきたいと思うので(`・ω・´)ゞ
よろしくお願いします(^o^)🎵
おばさんのつらかったことや、失敗の経験、今まで誰の特にもなっていなかったのですが、
がこうした形で生かされることをとてもうれしく思います。そして、このこと気に気づくきっかけを与えてくれた
ブロガーの皆様、ありがとう♡
ところで、このお出かけ大好きの子連れブロガー、日本に帰国して一年になるのですが、
先日やっとこちらのおばさん特製の記念アルバムを手渡しすることができました(一年遅れで(笑))(^o^)
近頃はちょっと忙しくて、あまり凝ったものにできなかったのですが
喜んでいただけたようで良かったです♡
仕事やサークル活動などで忙しい時期と重なったりして、
すべての親しいお友達と、こうした形できちんとお別れできるわけではないのですが、
アルバムづくりは楽しいので、いくつかこれまでつくってきました。せっかくなのでご紹介します(^▽^)/
こちらは第一弾♪
この方はばおばおくらぶを紹介してくれたはじめての日本人のお友達でした(^O^)
第二弾♪ 手がかかる長男の子育てをいっしょに乗り切ったよき仲間♡
お元気でしょうか。
こちらが第三弾♪ 異国の地台中で4人の子育てに奮闘した肝っ玉母ちゃん♪
たくさん勉強させてもらいました。
せっかくできたお友達とお別れするのはつらいですが、
海外だからこその濃いお付き合いができることはとても素敵なことです。
帰国して会う機会はほとんどなくなりますが、彼女たちと過ごした思い出はこちらで過ごすうえでの
支えになります。
おばさんも台湾生活長いので、すっかり忘れてしまっていたのですが、
今から思うと、台湾に生活したてのころは台湾の文化が合わなかったり、
食べるものが合わなかったりしてショックを受けることが今よりずっと多かったです。
(おばさんは胃腸が弱くアレルギーもちなので、はじめしょっちゅうお腹を壊したり、ブツブツができたりしていました。はじめは苦手だった牛肉麺は5年ぐらいしてから好きになり、今では大好物に(^^♪)、嫌な目にあってシ(割り込まれたり、言葉が通じなくて凹んだり、外国人だと面倒臭がられたり。。。etc)
もちろん、長く住んでいるからといってこういう嫌なこと
(俗にいうカルチャーショックとかホームシックも含め、もっと些細なほんの小さな嫌な気持ちの積み重ね)
がまったくなくなるわけではなのですが、
台湾で生活する上でのこつは、自分の嫌だな気持ちをしっかり尊重してあげることだと思います。
こっちにいるのだから、こっちの方式に従わなきゃ、こんなちょっとしたこといちいち気にしてちゃダメ、すぐに慣れなきゃダメ、と思わないで(無理に思わなくても自然にそうなる時がきます)、
ちょっと「嫌だな」って思ったら、そういうマイナスな気持ちをすぐに避けないで、
しっかり向き合ってあげる。
どうして嫌なのか考えたり、
しばらくそのこと自体を避けてあげたりして、自分が自然に受け入れられるようになるまで、
気にならなくなるまで見守ってあげることです。
そうやって母国にいるときよりも、自分自身の体や気持ちを大事にしてあげる、
汲んであげる。
もしできれば、甘えられる人や頼れる人がいればしっかり甘える、頼る。
いなかったら探す(ばおばおくらぶにも遊びに来てくださいね(^_-)-☆)。
または、甘えなくても自分の話を聞いてくれる人、否定しないで聞いてくれる人になんでもいいので話す。
そしてその代わりに、与えられるものはできるだけ人に与える(ものだけじゃなくて、気持ちです。自分ができることは、きっとたくさんあるはずです。だまされたと思って、与えることを意識的にしてみるようにしましょう。)
人に与えることで、得られることは何十倍もあることを、ばおばおのお手伝いをしていて実感しています♡
それでもいなかったら、そのことをしっかり自覚する。
自分は自分につらく当たらない。甘やかす。これに限ります。
自分は今、大変なことをしているんだと自覚してください。
ではでは、つい長くなってしまいましたが
みなさま良い週末を(。・ω・。)ノ♡