作品
2018年04月09日
作品展まであと10日
今日は4月9日。千葉の地元で開く小さな作品展まで、あと10日になりました。
桜の季節に桜染めのストールをと思っていたのですが、今年は例年になく桜が早くて、八重桜ももう散ってしまいそうです。
それでもまだ4月。桜の淡いピンクの余韻の中で、桜染めを見ていただきたいと思います。
昨年は家族の健康問題その他で、染めや織りの制作に時間取れず、がまんの年でした。しかし年が明けてやっと織りに向き合うことができるようになり、今回の作品展は私にとって「復活祭」です。
3月の1ヶ月で、ストールを10本織り、4月に入って手提げバッグを6枚縫い上げました。
エンジンかかっています。期限を切られると燃えるたちなんですね。
これまでやってきた青山の広いギャラリーと違って、小さな空間。ドアを開けたら、日常とは違うきれいな布の世界が・・・となるように、これからディスプレイを考えます。なんとか間に合いますように!
桜の季節に桜染めのストールをと思っていたのですが、今年は例年になく桜が早くて、八重桜ももう散ってしまいそうです。
それでもまだ4月。桜の淡いピンクの余韻の中で、桜染めを見ていただきたいと思います。
昨年は家族の健康問題その他で、染めや織りの制作に時間取れず、がまんの年でした。しかし年が明けてやっと織りに向き合うことができるようになり、今回の作品展は私にとって「復活祭」です。
3月の1ヶ月で、ストールを10本織り、4月に入って手提げバッグを6枚縫い上げました。
エンジンかかっています。期限を切られると燃えるたちなんですね。
これまでやってきた青山の広いギャラリーと違って、小さな空間。ドアを開けたら、日常とは違うきれいな布の世界が・・・となるように、これからディスプレイを考えます。なんとか間に合いますように!
yukosasai at 08:00|Permalink│
2012年08月22日
個展まで、あと2ヶ月!
連日、猛暑が続いています。
私の8月は、毎年汗を流しながら織ったり縫ったりする日々です。
今年の展覧会は、去年よりひと月遅く、10月30日(火)〜11月4日(日)、いつもの南青山「サロン・ド・フルール」で行います。
あと2ヶ月。秒読みに入りました。
最近、裂織の布を使って、ミニポシェットを縫っています。口の部分に革を使ってみました。
革を縫うのは初めてで、ミシンで縫おうとすると滑ったり伸びたり・・・。試行錯誤の日々です。
色違いで、4つ作りました。これから大きめのポシェットも作る予定です。
今、できているもの。バッグ12個、ポシェット5個、ストール20本、タピストリー1枚、ベストやチュニック3枚。まだまだこれからです。
そろそろ案内はがき用の写真を房総で撮って、印刷前の版下を作らなければなりません。何もかもひとりでやるので大変ですが、面白いので、わくわくしながらやっています。
前回とは一味違う展覧会をお見せできるよう、がんばります。
私の8月は、毎年汗を流しながら織ったり縫ったりする日々です。
今年の展覧会は、去年よりひと月遅く、10月30日(火)〜11月4日(日)、いつもの南青山「サロン・ド・フルール」で行います。
あと2ヶ月。秒読みに入りました。
最近、裂織の布を使って、ミニポシェットを縫っています。口の部分に革を使ってみました。
革を縫うのは初めてで、ミシンで縫おうとすると滑ったり伸びたり・・・。試行錯誤の日々です。
色違いで、4つ作りました。これから大きめのポシェットも作る予定です。
今、できているもの。バッグ12個、ポシェット5個、ストール20本、タピストリー1枚、ベストやチュニック3枚。まだまだこれからです。
そろそろ案内はがき用の写真を房総で撮って、印刷前の版下を作らなければなりません。何もかもひとりでやるので大変ですが、面白いので、わくわくしながらやっています。
前回とは一味違う展覧会をお見せできるよう、がんばります。
yukosasai at 10:26|Permalink│
2011年10月17日
2011年 展覧会の写真(4)
展覧会の写真の最後は、ストールです。
今年は絣模様のストールを織りたくて、段染めの糸をずらして整経し、織ってみました。
ギャラリー入口の、記帳台の後ろに飾ったストール。鮮やかなブルーが気に入っています。
このストールも、経糸の色をずらして、不規則な模様になるようにしました。
初めて、何色もの糸を使ってみました。水色、紫、黄色を縦横に入れたら、面白くなりました。
グレー、紫、ブルーを縦に使ったもの。
黒いセーターに合います。
紫からこげ茶の段染めの糸は、新鮮な配色でした。顔映りのいいストールです。
黒、白、ラメに、わずかに緑の混じった縮れた糸を、新宿の某服装学園の売店で見つけ、モスグリーンの糸と合わせてみました。
いろいろな雰囲気のストールを30本ほど織りましたが、それぞれの色目、風合いにぴったりの方がいらっしゃるので、うれしくなりました。
また来年に向けて、どんな糸で、どんな色のものを織ろうかと考えています。
今年は絣模様のストールを織りたくて、段染めの糸をずらして整経し、織ってみました。
ギャラリー入口の、記帳台の後ろに飾ったストール。鮮やかなブルーが気に入っています。
このストールも、経糸の色をずらして、不規則な模様になるようにしました。
初めて、何色もの糸を使ってみました。水色、紫、黄色を縦横に入れたら、面白くなりました。
グレー、紫、ブルーを縦に使ったもの。
黒いセーターに合います。
紫からこげ茶の段染めの糸は、新鮮な配色でした。顔映りのいいストールです。
黒、白、ラメに、わずかに緑の混じった縮れた糸を、新宿の某服装学園の売店で見つけ、モスグリーンの糸と合わせてみました。
いろいろな雰囲気のストールを30本ほど織りましたが、それぞれの色目、風合いにぴったりの方がいらっしゃるので、うれしくなりました。
また来年に向けて、どんな糸で、どんな色のものを織ろうかと考えています。
yukosasai at 16:06|Permalink│
2011年 展覧会の写真(3)
展覧会の個々の作品をご覧いただきましょう。
今回の一番人気は、この裂織ポシェットでした。5個作っておいたのですが、ありがたいことに、みなお嫁に行ってしまいました。
円錐形をしたイタリアのヴィンテージボタン。深緑と赤を重ねて並べたら、かわいくなりました。ひもは、焦げ茶色の真田紐がしっくりとなじみました。
ひげ紬の男物の羽織をリメイクしたバッグ。プリーツスカートのようにたたんで縫って・・・と工夫しているうちにこんな形に。
四角い持ち手は明るい茶色なのですが、角度よって玉虫色に光ります。
縮緬の着物を裂織にしたバッグです。横長で大きさを2種類作っておいたのですが、大きいほうの、A4が入るサイズほのほうがよいと言う方が多かったです。
今度は細かいものを。
ボタンやビーズを組み合わせた指輪です。
そして、ボタンで作ったネックレス。
黄色い半透明のボタンが何ともかわいかったので、3つつなげてみました。
丸みのある四角いボタン。黒いところに葉脈のような模様があります。緑と白を重ねたら、おしゃれな感じに。
今回の一番人気は、この裂織ポシェットでした。5個作っておいたのですが、ありがたいことに、みなお嫁に行ってしまいました。
円錐形をしたイタリアのヴィンテージボタン。深緑と赤を重ねて並べたら、かわいくなりました。ひもは、焦げ茶色の真田紐がしっくりとなじみました。
ひげ紬の男物の羽織をリメイクしたバッグ。プリーツスカートのようにたたんで縫って・・・と工夫しているうちにこんな形に。
四角い持ち手は明るい茶色なのですが、角度よって玉虫色に光ります。
縮緬の着物を裂織にしたバッグです。横長で大きさを2種類作っておいたのですが、大きいほうの、A4が入るサイズほのほうがよいと言う方が多かったです。
今度は細かいものを。
ボタンやビーズを組み合わせた指輪です。
そして、ボタンで作ったネックレス。
黄色い半透明のボタンが何ともかわいかったので、3つつなげてみました。
丸みのある四角いボタン。黒いところに葉脈のような模様があります。緑と白を重ねたら、おしゃれな感じに。
yukosasai at 15:35|Permalink│
2011年 展覧会の写真(2)
展覧会の写真の続きです。
ギャラリーの左側奥には、ポシェットやバッグ、ストールを展示。ストールは赤系のものが好評でした。
真っ赤な真綿糸と、玉のある茶色の毛糸を組み合わせて織ったストールです。
本藍染の剣道着用の布を骨董市で見つけて、作ったポシェット。イタリアの白くて四角いボタンと、縞の真田紐がアクセントです。
「参考展示 日本の手仕事」として、日本各地の骨董店で見つけた着物や布を展示しました。
左から、麻地に藍の型染めの着物(秋田)、横手絞りの布を2枚重ねて刺子にした着物(津軽)、南部紫根染めの布団皮(盛岡)、倉吉絣の布団皮(鳥取)。
下の台には、虎斑竹の下駄と倉吉絣、そして明治時代の倉吉の女性の縞見本帳。
縞見本とは、女性が自分で織った布を小さく切って、記録として貼り付けていく帳面で、嫁入りするときも持って行き、一生大事にしたというものです。
私が手に入れた縞見本には、今でも通用するような色合わせの縞が、数百種類、貼り付けてありました。虫が食って、かなりぼろぼろなのですが、自分が織らなければ家族の着るものがない時代の、女性の苦労が伝わってくる貴重な資料です。
今回の展覧会にいらしたお客様で、布に関心のある方は皆、ほうっとため息をついて見ていらっしゃいました。
ギャラリーの左側奥には、ポシェットやバッグ、ストールを展示。ストールは赤系のものが好評でした。
真っ赤な真綿糸と、玉のある茶色の毛糸を組み合わせて織ったストールです。
本藍染の剣道着用の布を骨董市で見つけて、作ったポシェット。イタリアの白くて四角いボタンと、縞の真田紐がアクセントです。
「参考展示 日本の手仕事」として、日本各地の骨董店で見つけた着物や布を展示しました。
左から、麻地に藍の型染めの着物(秋田)、横手絞りの布を2枚重ねて刺子にした着物(津軽)、南部紫根染めの布団皮(盛岡)、倉吉絣の布団皮(鳥取)。
下の台には、虎斑竹の下駄と倉吉絣、そして明治時代の倉吉の女性の縞見本帳。
縞見本とは、女性が自分で織った布を小さく切って、記録として貼り付けていく帳面で、嫁入りするときも持って行き、一生大事にしたというものです。
私が手に入れた縞見本には、今でも通用するような色合わせの縞が、数百種類、貼り付けてありました。虫が食って、かなりぼろぼろなのですが、自分が織らなければ家族の着るものがない時代の、女性の苦労が伝わってくる貴重な資料です。
今回の展覧会にいらしたお客様で、布に関心のある方は皆、ほうっとため息をついて見ていらっしゃいました。
yukosasai at 14:57|Permalink│