2009年02月26日

マレーシア英語

 3年余り前に僕はクアラルンプールで暮らし始めました。 それ以来、この国はマレーシアだからマレー語をマスターした方がいいと思って家庭教師について基礎会話を習ったり、マレー語教室に通ったりしてきました。ところが時が経つにつれてわかってきたことは、クアラルンプールでは日常生活においてマレー語よりも英語を使う機会のほうが多いということでした。それで最近では英国人の家庭教師にもついて英語を習い始めました。多民族が住んでいるクアラルンプールでは英語が日常の共通語として使われています。英語の方がマレー語よりもよく通じるのです。

 ところがクアラルンプールの英語は僕達が中学校時代から習ってきた英語とはかなり変形したものになっています。人々は本場の英語と区別してマレーシア英語と呼んでいます。省略が多いし動詞の過去形や現在完了形や過去完了形は使わずに現在形だけで会話している人が多いようです。かなりの高等教育を受けた人々でさえ同じです。ところがマレーシア人はこの変形英語を駆使して日常生活においても国際間の政治・経済活動においても世界の人々と同等に渡り合っているのです。

 日本人は長年英語を習っていながら文法的な間違いを恐れるあまり英語を使うことに引っ込み思案になっている人が多いようです。クアラルンプールでも日本人の英語べたは通説になっています。始めのうちはマレーシア英語に驚き戸惑いました。しかし言葉の機能は人と人がお互いに意思を通じ合わせることだと割り切って考えれば、たとえ発音が悪くても文法的に間違っていても堂々と自分の意見を相手に伝えればいいのだと思うようになりました。


  

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2009年02月22日

海外暮らしに必要な資質=寛容性と融通性

 海外ロングステイ地として人気があるクアラルンプールは確かに住み心地が良くて気がついてみるとすでに3年間が経ってしまいました。マレー系、中華系、インド系のマレーシア人をはじめマレーシアに移住してきて働いているスリランカ人、ドイツ人、バングラデッシュ人、ネパール人、シンガポール人、タイ人、シリア人、インドネシア人、英国人、日本人などと親しく話す間柄となっています。もちろん日本から来たロングステイヤーたちの中からも親しい友達が何人もできました。未知の人々との出会いにはいつも心が弾みます。新しく出会った人と良好な交友関係が築ければその中から残りの人生をさらに豊かなものにしてくれる共有の楽しいエピソードが生まれるでしょう。

 しかし人の好みは様々です。僕のように思わない人も多いかもしれません。生活習慣やものの考え方が異なる多民族の中での暮らしに疲れやストレスを感じる人もいるでしょう。とにかくクアラルンプールは多民族からなる都市ですから、日本での常識を押し通そうとする頑固な人や、多様性を受け入れる寛容性のない人や、細部や正確さにこだわる融通性のない人にとっては居心地の悪い所となると思います。

 しかしこれらの問題は自分の努力次第で改善できるものです。実は僕もいわゆる「頑固老人」でしたが、努力の結果、いつの間にか寛容性と融通性を備えたキラキラ(マレー語でアバウトの意)爺になってクアラルンプールでのロングステイを満喫しています。



  

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2009年02月19日

ピープルウオッチングの楽しみ

 僕は若いときから旅行が好きでした。未知の土地を訪れて美しい自然の景観や歴史的な遺跡に接しては感動を覚えたものでした。しかし長い年月が過ぎた今でも印象深く思い出されるのは観光地の名所旧跡や風光明媚な景色よりも見知らぬ土地で知り合った人々との出会いや交流でした。国内旅行よりも外国旅行を好んでしてきたのは、外国では異なった民族がそれぞれ独自の生活習慣や文化を保って暮らしていることに興味を強く引かれたからです。
 
 僕が過去に訪れた世界の国々では日本のように国民の大部分が単一民族という国よりも、多民族からなっている国の方が多かったことに気づきます。複数の民族がそれぞれの独自性をだいじにしつつ異民族と融和をはかりながら暮らしている様子に感銘を受けました。民族間の対立紛争で明け暮れている国や地域もありますが、世界平和の理想を体現しているような都市も数多くありました。僕にとっては多民族からなる国や都市を訪れた時の方が旅情を刺激されて旅が楽しめました。

 クアラルンプールを始めて訪れた時にも強くそのように感じました。この大都市の活気ある人々を見て私の好奇心はおおいに刺激され旅情は満足させられました。クアラルンプールは東南アジアの大都市の中では比較的治安の良い街だと言われていました。数回訪れて観察した結果、この大都市で僕はビープルウオッチングをしながらさまざまな民族の人々との出会いを楽しみたいという気持からロングステイを実行することに決めました。  

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2009年02月17日

クアラルンプール(KL)は多民族人種のルツボ

 クアラルンプールで暮らし始めて1年半が過ぎました。マレーシアの首都であるこの大都会はニューヨークと同じように多くの人種のルツボと言っていいでしょう。異なる言語を持つ多民族がマレー語と共通語となっている独特の英語を使ってお互いに意思疎通をしながら外見上仲良く暮らしているようです。始めのうちは電車やバスの中でそれぞれの民族衣装を身に着けた色々な皮膚の色をした人々を見ていると特別な世界に足を踏み入れたような不思議な気持になりました。しかし日が経つにつれてここでは当たり前のそのような光景に自分の感覚が慣れてきたのでしょう。半年に一度日本に帰国したとき街で出会う人々がほとんど同じ肌色で起伏の少ない顔立ちの日本人なので視覚的に変化に乏しくて少々物足りなささえ感じるようになりました。


  

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2006年03月14日

55歳は高齢者!?

 先日ランカウイへ旅した時エア・アジアの飛行機を利用しました。座席は自由席だったので僕たち乗客は出来るだけ早く機内に入って希望のシートを確保したいという雰囲気が待合室に満ちていました。搭乗の時間になって幼児連れの家族と55歳以上の高齢者を優先的に機内に案内する旨のアナウンスがあり一般の乗客とは別の列に並ばされました。この時、55歳をゆうに超えている僕は小躍りして喜んだのは当然ですが、同時にこのマレーシアでは55歳以上が高齢者とみなされ優遇されているのだろうかと半信半疑と驚き込みで100%の気持ちになりました。赤ん坊や幼児連れの若いカップルの列に移動する僕を見ていた別の列の一般乗客たちは僕が年齢を偽って楽をしようとしていると思っているのではないかと変に遠慮めいた複雑な気持ちになりました。そんな気持ちになったのは、僕自身実際は老けて見えるかもしれないのに自分では高齢者だという自覚が日頃ないからでしょう。
 昨日KLタワーを訪れた時、展望台に登るための入場券売り場でも55歳以上にシニア料金が適用されることを知って、この国ではやはり55歳は高齢者なのだと確信させられました。この時は僕がシニア料金で入場することを入場券の係り以外の人は知らないのでエア・アジアの搭乗口でのような複雑な気持ちも抱かずにただ嬉しい気分で他の入場者になんら遠慮することなく堂々とシニア優遇の恩典にあずかりました。
  

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2006年03月02日

親切なKLの人々

 クアラルンプール(KL)は大都会である。都会生活は殺伐としていて人と人との繋がりが希薄だと一般的に言われている。しかしクアラルンプールはそうではない。人々が温かくて優しいのである。KLで暮らし始めて1ヶ月半しかならないが、何度電車の中で席を譲られたことか。小学生から初老の人々にいたるまで何人にも席を譲られて幸せな気分になったものである。そんな時、嬉しい反面自分がまだ若いと思っているのに実は老人に見られていることで複雑な気持ちになるものである。
 路上の通行人に探している場所を尋ねたことが数回あった。その時訊ねた当人がわからない時は、たまたまそこを通り過ぎようとしている他の通行人を呼び止めて訊ねてくれる。その人もわからない場合はさらに別の通行人にまで訊ねてくれる。実に親切である。ところがひとつだけ困ることがある。 生来の優しさからかここの多くの人たちは人の質問に対して「知りません」と言えないようである。訊ねられた場所がわからなくても適当にある方向を指差して「あちらの方」と答えるのである。教えられた方向に行っても目指す場所がわからなくて、また誰かに訊ねると今度は別の方向を指差して「あちらだ」と教えてくれるが、その方向に目指す場所が見つかる確率は非常に少ない。結局探し疲れるのであるが、そのいい加減な答えがすべて彼らの優しさからきたものだと思うとその国民性が微笑ましく感じられて腹も立たないのである。
 
  

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2006年02月24日

クアラルンプールで小型自転車は注目の的

クアラルンプール(KL)で暮らし始めておよそ1月半が過ぎました。不思議なことにKLでは自転車をほとんど見かけません。これまで訪れた世界の多くの都市の中でKLほど自転車を見かけない都市は他にありません。しかしサイクリングが趣味の僕は乗り慣れた自分の愛車「トレインクル」(軽量の折りたたみ自転車、パナソニック製品)を持参しました。ほとんど毎日のようにKLの街を走り回っています。ところが、トレインクルのような小型の自転車がよほど珍しいのでしょう。街行く人々の視線を浴びたり話しかけられたりします。それも頻繁に・・・。これまで地味で目立たない平凡な人生を送ってきた僕が自転車のおかげで人様に注目されているのです。少々面映い感じです。KLは徹底したクルマ社会です。自転車しかもトレインクルのような小型のチャリに乗っている僕をクルマを買えない貧乏たらしいジジイと同情しながら見ているのかも知れません。それとも車体のパナソニックというロゴを見て日本製品の優秀性を再認識し感心している視線なのかも知れません。いずれにせよそんな視線を浴びて複雑な気持ちになりながらそして人に注目される快感もちょっと味わいながらKLの街を駆け回っています。

  

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2006年02月21日

クアラルンプールの住み心地

91c0595b.jpg 私たち夫婦は昨年10月にインドネシアのロンボク島での2年間の暮らしを終え、11月中旬から1ヶ月間マレーシアのクアラルンプール(KL)で体験的ミニロングステイを試みました。KLを選んだ理由は、2年ほど前に観光で訪れたとき他の東南アジアの諸都市では味わえなかった快適な居心地を感じていたからです。今回の体験的ミニステイは2年前の印象をもう一度確認できたら、新年からKLで本格的なロングステイをする決意を固めるためのものでした。
 3週間滞在したホテルは、足の便を第一に考えて、歩いて1分と3分程の所にそれぞれ電車の駅があり、8分程のところにモノレールの駅がある大変交通の便利な立地のホテルを選びました。通称「世界貿易センター地区(PWTC)」と呼ばれている庶民の生活臭が強く感じられる下町です。庶民の交通の要所だけあってこの地区には5ツ星のホテルから星無しの安宿までが数多くあり、大型の高層コンドミニアムもいくつも集中しています。私たちはインターネットでホテルを検索し、キッチン付の部屋をもつレジェンドホテルという5ツ星ランクのホテルと数回料金の割引交渉をした結果1泊6,000円足らずで泊めてもらえることになりました。これは二人分の料金でバイキング朝食付ですから日本のホテル料金からすると驚くほどの安さです。レジェンドホテルの隣が大型ショッピングモールで、その中にはフードコートと呼ばれる屋台街が2ヶ所あるので昼食と夕食はほとんどそこですませました。結局3週間の滞在中にホテルの部屋のキッチンで料理を作ることは一度もありませんでした。自炊するより外食の方が安くつく上に、屋台ではマレーシア料理、インドネシア料理、インド料理、中華料理、タイ料理、ヴェトナム料理、西洋料理、日本料理など実にいろいろな食べ物が味わえて楽しいからでした。
  

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2006年02月19日

楽しみの一つ

 僕はクラークハッチというスポーツクラブに入りました。KLには5つのホテル(KLヒルトン、PJヒルトン、シェラトンスバン、クラウンプラザ、クラウンプリンセス)とプラザモンテキアラにそのジムがありまして、自由にどこの施設を利用してもいいので、気分転換であちこちに行ってエクササイズしています。ホテルのプールも利用できますのでジムの後には泳いだりデッキチェアで昼寝や読書したりしています。
 日本のヒルトンやシェラトンなどのホテルでプールを利用するだけでもおそらく1回3千円以上は取られるでしょうが、クラークハッチの会員になればひと月の会費が4,800円ぐらいです。
 KLヒルトンのプールは50メートルぐらいの長さなので、思いっきり泳げます。会員が友人を連れて行けば31.50RMで施設利用ができますので1,000円足らずで1日たっぷり高級ホテルのジムやサウナやプールなどでのリゾートライフが楽しめますこれも日本では信じられないような費用です。
  

Posted by yukuyuku110 at 12:38Comments(1)TrackBack(0)