地球上には西洋と東洋と二大文明に分かれている。歴史学者である村山節氏は、この二大文明が800年周期で入れ替わってることを提唱した。これから、ゆっくり西洋文明が終焉に向かい、東洋の時代へとシフトしていくと言われている。
ところで、西洋と東洋では一体何がどう違うのであろうか。
一般的には西洋は物質主義で、東洋は精神主義だといわれている。
そういえば、西洋人はロジカルな思考が得意だし、東洋人は感性を大事にしている。
特に日本人は何事にも「道」をもとめる。最近ヒットした「ラスト侍」も日本人の武士道を顕したものである。
最近の日本人は「道」を捨ててしまったような気がしてならない。昔の日本人は、世間に笑われないような生き方をしたものである。
今の日本人は拝金主義者が多く、恥も外聞もなく地に落ちてしまった。自己中心的で節操がない。視野狭窄に陥り、天下国家を語るものもなくなってしまった。
こんな日本が東洋の時代のリーダシップがとれるのであろうか?
しかし、案じることはない、次の時代を担う若者が育ちつつある。
少なくても、私の周りには、そんな若者で溢れている。
これから、間違いなく二極分化していくであろう。古い時代にしがみつく者と、新しい時代を開拓していくものに…
個人も会社も新旧に二分されていく、私たちは異質の時代の入り口に立っているのだ。