2005年11月20日

K−1 WORLD GP 2005 決勝戦

昨日は完全に油断しててK−1があるのを忘れていた・・
最近はずっとスカパー組だったのになあ・・
地上波が始まる頃には思い出してたから見ることはできたけど地上波は相変わらずの糞編集だね、あとで再放送があれば録画しなおしたいと思う。

それでは感想を

第1試合  K−1WORLD GP 2005 準々決勝 K−1ルール3分3R延長1R
○レミー・ボンヤスキー(3R判定 3−0)チェ・ホンマン×
大方の予想通り3Rボンヤスキーがローを蹴り続けて勝ち
2年後はどうか分からないが今の段階ではまだまだホンマンは体の大きな素人だ。
それに倒れた相手への攻撃やゴング後の攻撃、更にコメント等を見るとホンマンがプロとしてのメンタリティを持ってるとはとても思えない。いつか重大な反則するんじゃないか?と思っている。
でもK−1が韓国進出を目指してる限りこの人は使われ続けるんだろうな
来年もたぶん韓国大会でプロテクトされまくって優勝するんだろう・・

第2試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝 K−1ルール3分3R延長1R
×レイ・セフォー(3R判定 0−3)セーム・シュルト○
放送では2Rからだったが終始シュルトさんが圧倒したみたいだね
セフォーはいつもそうだが最初のラッシュを乗り切られるとその後は挑発でごまかして時間を稼いでカウンター狙いになる。
なんでセフォーってこんなに人気あるんだろう、ハント戦の貯金がまだ残っているんだろうか・・ここのところは名勝負どころか面白い試合すら少ないんだが・・
でも最近格板やスカパー組での実況では俺と同じ評価をする人が居て少しほっとしている。
まあかませにはしっかり勝つし実力はあると思うんだけどあのごまかし挑発が評価されるのが不満なんだよなあ

第3試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝 K−1ルール3分3R延長1R
×ジェロム・レ・バンナ(3R判定 ドロー延長R判定 0−3)ピーター・アーツ○
熱戦ってわけではないがK−1らしいいい試合になった。
ローとミドルで距離を取り距離が詰まったら膝でカウンターを取るアーツとじわじわ距離を詰めるバンナ
1,2Rは大きな動きはなくややバンナにクリーンヒットが多いくらいだったが3Rになるとバンナが疲れ始める、やっぱりバンナはスタミナに不安がある。
その辺りからアーツがパンチの手数を増やしていく。そしてアーツのパンチがいくつかクリーンヒットしたところで3R終了。
延長はそのままアーツが押し切ってアーツが判定勝ち。

やっぱりアーツの戦い方はいい、ローとミドルで距離を取ってそこに右ストレートorハイキック、距離が詰まれば膝でカウンター
最近は前より距離の取り方がうまくなったと思うし年を取ったとはいえやっぱりいいキックボクサーだ。
バンナは好きな選手だったがやっぱり左手が壊れてから終わってしまったと言わざるを得ない、今でも決して弱くはないがもう前みたいな姿は見られないだろうなあ・・
ラッシュ時の悪い癖も直る気配がないしもう優勝は無理なのかなあ

第4試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝 K−1ルール3分3R延長1R
○武 蔵(3R判定 ドロー延長R判定 3−0)ルスラン・カラエフ×
相変わらず攻めまくるカラエフと相変わらずまずはディフェンスからカウンターを狙う武蔵
そして相変わらずローのカットができずスタミナ切れを起こすカラエフ
判定としては微妙だったけど帳尻判定があるのはK−1の伝統だしまあありなんじゃないのってのが感想
カラエフについてはあれだけ前に出たらローのカットができないのは道理だが面白いからこの戦い方を貫いて欲しいと思う。あとはもう少しガードの隙間を狙えるようになるといいな

第7試合 K−1 WORLD GP 2005 準決勝
×レミー・ボンヤスキー(1R 2分08秒KO)セーム・シュルト○
一方的にシュルトさんが攻めて2回ダウンを奪ってKO勝ち
実際ボンヤスキーはこんなもんだと思う。去年もほんとなら準々決勝でホーストに判定で負けてたしね。
元々2連覇するような選手じゃなかった、そしてシュルトさんが強かった。

第8試合 K−1 WORLD GP 2005 準決勝
○グラウベ・フェイトーザ(2R 1分05秒KO)武 蔵×
アーツ負傷のためリザーブファイト勝者のフェイトーザが出場
1Rにパンチでダウンを奪い2Rに飛び膝でフェイトーザがKO勝ち
武蔵にとってはアーツより戦いにくい相手になった。アーツの戦い方は分かってるし武蔵なら対応して少なくとも判定まではいってただろうと思う。結果はどうなるか分かんないけど
それにしてもフェイトーザはいい選手になったなあ。しっかりガードを固めることでパンチを恐れずアグレッシブに蹴りを出して自分の距離を作ることができるようになった。
それによって余裕ができてパンチの手数も増えた。パンチが出ることでまた蹴りが活きるっていうすごくいい循環が生まれた。まだ強くなりそうだ。
準優勝できて扱いもよくなると思うし来年が楽しみだ。

第9試合 K−1 WORLD GP 2005 決勝
○セーム・シュルト(1R 0分48秒KO)グラウベ・フェイトーザ×
距離を詰めまくってとにかく膝!膝!でシュルトさんがKO勝ち
シュルトさん優勝!!!!強すぎる
シュルトさんと言えばカットっていうほど放送で試合をカットされる人の代名詞だったのに
こういう不遇な人が優勝するとすごく嬉しい。
でもフェイトーザはもう少しやると思ってたんだけどな・・次の課題はステップのほうの足の使い方かなあ。受身になるとついつい飲み込まれちゃう癖は参戦当初からまだ直らないと見える。頑張って欲しい。
次はシュルトさん対チェホンマン希望
谷川がどんな解説するか楽しみだ。今日は決勝になったら急に掌返してシュルト最強って言ってたのに笑ったw

総括
今年のGPはそんなに熱い大会ではなかったがここ数年の中ではいい方だったんじゃないかと思う。疑惑の判定連発で冷めることもなかったし結果としてもまあ順当なものになった。
予選の方を見ても期待できる選手が何人か居たし来年に繋がるいいGPだったんじゃなかろうか。
でも年末に主力選手を出すために軸であるはずのK−1GPの日程を変更するのはいかがなもんかと思う。年末が一番金になるのは分かるけどなんだかなあ・・・

Posted by yume_miteru_toshijanai at 21:07│Comments(0)TrackBack(1) 格闘技 

この記事へのトラックバックURL

この記事へのトラックバック
K1GP決勝を地上波で放送された順番に感想を書くぞ 1.ボヤンスキーVSホンマン・・・ボヤンスキー勝利と 思ってたけどKOで勝って欲しかったが勝ったから良い 2.バンナVSアーツ・・・バンナに勝って欲しかったが アーツの方が優勝の有無の差か分からんけ....
2005K1GP決勝シュルト優勝【芸能&スポーツ瓦版】at 2005年11月21日 11:17

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
前の投稿次の投稿