国際結婚してフランス在住の30代日本人女性です。

3歳上のフランス人夫と、6歳の息子と一緒に田舎の町でのんびり暮らしています。

一人息子は日本で言うとまだ幼稚園の年長さんなのですが、9月に学年度が始まるこちらでは、すでに小学校の一年生です。



つい先週のこと、そんな息子がクラスメイトのP君からお誕生日パーティーの招待状をもらいました。

郊外にある子ども向けの遊戯施設で、週末の午後数時間を一緒に楽しく過ごしましょうという、こちらでは近年ポピュラーなスタイルです。

息子も私もとても嬉しく思い、プレゼントをもっていそいそと出かけました。



こういった場合、開催者である親御さんと施設の業者がしっかり責任をもってくれるので、呼ばれた側の親・保護者は子どもを置いてじゃあまた後でね!楽しくやってね!というのが普通です。

果たして数時間後に迎えに行くと、呼ばれた子ども達…皆同じクラスの子どもたちです…は皆紅潮した顔で、「楽しかったー!Pくんまたね!」とはしゃいでいました。


その中で、やはり同様にはしゃいで走り寄ってきた女の子がいました。

ずっと前から息子と同じクラスのJちゃんで、私のこともよく知って慣れています。「あーっ●(息子)のママ!」と飛びついて、私の頬にぶちゅーとキスしてきました。

私の隣には旦那がいましたが、それにも同様にぶちゅー。よっぽど嬉しかったのでしょう。


そうして帰りの車の中、息子はパーティーの事でおしゃべりがとまりません。

「そういえば、Jは今週ずっとガストロで学校休んでたんだよね!今日のお呼ばれには間に合って治ったんだけど、喜んでた?」と言いました。


えっ…Jちゃんガストロだったの??


運転していた夫が、奇声を発してギャー―と叫びました。



ガストロは日本で言う所の感染性胃腸風邪。家に帰って手洗いうがいをしっかりすれば大丈夫とと言いましたが、夫は「うつされたー!ヒエー!」と嘆きます。



マスクをしたり、うがい手洗いを敢行しないお国柄なので、こういった感染症がうつりやすいのですが、このように大げさにウイルスをもらったと騒ぐところは滑稽です。

家路を急ぐ車内は、夫の奇声と子どもの爆笑に包まれて、うるさいことこの上ありませんでした。