2023年08月09日
止まらない少子化の影響で、当クリニックの所在地である米沢市でもこれから3-4年以内に多くの小中学校、高校が統廃合されることが決まっています。必要であることは理解できても、自宅が離れていて、通学が大変になる子供たちがたくさん出てくることは明らかです。高校はともかくせめて小中学校はなるべく自宅に近い学校で学ばせてあげたいと思うのは私だけでしょうか?夏は酷暑、冬は大雪というこの地で、どうやれば安全に通学させてあげられるのでしょうか?何か本気の対策を考えないと、米沢で子供を産んで育てようという若い世代の夫婦はますますいなくなってしまうような気がします。少子化は受け止めるしかないけれど、この地で育っていく子供たちの生活、成長に悪影響が出ることだけはないように、みんなで知恵を出し合っていくしかありません。写真は、私が卒業した村山市の小学校で、もうとっくに廃校となっています。私がお世話になっていた頃も既に2つの学年が一緒に授業を受ける、複式学級でした。でもとても楽しかった。小さい学校だからこそ、児童会長も経験できた!大きい学校もいいけど、小さい学校で学び、遊ぶのも決して悪くないです。性教育講話でお邪魔した際には、各学校の校長先生にも私の思いをお伝えしてきましたが、未来を担う子供たちの事を第一に考えた統廃合になることを願わずにはいられません。





2022年12月25日
先日、今年最後の性教育講話のため、米沢市立窪田小学校にお邪魔してきました。当日は雪がちらついていたのですが、玄関から入るとすぐに何人かの子供たちが待ってくれていて(?)、私のコートについた雪をブラシで払ってくれたのにはびっくりしました。お客様が来校したときにはそうするように教育されているのでしょうか?あるいはその場の判断で子供たちが自主的にしてくれたのかな?どちらにしてもとてもほっこりした気分でした。講話の方は、思春期の体と心の変化、男女交際、妊娠と出産、性の多様性、性的同意と性暴力などについて、私なりに小学生にもわかりやすく話をできたつもりですが、どうだったかな?
今年は他にも米沢市立南部小学校をはじめ、中学校5校で話をする機会を頂きました。聞いてくれた生徒や児童のみんなが、これから先の人生の中で性に関して悩むことが出てきたときに、そういえばあの時、あんな話を聞いたっけなと思い出してくれたらとても嬉しく思います。
写真は南部小学校からいただいた感想文集で、児童のみなさんの感想文を先生が製本してくださったものです。他の学校からも感想文をたくさんいただきました。全てが私の宝物です!

今年は他にも米沢市立南部小学校をはじめ、中学校5校で話をする機会を頂きました。聞いてくれた生徒や児童のみんなが、これから先の人生の中で性に関して悩むことが出てきたときに、そういえばあの時、あんな話を聞いたっけなと思い出してくれたらとても嬉しく思います。
写真は南部小学校からいただいた感想文集で、児童のみなさんの感想文を先生が製本してくださったものです。他の学校からも感想文をたくさんいただきました。全てが私の宝物です!


2022年05月29日
突然ですが、当クリニックのロゴマークをじっくりと御覧になってみていただけませんか?全ての女性に対して優しいクリニックでありたいという思い、生命誕生の源である胚から連想される”芽”を扱うクリニックであるという観点から”ゆめ(優芽)クリニック”と命名したのですが、その私達の思いをロゴマークで素敵に表現してくれたのが、東北芸術工科大学3期生の佐々木 淳さん(現 DESIGN OFFICE SASARAIのArt Director / Designer)です。佐々木さんは 他にもホームページのデザイン、看板や名刺や診察券のデザイン、そしてこれらで使っている文字のフォントなど、当クリニックに関わるあらゆるデザインを担当してくれています。
先日、その佐々木さんの母校である東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科4年の佐藤さんがクリニックを訪問されました。現在、卒業研究として産婦人科待合室の空間デザインについて研究しており、クリニックの写真を撮影させて欲しいという依頼でした。空間デザインという言葉はあまり聞き慣れない言葉でしたが、人が利用するあらゆる空間の快適性を、そこにある”もの”だけではなく、”もの”も含めトータルとして演出するということなのでしょう(おそらく)。当クリニックは不妊で悩み通院されている患者さんが多く、またご夫婦での来院も多くなります。そういう意味では、妊婦さんの多い産婦人科ともまた違った空間が望ましいのかもしれません。佐藤さんは待合室全体はもちろんのこと、床や壁、椅子などをいろいろな角度から撮影していました。さて産婦人科の待合室に適した快適な空間とはどのようなものなのか、不妊治療を中心とするクリニックではまた違うのか、そして当クリニックはどのように評価されたのか...。研究結果がとても楽しみです。




先日、その佐々木さんの母校である東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科4年の佐藤さんがクリニックを訪問されました。現在、卒業研究として産婦人科待合室の空間デザインについて研究しており、クリニックの写真を撮影させて欲しいという依頼でした。空間デザインという言葉はあまり聞き慣れない言葉でしたが、人が利用するあらゆる空間の快適性を、そこにある”もの”だけではなく、”もの”も含めトータルとして演出するということなのでしょう(おそらく)。当クリニックは不妊で悩み通院されている患者さんが多く、またご夫婦での来院も多くなります。そういう意味では、妊婦さんの多い産婦人科ともまた違った空間が望ましいのかもしれません。佐藤さんは待合室全体はもちろんのこと、床や壁、椅子などをいろいろな角度から撮影していました。さて産婦人科の待合室に適した快適な空間とはどのようなものなのか、不妊治療を中心とするクリニックではまた違うのか、そして当クリニックはどのように評価されたのか...。研究結果がとても楽しみです。




