美術館・博物館

July 27, 2012

マウリッツハイス美術館展 他

マウリッツハイス美術館展

先週の金曜日に行ってきました。東京都美術館「マウリッツハイス美術館展」。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。昔からいろいろな場面で見続けてきたけれど、本物に会うのは初めて。
実物大の頭部の大きさなので絵そのものは小さな作品ですが、間近で見る少女の眼や口元には写真からは伝わってこない艶と瑞々しさがありました。美しい…

主な目的はフェルメールの少女でしたが、レンブラントの自画像やルーベンスの「聖母被昇天」の下絵など、他の出品もそりゃもう豪華なラインアップです。
「聖母被昇天」って「フランダースの犬」のラストシーンに出てくるマリア様の絵ですね。この絵を見ると条件反射で泣けてくる……。

他にはフェルメールの初期の作品といわれる「ディアナとニンフたち」、ヤン・ブリューゲル(父)の花の絵、とても印象的な笑顔が頭にこびりついて離れないフランス・ハルスの「笑う少年」など。

雨の中、11時から美術館の外で小一時間、中に入って30分くらい、そして「真珠の耳飾りの少女」のところだけまた行列ができていましたが、それでも比較的ゆっくり見ることはできました。
でも見終わって出てきたら外の行列がかなり短くなっていましたから、かえって午後から行ったほうが空いているのかもしれません。



国立西洋美術館「ベルリン国立美術館展」

そしてもう一人のフェルメールの代表的な美少女「真珠の首飾りの少女」にも会おうと西洋美術館へ。
シャープな印象の「耳飾りの少女」に比べると、こちらはちょっとぽっちゃり系の可愛い「首飾りの少女」。
目線がこちらに向いていて、見ている私たちになにか語りかけてくるような「耳飾りの少女」と、鏡の中の自分の姿に集中している「首飾りの少女」。対照的な二人の美少女を堪能しました。

こちらにもフェルメールとレンブラントがありますが、他にミケランジェロやボッティチェッリの素描やクラーナハの「マルティン・ルターの肖像」など、「ベルリン国立美術館展」の出品ラインアップもとても豪華です。
ヒエロニムスと聖ゲオルギウスが何点も出てきたのが印象に残ってます。
やはりフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は最高にすばらしかったのですが、総体的には「マウリッツハイス美術館展」よりも「ベルリン国立美術館展」の方が見ごたえある作品が多かったように私は思いました。

芸大美術館「契丹展」

それから、ついでにと、芸大美術館の「契丹展」にも行ってみましたが、ついでなんて言ったのは申し訳ないくらい、こちらも実に興味深く面白い展覧会でした。
出土品、といっても年代を見ると10世紀前後と比較的新しい時代の物ですが、白磁は滑らかで非常に美しく、金銀の細工も精密で本当に素晴らしい品でした。足を伸ばしてみる値打ちは充分にありました。


それにしても疲れました。友人と二人で行ったのですが、午前中から夕方まで、さすがに3つの展覧会のハシゴは疲れました。


展覧会

yumeria at 00:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

May 21, 2012

ユベール・ロベール−時間の庭

国立西洋美術館で開催した「ユベール・ロベール−時間の庭」展。
5月20日までということで19日(土)に駆け込みで行ってきました。

改築中のヴァランス美術館から貸し出されたというユベールの素描の他、フラゴナールの絵なども数点ありました。サンギーヌという赤チョークでのデッサンがかなりの量を占めていましたが、そのサンギーヌの色自体がそのままですでに古代ぽい風合いを醸し出しているので、全体が落ち着いて静かな雰囲気の展覧会になっていました。

私の好きな「ニームの水道橋・ポン・デュ・ガール」「ラオコーン」はなかったけれど、とても魅力的で興味深い展覧会でした。
よくあることですが、今回は特にカタログ、葉書などの印刷物と実物の絵画の色の違いが大きかったようです。実際の油彩はかなり色調が暗く深いと強く感じました。

記念に「古代遺物の発見者たち」など数枚の葉書を買って会場を後にしました。翌日で終了という割りに混雑も行列も無く、落ち着いた見やすい展覧会でした。

ユベール・ロベール

yumeria at 12:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

May 12, 2011

フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展

「フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」
この前の日曜日に行ってきました。


フェルメール・地理学者



yumeria at 01:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

April 19, 2011

光と、闇と、レンブラント

一昨日の日曜日、国立西洋美術館で開催中の『光と、闇と、レンブラント展』に行ってきました。

レンブラント




震災の影響で美術展の中止が相次いでいますが、レンブラント展は予定された会期を最後までやるようです。出品している美術館や持ち主さんたちは心配で早く返して欲しいと思っているでしょうね。

レンブラントの油彩絵画十数点と数多くの素描、版画が出品されていました。
レンブラントの版画というのはあまり知らなかったので絵画をメインに見にいったのですが、素描と版画の緻密で繊細な表現には本当に驚きました。素晴らしいです。

現在はこういう状態なので、これからしばらくの間は日本への貸し出しを躊躇するのは仕方がないことだろうと思います。見られるものだけでもしっかり見ておきたいものです。


yumeria at 16:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

March 23, 2011

美少年展!

京都、下京区のギャラリーFactory Kyotoというところで「美少年展」をやっているそうです。
3月26日までというからもうすぐ終わってしまいますね。
覗いてみたい企画ではあるけれど、では行ってきます、というにはちょっと遠すぎて。
それに私は、どちらかというと美青年から美中年、美壮年あたりには興味があるけれど、なぜか美少年にはあまり心が惹かれるものが無いのです。ポスターはBL小説の表紙みたいだけど、違うのかな? 


http://factorykyotospace.web.fc2.com/index.html
昨今注目されているBL(ボーイズラブ)とは一線を画した美少年を描いた作品を集めた企画展です。美少年のコンテクストを西洋並みにもつ日本(平家物語の敦盛、小姓、江戸時代の若衆、高畠華宵や山口将吉郎等が描いた美少年画、稲垣足穂の少年愛の美学など同性愛の形でなく衆道の主従関係)美少年とはセクシャルであるけれど神聖であり侵さざる存在。そういう一瞬の刹那を切り取った作品を集めました。美少年の素晴らしさと刹那性をより多くの人と分ち合いたいと考えています。是非会場まで御足運び下さい。


だそうです。
やっぱり見てみたいかも…。巡回はしないのかしら?


yumeria at 12:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!
管理人・ユメリアです。
竜涎香

竜涎香・1880
ジョン・S・サージェント

月別アーカイブ