私がWebの世界に惹かれたのが約3年前。 

惹かれたというより、今まで接客業しかしたことがなく「これからの時代パソコンの電源すら入れられない自分というのはどうなのか」と思い、3年前にパソコン教室に通い始めたのがきっかけでした。


最初はMacのことをキーの名前だと思ったし、コピーを押しても印刷できなくて壊れてる扱いしたりと、その辺の中学生よりリテラシーの低い人間だったと思います。

ちょっと触れるようになったタイミングで沖縄に住み始め、ちょっと触れるくらいになっただけなのに調子に乗って、突然フリーライターになりました。


◼︎フリーライターとしての1年間


フリーライターを名乗り始めた時は月給16,000円くらいだったのですが、元々文章を書くことが好きだった私は「文章でお金をもらえる」ということが嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

その時はアフィリエイトとかキュレーションサイトとか、依頼者側のお金事情など知りもしなかったわけですから、依頼側のお世辞を真に受けて喜んで安いお金で文章を書いてました。

1文字0.2円くらいのもあったし、今思えば私の文章なんでどうでも良くて、ただの更新頻度要因にすぎなかったんですけど。

まぁそれでも嬉しかったわけです。


そんなスタートから1年後、生活できる程度には稼げるようになってきたときに「このままフリーを続けるなら、色々登録しなきゃなぁ。」とぼんやり考えていまして。

なんとなくアフィリエイトやSEOについても分かってき始めたこともあり「私が書いたものは全て消耗品だ」という寂しさと、フリーの気楽さ、将来の不安など色んな感情が押し寄せてきて、悩みました。


◼︎フリーから会社員になることを選んだ理由


悩んでいたタイミングで、自分が沖縄の観光記事を書く際に参考にしていたメディアが募集をかけていることを知り、「受かったら就職して編集を学ぼう」「落ちたらキュレーションサイトを立ち上げて、ライターにプラスして、コンテンツ運営で稼げる基盤を作ろう」という半ば運任せの考えに至りました。

で、受かりました。最初は編集ではなく営業として採用されたわけですが、私のしつこいアピールと寛大な上司のおかげで3ヶ月で編集に就かせてもらうことができました。


◼︎で、編集1年生が語るのもなんですが、自分なりの「編集者とは」


ぶっちゃけ働くまでは、編集とライターの何が違うのか全然わからなかったのですが、全然違いました。

私なりに思う編集の仕事って、一言でいうと「何をどう見せるか決める人」

書く人や撮る人を選ぶことももちろんですが「何を載せて何を載せないか」「どういう見せ方が、うちのサイトを見てる人に刺さるのか」「その記事をどのタイミングで、どう打ち出すか」を真剣に考えるのが編集の仕事なんだなって思いました。

そのためには効果測定やPDCA、ユーザーのリサーチや企画など、学ぶことが山ほどあり、怒涛の1年でした。

今思えば、フリーライターをやっていた頃は「私の文章を見て!」「褒めて!」「誰か私から影響を受けて!」って、自己満足でしか仕事をしてなかった。

それがライターのブランディングでもあるからと、とにかく自分の武器を増やすことしか考えていなかったわけなんですけれども

編集者は、見ている人を分析し、見ている人が求める記事を求めるタイミングで、目にとまるタイトルで打ち出す人のことなんだなぁって思いました。

これがまた難しい。

でも楽しい。


今は書くことももちろん楽しんでいますが、よりサイトに訪れる人が求めているものを120%で届けたい。時に、求められていないことでも"伝えたいことがある"、そんな気持ちで編集という仕事をしています。

自己満足ではなく、求められる媒体にしていくことや、人々が行動を起こすきっかけになるためには何をすればいいか、を考えることを楽しめるようになりました。

それによって、自分なりの「文章を書くことの意味」も少し変わってきたことも良かったなと思っています。

経験って宝だなぁ、とつくづく思います。


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