ひとりが心地よいカフェ。ひとりで行きたいカフェ。そんなお店を心が求めるときがあります。

そんなときに、会社の同僚から「私普段はひとりが嫌いなんだけど、ここにはじめてひとりで行ったときに"ひとりもいいな"って、思えたんだよね」と教えてもらったお店「たそかれ珈琲」


店内はテーブル席とカウンター席でできており、ガラス窓から差し込む光と木のぬくもりが混合された空間。

カウンターから見えるオーナーさんが、静かに陽の光を浴びながら調理する姿が、顔見知りでもないのに何故かホッとします。


ひと目見た瞬間に、"この人は私の世界に入り込んで来ない。"そう確信させてくれる、良い意味で存在感を消せる雰囲気を持った人。

陽の当たる窓辺に並べられた手作りのアクセサリーたちに、思わず目がいってしまいます。


ワッペンや音楽、アクセサリーと空間の調和が素敵すぎて「これを買って、家でこの空間を再現できないだろうか」とぼんやり考えてしまいました。(たぶん無理なので買いませんでした・・。)

メニューは自家製・天然酵母のパンを使用したクロックマダムやフレンチトースト、サンドイッチなど。(キーマカレーもあります)

この日の私は、とにかく優しくて冬っぽいものを求めていたので「クロックマダム(750円)」を注文。(メニュー詳細はこちらをどうぞ)


手作りのハムやホワイトソースが中に詰め込まれた天然酵母パンに、絶妙な焼き加減のとろとろ目玉焼きがプリンとのった、厚みのあるクロックマダムが登場。

ナイフを入れてみると


半熟の黄身がとろっとこぼれ落ち、中のホワイトソースやチーズ、具材の肉汁が染み出してきて、なんとも言えない贅沢感。ゴージャスとは違った、心が求める贅沢感。

ここでは、きゃーとかインスタ映えーとか、絶対に叫びたくない。

静かに、ひとり、この丁寧すぎる食事を味わいたい。

そんなお店。


外はさくさくで中はもちもちの、明らかに時間をかけて作られたパンとこだわりの具材を一口づつ味わいたい。

というか本当に美味しい。


自家焙煎のコーヒーは絶対に飲まなくては。とカフェラテを注文。普段はブラックしか飲まないのですが、この日ばかりは、柔らかい口当たりで口の中を満たしたかった。


繊細に彩られたラテアートに、優しさと少しの苦味が柔らかく喉を通る感覚が幸せです。

ゆっくりと、アートを溶かしながら最後までひとりの時間を大切に過ごすことができました。

こういうお店でひとりで過ごす時間を持つ、ということが「自分を大事にする」ってことなんじゃないかなぁ。


一冊のお気に入りの本を持って出かけたい。そんな場所になりました。