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第7回大阪アジアン映画祭

<上映日程>
3月10日(土)18:50 シネ・ヌーヴォ
3月14日(水)18:30 梅田ガーデンシネマ
3月18日(日)13:00 ABCホール
『星空』”Starry Starry Night”(11中国=台湾=香港)

<監督>トム・リン
<出演>ジョシー・シュー、レネ・リウ、ハーレム・ユー、グイ・ルンメイ、リン・フイミン

夜空にそっと輝く星のように、純粋で大事にしまっておきたくなる思春期のあの日の出来事。
絵本作家ジミー・リャオの原作を『九月に降る風』のトム・リンが映画化。絵本をモチーフにしたファンタスティックなシーンを挿入しながらも、甘すぎないセンスがとてもいい。

とにかく、両親の離婚に直面する主人公のシャオティン演じるジョシー・シューと、転校生のジミー演じるレネ・リウの2人が見せる思春期ならではの表情がたまらない。学校では自分のことを本当に理解してくれる友達がいなかったシャオティンのもとに、彗星のように現れたジミーの存在。物静かながら、人とは違う魅力をもつジミーとの星空を探す冒険は、一生の思い出となって観ている者の心にもすっと入ってくる。自分が13歳にもどったように、キュンとくる、そんな感じだ。

最後に登場するグイ・ルンメイも短いシーンながら、シャオティンが積み重ねてきた思いを繊細に表現。ここでもまた、監督のセンスを感じる。家族のことで人知れず傷つき、学校でも孤独だった2人の淡い初恋が、こんなにも静かに沁みるとは。台湾人気バンドのメイデイ(五月天)が歌うエンディングも爽やかでGood。