20150712_120852314_iOS


ジャブリから車で約1時間で到着したのは、「ヴェズレーの教会と丘」として世界遺産に登録されているヴェズレー村とサント=マドレーヌ大聖堂。サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の始点のひとつとしても知られる村には、巡礼路の目印である貝殻のオブジェが道にポツリポツリと埋め込まれている。

20150712_115737063_iOS20150712_124225406_iOS

サント=マドレーヌ大聖堂までの道は、レストランやお土産になりそうなものを売っているお店、少ないがワインショップもあり、他の観光地とは違っていわゆる土産物屋という風情ではないのが心地いい。後日パリ市内や各観光地で遭遇するあまたの観光客もここまでは押し寄せていないようで、団体行動をしているのはこのツアー客ぐらい。ちなみにこのワインショップではサント=マドレーヌ大聖堂がラベルについたピノ・ノアールを自分用に購入。味はまあまあだったけれど、ヴィズレーに行った記念にはなったかな。ヴィズレー村も丘を下るとブドウ畑が点在しているのが見えるそう。そこまで散策はできなかったけれど、丘を下ってから大聖堂を遠景に村全体を見ることができたら、また違う感慨を持てていただろう。

写真右はワインショップの隣にあるお昼を食べたレストラン。田舎料理風で、素朴な味わい。日本人に合わせてか量を少なめにしてくれていたような(隣のお客さんのプレートはすごい量だったので・・・)。ツアーで一緒になった方ともここではじめて話ができ、皆さん旅慣れていらっしゃることを知る。まあ、パリデビュー戦でいきなりこのようなツアーは参加しないだろうな。昼食後はいよいよ、サント=マドレーヌ大聖堂へ。

20150712_120934500_iOS


今回の旅行で初めて間近で見る大聖堂が、サント=マドレーヌ大聖堂。間近で見上げると、この迫力。歴史に翻弄され、略奪や破壊に見舞われながらも、今もここにあり、祈りの場であり続けている姿は、ただ美しいだけではない重みを感じずにはいられない。

20150712_121203482_iOS


サント=マドレーヌ大聖堂入口上にあるロマネスク様式のティンパヌム。キリストと十二使徒による聖霊降臨の場面を描いている、「最も有名なティンパヌム」と呼ばれている。大聖堂入口に提示することにより、当時の庶民に対する教育的意味合いもあったのだとか。

20150712_121722157_iOS


バジリカ式の大聖堂の中。側道もあり、内部は思った以上に太陽光が降り注いで明るかった。

20150712_121908037_iOS


大聖堂奥の天井はドーム状になっていて、息をのむ美しさ。ちなみに、地下にはかの有名なマグダラのマリアが分骨されており、カプセルみたいなものに入って奉られている。上階の明るさと比べて、少しまとわりつくような湿気を感じながら、幻想的に照らされた骨のカプセルに手を合わせ、地上へ。サント=マドレーヌ大聖堂は見る角度によって、同じ建物かと思うぐらい違うので、ぐるりと回ってみることに。

20150712_122417646_iOS


20150712_123211065_iOS


20150712_122437859_iOS


展望台から村を見渡すとこんな感じに。巡礼者の聖地であり、歴史の重みをじわりと感じたウェズレー村とサント=マドレーヌ大聖堂の旅。壮絶な観光客の波もなく、リラックスして散策できたのはラッキー。日本人ガイドのシノダさんのフランスにまつわる様々なお話も、すごく参考になった。日曜日はあらゆるお店がお休み(一部営業している店はあるそうだが、見つかると多大な罰金を払わされるらしい)ということも知り、ここでも日本との違いを実感。仕事の時もベビーシッターを雇うことが一般的なため、子育てしながら仕事をすることも無理なくできるという話も聞き、割り切るところは割り切って、自分の権利を守ることができる国なのかなと思ったり。等身大のフランスも垣間見えた1日だった。

20150712_122930398_iOS20150712_122934039_iOS