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2009年03月16日

チェンジリング5

チェンジリング昨年、東京で病院をたらい回しにされた妊婦が出産後に脳内出血で亡くなるというニュースが大きく取り上げられた。その後、彼女の夫が会見を開き、「妻が浮き彫りにしてくれた問題を力を合わせて改善し、安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」とコメントしたことも話題になった。彼女が亡くなったことはとても不幸な出来事だけれど、私はこの夫のコメントを聞いて、もしかしたら彼女は世の中を変えるという役割を担うためにこの世に存在したのではないのだろうか、と思ってしまった。『チェンジリング』でアンジェリーナ・ジョリーが演じたクリスティン・コリンズもまた同じ。彼女が遭遇した過酷な体験は、全て当時の腐敗したロス市警の体制を変えるために、天が彼女に与えた使命だったように私には感じられた。言い換えれば、彼女は天から選ばれた人間だったのではないだろうかと思ってしまったのだ。

1928年。ロサンゼルスの郊外でクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子・ウォルターと二人で幸せに暮らしていた。電話会社に勤めながら女手ひとつで息子を育てる彼女にとって、彼の存在は生き甲斐でもあった。しかしある日の夕方、クリスティンが仕事から帰ると、一人で家で留守番をしていたはずのウォルターが姿がどこにもない。彼女は必死に近所を探し回るが見つからず、一晩経っても彼は帰ってこなかった。警察が捜査するも有力な手掛かりはなく、ウォルターは行方不明のまま何日もの月日だけが過ぎ、クリスティンは憔悴しながらも諦めずに彼を捜し続けた。そして5ヶ月が経ったある日、とうとうクリスティンはロサンゼルス市警のジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)より、ウォルターが発見されたとの報告を受ける。しかし、大喜びで息子を迎えに行った彼女の目の前に現れたのは、自らをウォルターと名乗る別の少年だった。彼はウォルターではないとクリスティンはジョーンズ警部に訴えるが、警部は「あなたは混乱しているだけだ。成長期の子供は5ヶ月も経てば容貌が変わる」と言って取り合ってくれない。それでも本物のウォルターを探せと訴え続けるクリスティンを、警部は精神異常者として強制的に精神病院に収容してしまうのだった。

最近、観ていてこれほどまでにストレスを感じる映画があっただろうか。そう考えてしまうほど、ジョーンズ警部の悪役ぶりは凄かった。当時のロス市警の体制がどうであったかはさておき、私たちは警察というものは不正を取り締まる場所であり、警察官とは犯罪から弱者を守ったり助けたりしてくれる人であって欲しいと願っているはずだ。それなのに、このジョーンズという男は、子供を失った可哀想なクリスティンを徹底的にいじめ倒す。見た目にはちっとも悪そうに見えないのに、彼の中には正義も誇りもなく、大切なのは権力と中味のない名声だけ。「なぜ、話を聞いてくれないの?」「なぜ、本物のウォルターを捜してくれないの?」「なぜ、精神病院に入れられなければならないの?」と、観ている私の気持ちはすっかりクリスティンに同化してしまって、映画の前半では悶々としたやるせなさと怒りがずっと続いていた。

これほどまでに私を引き込み、苛立たせた理由は、映画の冒頭にぽっかりと浮かんだ「A true story」の文字にあるのだろう。恐ろしいことにこれは事実を描いたものなのだそうだ。(モチーフとなっているのは「ゴードン・ノースコット事件」(ウィキペディアより)←映画のネタばれになる事項が記載されています)正義の象徴でなければならないはずの警察が、善良な市民を相手にこんな酷いことをしていたのだとしたら、それはもう悪の組織としか思えない。他国のことながら、過去にそんなことが現実に起こっていたなんて、本当に信じられないし許すことは出来ない。

しかし、そんな耐え難いストレスも、映画の後半からクリスティンの支援者たちと正義を持って職務に臨む一人の刑事の登場によって徐々に軽減されていく。警察の悪事と子供の誘拐事件に絡む凶悪犯罪が正しい目でもって裁かれ、観る者が望む展開へと導いていくストーリーが、この作品が非常に満足度の高いものになった理由なのだろう。先の「ゴードン・ノースコット事件」の内容を読むと、映画のストーリーには多少の脚色が施されているようだが、それは「A true story」と謳うことに対しては大きな問題ではない。

クリスティンを演じたアンジェリーナ・ジョリーは、他の作品では見たことがないほど細く弱々しい。しかし、子供の生存を信じ、警察の圧力に屈しない芯の強さを持った女性を見事に演じ、今年のアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。私は10年ほど前から彼女のファンであり、とても演技力のある女優だと思っていたが、なぜか作品には恵まれないという印象が強かった。彼女の色気と存在感が、逆に作品のバランスを壊してしまっている気すらしていた。しかし今回の作品では、彼女ひとりが突出した存在感を放っている印象はなく、見事に作品の一部として溶け込んでいる。そしてその上で、アカデミーにも認められる演技を見せている。これはやはり、監督であるクリント・イーストウッドの演出力によるものなのだろう。

実話ベースではめずらしく、脚本、役者、演出の全てにおいてバランスが取れた素晴らしい作品だったと思う。

yumikatsuragi at 01:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画 

2009年02月13日

誰も守ってくれない2

誰も守ってくれない『ずっとあなたが好きだった』や『踊る大捜査線』の脚本家・君塚良一が脚本と共に監督も務めたという『誰も守ってくれない』を観た。脚本家が映像の世界に介入したがるというのは、やはり自分が思い描いたイメージと監督の演出とがズレていることに不満を感じることがあるからなのだろうか。近日公開される『ハルフウェイ』という作品でも、『愛していると言ってくれ』や『ロング・バケーション』などの脚本家・北川悦吏子が監督デビューを果たしたという。

私は、モノ書きは活字の世界の中で生きる人間であり、いわゆる芸術家とは一線を画しているものなのだと考えているので、正直言って脚本家が作り出す映像というものには、あまり興味を引かれない。しかし今回の『誰も守ってくれない』は、殺人容疑者の家族という難しくも興味深いテーマを扱った作品であり、モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞受賞という触れ込みに加え、予告編の出来も良かったので観てみることにしたのだ。

幼い姉妹を殺害したとして、近所に住む18歳の少年が逮捕される。刑事・勝浦(佐藤浩市)と三島(松田龍平)は、容疑者の家族をマスコミや世間の目から保護するという任務を与えられ、逮捕現場の少年宅へ向かった。少年の両親と妹・沙織(志田未来)は3人とも別々に警察に保護されることとなり、勝浦と三島は沙織を連れて家を出るが、マスコミは沙織の写真とインタビューを取ろうと、どこまでも追いかけてくるのだった。

突然の出来事に戸惑い、心を開かない15歳の沙織。そんな中、警察の保護下にあったはずの彼女の母親が自殺を図り死んでしまい、その知らせを聞いてショックを受けた沙織はますます心を閉ざしていく。また、新聞記者・梅本(佐々木蔵之介)の書いた記事により、容疑者の妹を保護している刑事の存在が世間に知れ渡り、勝浦はネット上で激しいバッシングを受けることとなる。

映画の公開に合わせて、佐藤浩市が演じる勝浦が傷害事件の被害者の娘である精神科医・令子(木村佳乃)を保護するというスペシャルドラマ『誰も守れない』(こちらは脚本のみ君塚良一)がテレビで放映されたので、先にこれを鑑賞していた。ドラマでは勝浦や三島の人物像やプライベートな面を細かく描いていた上、ドラマのラストシーンが映画のオープニングシーンで使われており、ドラマがそのまま映画に繋がっていくという作り方だったので、このスペシャルドラマを観ているか否かで映画の楽しみ方は倍くらい違うだろう。実際、映画では唐突に登場する令子の存在もしかり、勝浦が別居中の娘にねだられて買ったプレゼントというアイテムや、三島の「シャブ漬けにしちゃうよ」というセリフなど、ドラマから引っ張ってきたネタがところどころにちりばめられている。

私が危惧していたモノ書きが作り出した映像は、実際にはかなり良かったと思う。マスコミとのカーチェイスのシーンも迫力があったし、ローアングルにこだわった映像が実は沙織の視線の高さと同じであることに気付いた時、君塚良一の芸術家としてのこだわりすら感じた。しかし、逆にモントリオール世界映画祭で最優秀賞を取ったという脚本に関しては様々な疑問が残り、観終わった時にはモヤモヤしたものばかりが残ってしまった。

まず一番腑に落ちなかったのは、『誰も守ってくれない』というタイトルを付け、沙織の視線の高さのアングルを保ちながらも、常に勝浦の視点で物語が進行していくところだった。これではスペシャルドラマ『誰も守れない』の単なる続編になってしまう。『誰も守れない』と『誰も守ってくれない』というそれぞれのタイトルが表と裏を表現しているように、映画は守られる側の心情をメインに描いたものを期待していただけに、少し拍子抜けした形となった。

映画の趣旨を根本から否定するのもどうかと思うが、マスコミが必死に沙織を追いかけるのもおかしな話だと思ってしまった。未成年者が殺人事件を犯した時、私はその責任の大部分は親にあると思っている。なのにマスコミは先に家を出た父親は見送り、後から家を出た15歳の少女を追いかける。何かおかしい。こういう社会派なドラマは、観ていて「おかしい」と思った瞬間にリアリティが薄れてしまう。

母親の自殺についても疑問が残る。もしこの母親が自分の息子に限って犯人ではないと信じているのなら、息子が逮捕されたその日に、しかも本人が犯行を自供する前に自殺などはしないと思う。母親の自殺は、単純に沙織から母親を奪うためだけに用意された設定だったように感じる。しかも、沙織はその出来事を警察のせいだと泣き叫ぶ。これも私が思うにはお門違いで、恨むならまず家族をめちゃくちゃにした兄貴を恨むべきだ。

何より、私がこの作品に一番裏切られたと感じたのは、沙織が自分の家族が崩壊したことを嘆く姿は描かれていても、「自分の肉親が近所の幼い姉妹を殺した」という事実に対して心を痛めたり苦しんだりしている姿が全く描かれていなかったことだった。ただ、そのことで自分自身が好奇の目に晒されていることに不満をぶちまけたり、身を隠すために連れ回されることに対して憮然としているだけ。挙句の果てには居場所を突き止めて会いに来たボーイフレンドと楽しそうに学校の話をしている。そんな姿を見ていたら、私はとても彼女に同情することは出来なかった。

この作品を観て印象に残ったものは、マスコミの過熱報道とインターネット社会の恐ろしさ。興味本位の人間の身勝手さと悪意。それから刑事という仕事の大変さくらいだろうか。ただ、「家族が殺人事件の加害者になるとこんなひどい目に遭わされるよ」ということなら、東野圭吾原作の『手紙』の方がよほど心に訴えかけるものがあった。

クライマックスで勝浦が沙織に語る「これからは君が家族を守るんだ」というセリフも、私にはいまひとつしっくりとこなかった。代わりに、「君は差別されて当然なんだ。兄さんはそこまで考えて行動しなければならなかった。差別のない国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ」という、『手紙』の中で一番印象的だったセリフを、そのまま沙織に捧げたい。

yumikatsuragi at 00:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0)映画 

2009年02月08日

レボリューショナリー・ロード3

レボリューショナリー・ロード『レボリューショナリー・ロード』を観た。驚くべきことに、公開2週目の平日のレイトショーにも関わらず、客席には私ひとりきり。映画生活は長いが、劇場を一人で貸し切りという状況には滅多に出会えない。調べたところ、日本での映画の興行ランキングは、公開1週目が第5位、2週目では第8位まで落ち込んでいた。タイタニックの二人の再共演だと、メディアであんなに宣伝してたのに。ケイト・ウィンスレットはこの作品でゴールデン・グローブ賞を獲ったと話題になっていたのに。レオ様(!)の映画なのに…。

邦題には原題の『REVOLUTIONARY ROAD』の後ろに『燃え尽きるまで』などという大河ドラマ調のサブタイトルを付け、レオとケイトのラブロマンス風なイメージを植えつけようとしているが、実はそんな物語ではない。原作小説の日本語タイトルは『家族の終わりに』。本編を観た人なら、誰もがこちらの方が映画の内容を的確に表現していると思うはずだ。

家族の終わりにアメリカは頻繁に「自由の国」と形容されるが、この作品に描かれているアメリカには自由のカケラも見えない。時代は1950年代。若い頃の夢を捨てて結婚をし、郊外に家を買って子供を育て、皆がままごとのようにお決まりの生活をしている。他人と同じように暮らすことこそが幸せであり、自由で個性的な考え方を持つことはタブーとされている閉鎖的な世界が舞台となっている。タイトルの『レボリューショナリー・ロード』とは、主人公が暮らす町の地名である。そんな「人形の家」が立ち並ぶ一角を、あえて「革命的な」と名付けてしまうところが何とも皮肉っぽい。

エイプリル(ケイト・ウィンスレット)はフランク(レオナルド・ディカプリオ)との結婚を機に女優を辞め、閑静な郊外の一軒家で二人の子供を育てていた。毎日を家事に明け暮れる生活に虚しさを感じていたエイプリルは、フランクが結婚当初に「フランスのパリで自由に生活することが昔の夢だった」と語っていたことをふと思い出す。一方のフランクは、若い頃は自分の父親のようなサラリーマンにはなりたくないと思っていたにも関わらず、結局は父親と同じ事務機器の会社に入り、興味のない仕事にやるせない不満を感じていた。

その日フランクが帰宅すると、エイプリルは唐突に彼に一つの提案を持ちかける。「あなた、会社を辞めて。この家を売って、家族でパリに移住しましょう」更に彼女はこう続けた。「私が働くからあなたは働かなくていいわ。パリで自由に好きな時間を過ごして。私はあなたの昔の夢を叶えて欲しいの」彼女の強い決心に、最初は戸惑っていたフランクもパリ行きを決意する。しかし退職を決意した直後に、フランクが作った企画が会社内で認められ、彼に昇進のチャンスが訪れた。その一方で、エイプリルが3人目の子供を身ごもっていることも発覚する。フランクは移住の決意が揺らぐが、エイプリルは子供を堕ろしてでもパリに行きたいとフランクに懇願する。

人生は思った通りには進んでくれない。さぁ、あなたならどうする?と問いかけたとき、大多数の人はその場に留まって子供を産み、育てるという決断を下すだろう。それが一般的であり、且つ良識のある判断だと思われる。フランクもまた、それをエイプリルに持ちかけた。しかし、彼女の精神はもうギリギリだったのだ。ままごとのような生活の中に押し込めていた絶望的な感情が「パリへの移住」という逃げ道を見つけた時、それは彼女にとって大きな希望に変わった。彼女がパリに行きたがった理由は、夫の夢を叶えるためではなく、夫の夢に託けてただ自分が外の世界に出たかっただけなのだと私は感じた。その希望が妊娠という出来事で再び閉ざされようとした時、彼女の精神はどんどんと壊れて行く。

これが現代の話なら、きっと彼らには色んな選択肢が与えられるに違いない。しかし、この時代には医療的な堕胎は認められておらず、女性が子供を預けて外に働きに行くことも、夫婦が離婚することも世間は許してくれなかったのだろう。現代に生きる私たちには、選択することを許されない人生など到底考えられないが、この映画の時代の人々は選択出来ないことが普通であったのだ。そんな時代の反逆児の象徴として、ジョンという男性(マイケル・シャノン:この作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている)が登場する。時代に逆らった仕打ちとして彼は異常者扱いされ、精神病院に送られて電気ショックで人格を変える処置を施されている。観ていると、何が正常で何が異常なのか分からなくなってしまう。

観終わった時の虚しさは、救いのない戦争映画を観た時のものとよく似ていた。この映画を一言で説明するとしたら、「不幸な時代に生まれた、不幸な男女の物語」とでもいうところだろうか。きっとエイプリルは、少し早過ぎる時代に生まれてしまったのだ。しかし、きっと彼女やジョンのような人たちが、現代のアメリカの自由を築き上げてきたのだろう。タイトルの『REVOLUTIONARY ROAD』とは、そんな彼らを象徴した言葉なのではないだろうか。

私には1歳児を保育園に預けて職場復帰した友人が居る。家庭に閉じ込められることを嫌って、社会復帰を熱望した女性。しかし、彼女ですらこの作品を観て「何が言いたいのか分からない。この映画が作られた意味が分からない」と言った。それくらい、この作品の真意に辿り着くのは難しい。私には、この映画が作られた意味くらいは分かる気がする。しかし、「好き」か「嫌い」かと問われれば、「どちらかと言えば好きな映画ではない」と答える。誰も救われない映画は、虚しさだけが残る。

yumikatsuragi at 15:46|PermalinkComments(3)TrackBack(0)映画 

2008年09月10日

ジコケツ

暑さも少し和らいで、ようやく身体のダルさからは開放されました。
でも、7月に入ってからなんとなく荒れていた肌の調子がどんどん悪くなり、8月末には2年ぶりに顔面アトピーが再発してしまって、ものすごく憂鬱です。
先週は顔が真っ赤になって瞼が腫れ、とても外に出られる顔ではなかったので、二日も会社を休んでしまいました。
体調不良が原因なのか、ストレスから来ているものなのか、よく分からないので厄介です。

同時に眼も痒くてたまらなくなっていたので、眼科に行きました。
すると、相当ひどいアレルギー性結膜炎になっているということ。
こすり過ぎたのか、角膜にも傷が付いていると言われました。

そして、私の眼を診てくれた先生が一言。
「ジコケツでいきましょう」

「ジコケツ」という言葉は初めて聞きましたが、漢字にすると「自己血」となります。
自分の血液を摂り、その血清で作った目薬を使う治療法なのだそうです。
その先生も「自己血治療の患者は久しぶり」と言っていたので、私はかなりの重症なのでしょう。
でも、自己血の目薬は本当によく効くらしいです。
「擦り剥いたらツバ付けときゃ治る」みたいなものなんでしょうか。
結局、人間は自分の身体の中に治癒能力を持っているんでしょうね。

それから一週間。
肌の調子も、眼の調子も、ほんの少しですが良くなっている気が。
このまま少しずつでも良くなってくれることを期待しています。

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2008年08月20日

持っててよかったシネマカード

今日はノー残業デー。

定時でさっさと仕事を終わらせたら、岐阜のリバーサイドモールにあるユナイテッドシネマまで『ぐるりのこと。』を観に行こうと計画していました。
公開開始からずっと観たいと思っていたのですが、8月16日からここで上映されると知っていたので、あえて名古屋での公開を見送っていたんです。

ところが、会社の昼休みにネットで上映時間をチェックしてみると、10:00と15:30の二回しか上映されていないじゃないですか!
びっくりして来週の時間も確認してみたら、こちらも18:15の一回のみ。
定時まで仕事をしたら、一旦ウチに帰ってすぐにクルマで出掛けても絶対に間に合わない時間です。
なんで『仮面ライダー』とか『ポケモン』とかをレイト上映して、『ぐるりのこと。』のレイト上映がないのかが分かりません。
こんなんじゃ、休暇取らないと観に行けないじゃん…。

そんな時、ふと思い出したのが、この前入会したばかりのユナイテッドシネマ会員カード。
入会時に1本分のシネマ無料鑑賞ポイントがついていたんだった!
このポイントを使って、今度の土曜日か日曜日にでも行ってくることにします。

30日から『百万円と苦虫女』も始まるので、それもここで観ようと計画していたのですが、やっぱり同じ扱いなのかなぁ…。


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2008年08月19日

たった2日で!

ヤ○ダ電機からテレビの出荷日のお知らせメールが届きました。
配送の件でちょっと確認したいこともあったので、『ヤ○ダ電機.com』にアクセスして調べものをして、もう一度買ったテレビが載っているページに行ってみたら、びっくりしました。
たった2日で、価格が4万円近く上がっていたんです。

もしかして、私が買ったものとは違う型式なんじゃないかとか、私が価格を勘違いしていたんじゃないかとか心配になって、購入詳細を引っ張り出してきたんですけど、やっぱり全く同じ型式のもので、価格も間違いないんです。

ネット販売って、こんなこともあるんですね。
恐らく在庫処分品だと思うのですが、待てば待つだけ安くなるってこともないんだということを初めて知りました。
いい時に買っておいて良かったかも!
(でも、届くのは月末…)

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2008年08月17日

お盆休み最終日

やっぱり新しいテレビを買うことにしました。
ウチの今のテレビくん、機嫌がいい時はちゃんと映ってくれるのですが、一旦不機嫌になると徹底的にダメなんです。
まぁ、このまま騙し騙し使っていても、結局近いうちに完全に映らなくなるんだろうなーと思って。

で、今日になって初めて真剣に『価格.com』でテレビ探しをしてみたのですが、今どきの液晶テレビって26型の上が32型になるんですね。
今まで28型のワイドを使っていたので、私の欲求を満たすためには必然的に32型以上を選ばなければならない仕組みのようです。
映画を観るには大きければ大きいほどいいのですが、私の狭い部屋に置くには限界があるし、何と言っても急な出費で予算のこともあるし…。
で、今回は素直に32型を買うことにしました。

とりあえず『価格.com』でクチコミと最安値を調べたあとで、大手量販店のウェブで通販価格を調査。
すると狙った商品の『ヤ○ダ電機.com』での販売価格が、ポイント還元込みで『価格.com』での最安値よりたったの480円upだったんです。
しかも送料と設置も無料で、商品は届け先の住所の最寄のヤ○ダ電機より出荷されるようです。
これなら、『価格.com』で最安値が付いている素性の分からない電器屋の通販で買うよりいいと思いません?

でも、やっぱり現物を見ずに大きな買い物をするのには抵抗があったので、とりあえず『ヤ○ダ電機.com』の商品ページをプリントアウトして、近所のヤ○ダ電機に行ってみました。
すると、店頭ではポイント還元込みでネット価格よりも1万円近く高いんです。
とりあえず、フロア責任者風のおじさんを捕まえて、同じ場所から出荷される商品でこうも価格が違うものなのか聞いてみました。
そうしたら、「ネット販売は経費(人件費とか電気代とか)がかからないので安いんです。店頭販売は店頭表示価格が限界。インターネットをやっていらっしゃるなら、そちらで買った方がお得ですよ」とあっさり言われ、すぐさま退散。

これも時代の流れなんでしょうね。
かくして、32型のテレビのような大型の電化製品を、初めてインターネットで購入することにしてみました。

ヤ○ダ電機の店頭価格は現金の場合で、カード利用の場合はポイントが下がるということでしたが、ネット販売の場合はカード払いが原則なので、クレジットカード側のポイントも付くし、高い買い物をするなら益々お得です。
しかも、古いテレビのリサイクル料も店頭では3,360円なのに、ネットで申し込めば2,835円。
ここでも500円以上お得になりました。
ネットの恩恵受けまくりです。

たぶん新型に入れ替える前の在庫処分商品でしょうが、思っていたより安く買えて良かったです。
まだいつ届くかは分かりませんが、その時まで古いテレビくんが機嫌よく映ってくれることを祈ります。
『SEX AND THE CITY』もまだ30話くらい残ってるし。

あー、明日から会社です。ちゃんと起きられるかな?

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2008年08月16日

ありがとうございます

みなさん、温かいコメントをありがとうございます。
リアルな友達も、いつもコメントして下さる方も、お久しぶりの方も、はじめましての方も。
本当に本当にありがとうございます。

余裕がなくてブログを放置している間も、ちょこっと余裕が出来て復活してからも、こんな私に付き合って下さる方が居ることに感激しています。
失礼と思いながらも一人一人にはコメントをお返ししていませんが、ものすごく励まされています。

最近は頭の中がいっぱいいっぱいで、家に帰っても当日の仕事の反省をしてみたり、翌日の仕事のスケジュールを立ててみたり…。
他にもちょっとした心配事も抱えていて、集中してパソコンに向かえなかったりしています。

でも、しばらくお休みが続いたおかげで、ちょっとだけ心に余裕が出来て、また書き始めてみました。
ちゃんとした映画レビューなどが書けるようになるには少し時間が掛かるかもしれませんが、今は親しい友達に手紙でも書いているようなつもりで、これからもちょこっとずつ書いていけたらいいかなって思っています。



yumikatsuragi at 23:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0)お知らせ 

2008年08月15日

お盆休み3日目

今日も暑かったです。

ウチの不機嫌なテレビくんは、捨てられるかもしれないことを悟ったからか、何故か今日は全く問題なく働いてくれました。
おかげで、録りためている『SEX AND THE CITY』を5時間ぶっ通しで、シーズン3まで観終わることが出来ました。
調子良く映してくれているものを簡単に捨てられるタチではないので、もう少しこのコと付き合ってみようかな?と思い、とりあえず電器屋めぐりは延期です。

相変わらず37度程度の微熱が続いていて、まだ本調子ではありません。
37度と言っても、元々の私は平熱が35度5分くらいなので、37度出ると結構つらいんです。
でも、もう熱も1週間くらい続いているので、だんだんその状態に慣れてきていたりして。

家でじっとしているだけでは一向に治らないので、夜は『ダークナイト』を観に行くことにしました。
妹からは「長いし、調子のいい時に観た方がいいよ」って言われていたんですけど、来週になったらまた仕事が何時に終われるか分からないし。

何かね、娯楽映画にしては深くて重い内容でした。
アメリカ映画って「正義が勝って悪が負ける」という絶対的な前提があるじゃないですか。
完璧なハッピーエンドというか、ヒーローとその周りの重要な味方たちは死んじゃいけないみたいな。
でも、この映画はそうじゃないんですよね。

一貫して語られている重要なキーワードは「究極の選択」かな。
最悪の危機に迫られた時に、人はどんな選択をするのか…という。
「自分が愛する人 or 世間が求めている人」「妻 or 子供」「自分の命 or 他人の命」etc.。
ある人はいつも、それをコインで選ぶというのも象徴的な表現で、人間の心理の深いところに迫った作品でもありました。
タイトルの『ダークナイト』は「DARK NIGHT = 暗い夜」ではなく「DARK KNIGHT = 闇の騎士」です。
このタイトルにもまた、深い意味が込められています。

評判どおり、この映画でジョーカーを演じたヒース・レジャーは凄かったです。
彼の出演した作品は何本か観ていますが、正直に言って、ここまでの狂気が演じられる人だとは思ってもいませんでした。
これから色んな作品でいい演技をたくさん見せて欲しかったのに、亡くなってしまったのは本当に残念です。
クスリに走って命を落としてしまったのは、もしかしたらこの役を演じたがためだったのだろうかと考えると、心が痛みます。

ウチに帰ってきて熱を計ってみたら、ほぼ平熱まで戻っていました。
映画を観に行くと、身体の調子が良くなるみたいです。

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2008年08月14日

お久しぶりです

お久しぶりです。お元気ですか?
私は昨日から5日間のお盆休みに入りました。
せっかくのお休みなのに、夏風邪なのか、夏バテなのか、体調がイマイチでパッとしません。
体調がイマイチだからなのか、肌の調子も良くなくて、それでまた憂鬱になったりもしています。

このお盆休みの間に、職場の友人から「浴衣で明治村へ行かない?」と誘われていたのですが、無理して行ってこじらせてもダメなので、今回はやめることにしました。
でも、一度は行ってみたいんですよね。明治村の宵祭り。

そうそう。
5月末から仕事が殺人的に忙しくなっていたのですが、最近になってようやくそれも少し落ち着いてきました。
ただ、8月の一ヶ月間、私がウチの部署に配属された男性新入社員の教育係を任命されて、バタバタしています。
今どきのコだからなのでしょうか。それとも彼が特別なのでしょうか。
22歳の大卒なのに、あまりにも自由過ぎ、言動も中学生レベルなので、かなり手こずっています。
とは言うものの、そんな不思議な彼とのやりとりをどこかで楽しんでいる自分も居たりして。
彼に関しては面白いエピソードがありすぎるので、また別の機会にでも書くことにします。

今、世間の話題もテレビ放送も、オリンピック一色ですね。
私はハイライトだけ見て満足しているような非国民ですが…。
それより、8日からWOWOWで始まった『SEX AND THE CITY』の字幕版一挙放送を、頑張って観ています。
毎日4〜5時間を10日間連続で放映するんです。
全94話で、もう57話まで放映されているのに、まだ36話までしか観れていません。
どんどん消化していかないとHDDレコーダーの容量が一杯になってしまうので、もう必死です。

ところが、そんな中、テレビが壊れました。
全く映らないわけではないのですが、結構厳しい状態です。
2000年に買ったものなので、もう8年。
どうせ3年後にはアナログ放送は見られなくなるので、今が買い換え時なのかもしれません。
とは言うものの、急な出費はかなり痛いなぁ。
あと2〜3年は買い換える予定はなかったもんなぁ…。

明日は調子が良ければ、電器屋めぐりをして価格調査でもしてみるつもりです。

こんな感じで、また書きます。

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