能登の七尾市にある能登島へ、夫とE子さんの3人で、1泊2日の
ひょっこりマラソンの旅。
今回、事前にブログで知らせなかったのは、ハーフを走ることに
自信がなかったから… と言い訳しときます。
1週間前の予報では晴れだったのに、2〜3日前の予報は雨。
前日になると、午後から雨とか… もうころころ変わる。
まっ暑い時期だし、少々の雨なら構わんけど、大雨だけは、御免して。

そして土曜日朝、車で自宅を出発。
高速で綾部を経由して、福井で途中下車。
雨でも見学できるところがいいということで、「福井県立恐竜博物館」へ。
往復の時間の関係で今回の旅、唯一の観光場所です。
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車を降りると、でかーい恐竜のオブジェがお出迎え。
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最初に目を惹いたのは、ティラノサウルスのロボット。
そのリアルな動きは、見ていて飽きません。
T君と目が合って、ドキッ!
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恐竜の全身骨格や標本、巨大ジオラマなど、その数の多さは凄い。
特に対面の大型スクリーンで観れる恐竜同士の戦うシーンは、
迫力満点。
恐竜に特に興味がない私でも、見入ってしまいました。
屋外では、恐竜のオブジェの展示や恐竜のたまご探しのイベントなど
時間があれば、さらに楽しめるのですが…
でも楽しかったなぁ。
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お昼ご飯は、永平寺近くにある「りうぜん」というそば屋で、お蕎麦を。
おろしととろろの2種類。  ちょっと量が少なかった…。

そして、能登島に入ったのは4時。
マラソンの前日受付を済ませ、本日泊るお宿へ。
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「島の小さなホテル ウインズ」がホテルの名前。 ペンションの雰囲気です。
マラソンの会場まで、車で5分の近さだし、料金が安いのが決め手。
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部屋からの景色。
こじんまりとしたホテルだけど、部屋は清潔で、居心地のよい広さです。
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夕食はついていないので、あらかじめ道の駅やコンビニで調達。
レストランは開放されて、食器も自由に使え、掘りごたつの席から、
眺める景色もいい感じです。
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マラソン当日。
朝食は、マラソン大会のため、通常より早い時間に用意してくれました。
夕食がない分、朝食に力を注がれているって感じです。
オーナーの奥さん手作りの朝食は、とても美味しく、さりげない会話とともに、
気持ちのよい朝のひとときとなりました。
そして、チェックアウト後、「マラソン頑張ってくださいね」と手を振って
見送ってくれました。
なんか、ほっこり〜。

能登島の愛称となった「ひょっこり」という言葉、
実は、この島が、あの人形劇の「ひょっこりひょうたん島」に
似ているところから、ついたそうです。
島がひょうたんの形というよりも、七尾湾にひょっこり浮かんでいるから
らしいです。
私たちが出場するハーフマラソンは、この島の右半分を周回します。
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さて、私にとっては今シーズン最初のマラソン大会。
5月に麒麟獅子10kmを走っている2人は2度目。
そう、私はインフルで棄権でした。
日課となった早朝ジョグのおかげで、6月の走行距離は170kmを
突破。
しかし、この期に及んで、20km以上の長距離走の練習は、
全くしていない。
ほんとにハーフ走れるんかいな…。
しかも、このコース、アップダウンがいっぱいあるらしい。
しかも、この天気、雨はやんだけれど、何、この蒸し暑さ。
気温は、さほど高くはないけれど、蒸し〜〜〜。
不安の要素いっぱいのまま、スタートラインへ。

前半は、予想どおりのアップダウンで、とても長く感じたが、
でも、しんどい上りのあとは、快適な下りが待っていると思うと、
頑張れた。
体はジトーー、 ときおり射す陽射しが、追い打ちをかけるように
ジリジリ…
給水所は2kmごとにあり、でもスポーツドリンクはなく、水のみ。
横に塩が置いてあったので、つまんで口に放り込んだ。
とにかくこの暑さ、水分とナトリウムを取らなければ。

ようやく10km… あ〜〜、もう走りたくない。
ハーフじゃなく、10kmにしとけばよかった。
後半は平坦な道が続き、楽なはずなのに、しんどい。
足は、あまり疲れていないのに、なんでなん? 
でも残り1kmの表示を見たあと、前の人を次々追抜いた。
あれ?  結構、余力が残っているやん。
ゴールゲート近くでは、沿道の声援が多く、その中を
スピードアップして、さらに2人抜いて、ゴール。
しんどかったけれど、結果としては気持ちよく走れた。
タイムは、2時間3分44秒。
2時間を切れなかった…
まっ、この暑さだから、しゃあないなと、自分をなぐさめた。

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記録証をもらったとき、係の人から「飛び賞」ですから、こちらで
賞品を受け取ってくださいと誘導された。
緑の包み紙がそう。
年代別10位だった…  5位ごとに飛び賞がもらえるらしい。
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輪島塗の夫婦箸だった。
タイムは今ひとつだったけれど、思ってもいなかった
サプライズに、ちょっとハッピーな気持ちに。

私より20分遅れて、夫がゴール。
どうやら夫は、途中しんどかったので、ちょうどイルカウォッチング
できるポイントがあったので、イルカ探しを口実に5分間、
休憩していたらしい。
その後、E子さんもゴール。
途中、お腹が痛くなって、民家でトイレを借りたらしい。
沿道で待っていた私を見つけた途端、「どっかにトイレない?」
「もうすぐゴールだから、我慢して」と並走した。

いろいろあったけれど、何はともあれ、3人とも時間内に
完走できて、良かったです。