食養1
(撮影 福田房仙先生)

信じるという力。

信じるという真実。

信じるという祈り。

 

◆できることから

◆信じる力

◆食べたものでできている

◆人生を楽しむための食事

 

***


◆できることから

 

食養道学院院長 福田光孝先生の食養講座 食養道(1)が、大阪校で開講された。

大阪では、すでに、食養アドバイザー講座、食養士講座、ファイスティング講座、鹽講座が開講され、食養士も何人も誕生している。

 

「いつまでも元気でいるために、やはり、もう一度基礎から、再確認しながら考えてもらいたい」

「どんどん情報は古くなるが、今の段階で正しいものを伝えることを考えている」

 

と、お考えになった光孝先生が、カリキュラムを組み、食養基礎講座が誕生した。

 

教室の扉をあけると、前日、前々日と、書道の指導を一緒に受けたメンバーの顏が見えた。

書道のお稽古のときとは、服装も表情もちがうように感じる。

机の上に書道道具が出ていないのが、新鮮。

房仙先生がカメラマンになり、さっそく撮影してくださった。


食養2
(撮影 福田房仙先生)
 

光孝先生の講座は、何度聞いても新しい気づきと感動があり、

 

〈できることから始めたくなる〉


◆信じる力。

 

光孝先生の講座で、いつも心に響くのは、

 

「大丈夫。自分には、自然治癒力があることを信じる」

 

という言葉だ。

 

汚染された土壌、組み替えられた遺伝子、農薬、添加物、保存料、よくないと言われるものが多すぎて、はたして目の前の食べ物が安全なのかどうか疑いだすときりがない。


食べないほうがよいと思われるお菓子や、食事をいただくこともある。

厳格に制限しようとすると、ストレスや罪悪感が生まれ、人間関係が悪くなることもあると思う。

 

「食べても大丈夫」と、光孝先生は、断言してくださる。

その力強さに、湧き上がってくる内在力を感じる。

 

おいしく食べたものが消化吸収され、栄養になって、すみずみに行きわたるチカラ。

必要な分だけ必要なところに届き、不要なものは排泄されるチカラ。

 

信じるという力。

信じるという真実。

信じるという祈り。

 

そうでなければ、食品成分表で定められた栄養素の数字に、どんな意味があるのだろう。

どの畑のほうれんそうでも、同じ栄養価であるとは思えないし、加熱や調理によって、栄養素は流出したり変性する。


どのくらい身体に吸収されるのかは、誰にもはかれない。

どんなふうに、どこにゆきわたるのかは、もっとわからない。

 

信じるしかない。

 

私が食べたものは、私の生きる力になると。

不要なものは、排泄されるから大丈夫だと。

そういう身体を、自分は持っているのだと。

 

その根拠が食養道だと、光孝先生は教えてくださっている。

 

◆食べたものでできている


食養3
 

「私たちは、自分の食べたものでできている」

 

光孝先生の食養講座で、この言葉を聴くたびに、赤ちゃんは、離乳食を始めるまで、母乳だけで成長していることを思う。

 

出産して数か月たったとき、長男のまるまる大きく太くなった足をさすり、むちむちの腕をつつきながら、

 

「おっぱいだけで、こんなに大きくなってんなー」

 

と、つぶやいた夫の声や、感嘆の表情を、今でもはっきり覚えている。

 

生れたときは小さくて、どこもかしこも、骨がとがっていたのに、おっぱいだけで、あっというまに、まんまるになった、熱いかたまり。

おっぱいだけで、できていた、いのちのおもさ。

 

光孝先生の言葉を聴くたびに、いつもリアルに浮かんでくる。

 

「私たちは、自分の食べたものでできている」


では、何をどう食べる?


◆人生を楽しむための食事

 

「食の三原則」のひとつ、「一物全体食」という考えがとても好きだ。


どんなものにも不要なものはなく、全体で調和している。


食事も同じ。

 

おいしい食事は、おいしい知識・おいしい体験・おいしい生活・おいしい人生から生まれると、思う。

 

食材は季節を運んでくる。

彩、切り方、調理法。

同じ食材でも、献立のバリエーションはさまざまだ。

 

色は視覚に、食感は触覚に、味は味覚に、香りは嗅覚に、音は聴覚に、噛むチカラは脳の刺激になり、食べた場所や食べた人との思い出と重なり、食事を豊かなものにする。

 

そして、食事をおいしく楽しく感じるためには、おいしく楽しい知識、おいしく楽しい体験、おいしく楽しい生活、おいしく楽しい人生が、想い出とともに積み重ねられていると、感じるのだ。

 

たとえば、講座後のランチ。


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山形の千葉陽平さんの自然栽培による、こだわりの「十割蕎麦」

岡田理津子さんが、安心安全な素材で手作りしてくれためんつゆと、玄米おむすび。

山形の中川吉右衛門さんの秘伝豆、吉右衛門米麹、還元力鹽を使って、昨年三月にみんなで作った手作り味噌を使って、青木美保さんが用意してくださった味噌玉を溶いたおみそしる。

岡田理津子さんと青木美保さんからのさしいれのイチゴ。

どなたかのおみやげのみたらしだんご。

 

十割蕎麦の滋味を感じとれる生き方を。

玄米の生命力を感じとれる生き方を。

味噌の宇宙を感じとれる生き方を。

イチゴの呼吸を感じとれる生き方を。

 

天を仰ぎ、土にふれ、水にふれ、そんな生き方を重ねて、からだの声を聴き、食事を、人生を楽しむ。

 

光孝先生の食養は、人にやさしい。からだにやさしい。

光孝先生の食養は、人によりそう。からだによりそう。


やさしく、つよい

養われるのは、信じるという力


光孝先生の食養講座、次回は4月です。

 

浜田えみな