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第20回房仙会書展のイベントページが起ちあがった。

そこにあるのは、書道をしたことがない人には、きっと想像もつかない世界だと思う。

 

お手本を見ながら、筆と墨で文字を書くことが、どれほど、自分の姿を見せてくれ、どれほど、自分の心の動きに気づかせてくれ、感謝を知ることで、どれほど、生き方を変えてくれるか。

 

書道がすごいのは、お手本があることと、成長が自分の書いた字となって、目に見えることだ。


そこにあるのは、尊敬、信頼、感謝。

素直であること。

傲慢さを捨て、謙虚であること。

 

社中展をふりかえると、どんなふうに書道で成長させていただいたかが、わかる。


三年前の初めての社中展は、仙酔島での合宿がスタートだった。

筆の動きの中に龍を見た。書が表現であると知った。

漢字一文字を、大きな筆で書いた。

 

二年前の社中展では、完成前に母が亡くなり、書くことが供養だと言えるような体験した。

調和体で、「七つの子」の詩を書いた。

お手本は想いをつなぐ架け橋だった。

大切なのは、完成した作品ではなく、書いている過程であることを、実感した。

 

そして、今年。

お手本はセラピーのようだと感じている。

いただいたのは、細筆で書かれた「故郷」の歌。

 

連綿の美しさ、太細、強弱、緩急。エネルギー。

細ければ細いほど強く、消えそうな線であればあるほど、余白が際立つ。


書こうと思っても、同じようには書けない。書けるはずがない。

書くこともせずに、お手本に見とれている。

 

どんな点も、どんなはらいも、どんな角度も、どんな曲線も、くっきりと、ぴったりと、心の中に吸いこまれていく。足りないものを埋めるように、満たされていく。


どれだけ見ても、いつまででも、いっそうくっきりと、何度でも、感じていられる。


寄せてくる。

 

嬉しい嬉しい嬉しいと、心が連呼している。

細胞のひとつひとつに、筆文字の軌跡がしみとおっていく。


こんなに素晴らしいお手本を、こんなに長く、こんなに間近に、自分だけが感じている。

それは、お手本をいただいた生徒だけの特権だ。

作品は、自分が求めている、何かのカタチ。

自分からあふれる、何かのカタチ。

生徒の成長と輝きを見出す、師匠からの信頼のカタチ。

 
表現したい。応えたい。


大阪校の最終のお稽古は、週末です!

開催まで、実況レポートは続きます。
 

浜田えみな

 

フェイスブック イベントページ → 

 

フェイスブックがご覧になれないかたのために、イベントページより転載します。

 

〜銀座 鳩居堂画廊、「房仙会書展」へ向けてのイベントページができました〜

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年に一度の房仙会社中による書展のご案内イベントページです。
多くの方に観ていただきたいと願いつつ、お知らせさせていただきます。

房仙会は、本校を静岡県三島市に置き、米子校(鳥取)・大阪校・三島校・東京校・米沢校(山形)で【書道で人生が変わる】を信念に、正統派の書道を教えています。

特徴として、「漢字」では 楷書・行書・草書・隷書等、「仮名」も古筆に従った文字から創作まで、細字から大字まで書風はバラエティーに富んでいます。

この度、私 福田房仙は古希を迎えます。
「古希展」などと特別な個展ではなく、生徒にとっても各自の個展となる発表会の場として「鳩居堂画廊」にて開催する運びとなりました。

生徒は有志参加で、まだまだ未熟ではありますが、御高覧いただけましたら幸いです。

会場は、創業300年以上の歴史を持つ、東京銀座の【鳩居堂画廊3階・4階】となります。

イベントページに参加表明いただけると嬉しいです。
お待ちしております。

◆第20回 房仙会書展 福田房仙古希記念◆

【日程】 令和元年86()11()
【時間】 86日(火)~9日(金)は 

     11:0019:00
     810()1800
     最終日11日(日)は1700
【会場】 銀座・鳩居堂画廊 3階・4
     ℡ 03-3574-0058
     〒104-0061東京都中央区銀座
5-7-4

     有楽町駅から徒歩約7分、

     東京メトロ銀座駅A2出口 から徒歩約2

     Google MAP
     https://goo.gl/maps/mja1scdPr3gJMWN6A

 

 

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大阪校代表 青木美保さんも、ブログに書いてくださいました。→ ★★