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〈書展には行ったことがない〉という人の〈初めての書展が、房仙会書展だとしたら、素敵だ。

 

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8月6日(火)11時から、銀座の鳩居堂画廊で、静岡県三島市在住の福田房仙先生が主宰する房仙会書道展が開催されている。

460名を超えるかたたちが、初日に訪れてくださったと聞いた。

 

私は、子どものころから絵を描くことが好きなので、絵の展覧会にはよく行く。歴史や文化的なものも好きなので、博物館にもよく行っている。

でも、書展には一度も行ったことがなかった。

 

(なぜだろう?)

 

と考えたとき、書を文字だと思っていたからかもしれない〉と思いあたった。

 

崩した行書や草書、変体仮名。

 

(読めない!)

 

文字として考えたとき、何が書いてあるか読めないと、脳が感じることを放棄してしまい、観ても意味がない、つまらない、わからない、と思いこんでいた。

 

そんな私の友人知人には、書道をする人は少ない。

だから、伝えたい。


〈書展は、見どころ満載〉

房仙会で書道の御指導を受け、稽古を続けていると、筆で書いたものは、文字ではなく、心を映すものだと実感するようになった。書いた半紙の数だけ、心から不要なものが研磨されていく。

 

房仙先生の「揮毫(きごう)」を初めて観たとき、書に魂がこめられること〉を知り、書かれたものが「文字」ではなく表現であることを体感した。

 

今では、絵画や文章や演奏と同じように、いや、むしろ、もっとリアルに、書から発せられるものを感じるようになった。

 

初めての書道が、福田房仙先生による御指導によるものだったことの、幸福。

 

〈書展には行ったことがない〉という人の初めての書展〉が、房仙会書展だとしたら、素敵だ。

 


書展開催の前日、生徒にあてたメールマガジンで、房仙先生は、このようなお言葉をくださった。

 

~それぞれの作品の後ろに、みんなの努力した過程があることを、私は知っています。

書いたみんながどのような思い入れで書いたのか?
自分以外の作品を、 一人一人の声を聞きながらじっくり観てください。
一人一人の声が聞こえてきたら嬉しいな。~

 

師の御指導のもと、展示されている作品を書いたのは、入会一年目の生徒から何十年も御指導を受けている師範まで、さまざまだ。


題材も、書体も、作風も、みんなちがう。

 

〈気になる〉

〈魅かれる〉

〈動けない〉

 

大きな作品でもなく、師範の作品というわけでもなく、

なぜか気になる一枚」

 

観る日によって、観る時間によって、そのときの心境によって、変わりつづけるものかもしれないと思う。

 

文字のかたち。筆の流れ。墨の色。書かれてある言葉。

 

足を止め、何かを感じ、最後にまた戻って観てしまうような作品に、きっと出逢っていただけることを確信している。

 

そして、紙〉

 

生徒のことを思いながら、師が、こつこつと足を運んで、準備をしてくださったもので、生徒のパッションを引き出し、作品を活かす素材と色が吟味されている。

ふだんは、触れることもないような、上質の紙だ。

 

表装も素晴らしい。


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書と一体化した、美しく、気品ある布地の色と織の模様から、目を離すことができない。

 

額との調和が素晴らしい。

伝統的な古代色。

織りなす風合い。


見ているだけで、吸い込まれていきそうになる。

 

もちろん、メインは、書。

ぜひ、会場で、出逢っていただけたらと願います。

 

20回 房仙会書展 福田房仙古希記念 鳩居堂
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