来来北京!!(らいらいべいじん)

北京生活まさかの7年目突入!7年目の北京でもやっぱり毎日怒ったり、笑ったり、とほほだったりするのかな、するんだろうな…。

ブログお引越ししました

来来北京!!をご愛読いただいている皆様

このたび来来北京!!は下記URLにお引越しいたしました。 

http://lailaibeijing.seesaa.net/ 

文章だけでがんばってきましたが、やっぱり写真が貼りたいな〜と思い。
使い慣れたlivedoorブログとお別れするのになかなか決断できなかったけど、2012年になったのを機に思い切ってお引越し。
まだ全然使い勝手がわからず、2つしか記事アップしてないけど。 
タイトルは引き続き来来北京!
でも、なぜかびっくりマーク!が一つしかついてない...。
そしてどうやって訂正するのかまだ研究できてない。
ということで、今年は昨年よりマメに更新しようと思います。
引き続き、ゆみこと来来北京!を宜しくお願いします。

そしてチャンスがあったら、あなたも来来北京!!

おしゃれ番長と行く上海2日目パート2

素敵な紅茶屋さんを離れて、ゆみこがフラっと入ってみたのはファミリーマート。
北京にはまだセブンイレブンしかないが、上海にはファミマ、ローソンもあるのね〜。
北京のコンビニよりも店員さんの応対がより洗練されてテキパキした感じ。
ああ、いいなぁ。

お目当ての焼き小籠包の店小揚生煎館を目指しつつ、南京路をブラブラと上がっていく(上がってが正しいのかどうかわからないけど。なんとなく河が下かな?と思い)と、とあるお茶屋さんでゆみこが今回の旅に持って来ていたマルチティーサーバーを発見し、Rさんが購入。
そして更に進んで行くと、どうやら淡水パールを売っているらしき建物を発見!!!

「ちょっと見ましょうか?」
と入っていく番長。
ズラッと並ぶ店舗を横目で物色しつつ「あら、あれ何かしら?」とその中の一軒に入っていく。
オメデトウ、番長に選ばれた店よ!

まさに玉石混淆の店内で番長が「あれ、見せて頂戴」と指を指したのは芥子粒のようなパールがギッシリと何連にも連なったネックレスと柘榴石のキラキラのネックレス。
この人が選んだのは全部いい物です。柘榴石は宝石ですから、淡水パールよりも高いです。それにこの芥子粒のパールは細かくて加工が大変なので普通のパールより高いです。」

本日もでました!この人が選ぶ物は良い物です!私も知ってます!
ところで、ゆみこは市場にいる間中「宝石って言ってるけど柘榴石ってなんだろう?」と思っていたのだが、後から調べたらガーネットの事でした。なるほど宝石だ。どうりで赤くてきれいだと思った!

上海の市場はやっぱり北京とはちょっと品揃えが違う感じ。
産地が近いので価格も北京より安いらしいのだが、北京の価格を把握していないのでどれくらい違うのかはよくわからなかった。
私たちが入ったのはパール専門の建物ではなかったけれど、空港から市内へ向かう途中に見たひとつの建物全部がパール市場みたいな場所だと、きっともっともっと選択肢があり、大変な事になっていただろう。
後、今回時間がなくて行けなかったのが残念なような救われたような気がするのが布市場。
たぶん一歩足を踏み入れたが最後、なかなか外に出られないくらい興奮したと思う。

と、また話が横道にそれたが、番長は黒い宝石(これは名前もよく聞いてなかった)と迷って最後に柘榴石をご購入。芥子粒パールもご購入。
「もう、お買い物は中国に限るわね〜。」
と上機嫌の番長。

良かった、良かった。
でもちょっと小腹が空きましたね、という事でここからは目的地小揚生煎館へまっしぐら。
お店、見つけられるかな?と思っていたけれど、あっさり見つかった。だって長蛇の列だから。
先に食券を買ってから商品と引き換える方式だったので、まずは私が食券に、Rさんが商品の列に並ぶ。そして私が食券を手に入れたらRさんに場所を取りに行ってもらい、代わりに私が並ぶというコンビプレーで出来たばかりの熱々の焼き小龍包を4個手に入れてテーブルについた。
相席の人がどうやって食べているかを見つつ、かぶりつく。

おおおおおおおおおお!!!!
肉汁がた〜っぷり入っており、それが口にジュワーっと広がっていく幸せ。温かくて美味しい食べ物でお腹が満たされていく幸せ。
美味し〜い近所にあったら毎日でも食べたいくらい美味しい。
ホーローのお皿も可愛いし、なんて素敵なお店でしょう。
ああ、いいなぁ、いいなぁ、いいなぁ。
スープを頼んでいる人もかなりいて、次回行ったときにはあれも絶対食べようと心に誓った。

さて、小腹が満たされた所で中国旅の定番、マッサージへ。
ガイドブックに載っていた中で良さそうなお店を選んで行ったものの、正直、感想は「普通」。
足裏マッサージは気持よかったけど、全身マッサージは可もなく不可もなく。
マッサージ師の当たり外れもあるので、おおっと思うお店を探すのは旅先ではなかなか難しい。
でも、足裏マッサージのお蔭で足は随分軽くなった!

足取り軽く夕ごはんへGO!

前にRさんが上海に来た時に見かけたという上海家庭料理のお店を捜し回るも、結局見つからず。
「すごーく小さなお店で、地元の人達が楽しく食事しているような店」と聞いて、絶対に行ってみたかったのだが残念。
でも歩きまわったお蔭でさっきの焼き小龍包は完全に消化された!

結局、Rさんのお友達が前に行って美味しかったという上海料理のお店にタクシーで移動。
定番の紅焼肉と野菜系のお皿とご飯を頼む。あ〜、二人だと残さないで食べようと思ったらせいぜいこの程度本当は獅子頭も頼みたかったのだが、出来上がるまでに40分以上かかると言われて断念。
本当にこういう時程どこでもドアがあって、北京からでも日本からでもお食事要員として食いしん坊友達を集められたらどんなに良いだろう!と思う事はない。
そしたら色んなお料理をちょっとずつ味見できるのになぁ。

夕食を食べたお店の付近は、結構色んな小さいお店が集まっていて、腹ごなしにウィンドーショッピング。昨日のエリアと比べるともっと若い年代がターゲットな感じがするな〜と思いながら歩いていたら、なんとなく、なんだかもうちょっとなにか食べたいような気持ちになってきた…。

Rさんも「私もそう思ってた!ゆみちゃんが言ってた麺のお店に行きましょうか?」と。
実は一軒狙っていた葱油麺のお店があったのだ。但しこの時点ですでに9時過ぎていたので、念の為に電話をすると「今日はもう閉まりました。」と言われた。なんとなく名残り惜しく「明日の朝は何時に開きますか?」と聞くと「明日は中秋節なのでお休みです。みんな家に帰りますとものすごーく嬉しそうな声が返って来た。
あ〜、そっか。良かったね!と思いつつ、残念な気持ちも。
鼎泰豊も到着する頃にはラストオーダーが終わっているとの事でダメ。

う〜ん…と考えて、一軒行きたい所があったのを思い出した!
それは「和平飯店」
そう、あの有名ホテルである。
別に老人が奏でるジャズが聞きたい訳ではなく、昨日散歩していた時に外から覗いたらリノベーションが終わっていてなんだかとても素敵な感じになっているのが気になっていたのだ。
「Rさん、ちょっとだけ和平飯店行ってもいいですか?」

番長をひっぱって到着した和平飯店は予想通り、いや予想以上に素敵だった!
確か10年以上前に来た時は、趣はあるけれどとっても古臭いホテルという感じだったのが、昔からの調度品を上手に使ってものすごく重厚な趣あるアールデコ空間を作り出している。
「前に来た時とぜんぜん違〜う。すごく素敵になってる!!」と番長も興奮!!
「ここのラウンジでお茶にしましょう。そして甘い物を食べましょう。」と鼻息荒く座ったが、が〜ん、甘い物がメニューにない。
お茶は、特にナチュラル系ブレンドティーがびっくりするくらい充実しているのに!

「甘い物、な、何か甘い物はないんですか?」
「あそこのパティスリーから持ってくることは出来たのですが、もう閉まってしまいました。」

おおおお〜
仕方ないのでお茶について来たクッキーを齧る。お茶は美味しかったがクッキーはちょっと残念な感じ。でも、和平飯店のラウンジは本当に素敵で、隣の部屋で演奏している生のジャズバンドの演奏も聞こえるのでとってもお得。(番長と私の共通見解としては、中で聞くと音が大きすぎて会話が出来ないから、ラウンジで漏れ聞こえてくるのを聞くだけで十分)

和平飯店、リノベーション大成功。
チャンスがあったら部屋も見てみたい。

その後、夜の外灘を歩きちょっと先のペニンシュラホテルを見学。
「これはこれで素敵なんだけど、和平飯店と比べると重みがない感じがするでしょ?」と番長が言う通り、和平飯店を見た後ではちょっと創り出したという感じがしなくはない。
でもとても素敵だったけど。

2日目は思いがけず上海の夜を満喫。
小腹は空いているけどね。

おしゃれ番長と行く上海2日目パート1

上海2日目。快晴!

朝食は昨日と同じ91階の100 Century Avenueにて。
見える、今日は窓の外に絶景が見える。テレビ塔や外灘、河を行き交う船。
夜景が見られなかったのは本当に残念だけれど、朝の景色もまた良し。
最高の景色を眺めつつ、朝食ビュッフェを頬張る。ふふふふ、期待を裏切らない美味しさ
オムレツも焼いてもらい、チーズも種類豊富で朝からテンションも血糖値もあがる。
しかしのんびりご飯を食べ過ぎて、出発時間ギリギリになってしまった。

本日の午前中はなんと料理教室に参加することになっているのだ。
http://www.chinesecookingworkshop.com/index.htm

市場で買い物をし、その後調理方法を教えてもらいながら料理するという素敵企画。
本当はアートプレイスに教室があるとの事でそれを楽しみにしていたのだけれど、そちらは現在リノベーション中ということで、今回はフランス租界の方の教室に参加。

電話は日本語が通じ、前日からプライベートレッスンをお願いしていたのだけれど、なんと行ってみたら全然話が通っておらず、プライベートレッスン希望なら買い物だけ一緒にして午後もう一度来て、と言われてしまった。
えー、聞いてないけど。

しかし、グループレッスンに参加するアメリカ人のご家族(ご主人が中華系、7歳くらいの子供もカメラマンとして参加)が「もし嫌じゃなかったら一緒にやりましょう。」と言ってくれ感じが良かったのと、午後もう一回来るのは面倒なのでグループレッスンに一緒に参加することに。
(ちなみに内容も全て指定するプライベートレッスンを希望するなら、かなり前に連絡して欲しいとの事だった。じゃあ、昨日そう言ってくれればいいじゃん、というのはおいといて)
今日のメニューは宮保鶏丁、きのこのオイスターソース炒め、そして先生実演の上海焼きそば。

宮保鶏丁は四川料理だけどな!

市場は楽しかった。北京の市場と売ってる物がちょっと違う。北京では鳥インフルエンザ以降全く姿を見なくなった活鶏(活きた鶏)がバンバン売られており、バンバンしめられている。
が、なぜか先生は冷凍の鶏胸肉を買っていた。
番長はそれを見逃さず「ちょっと、今買ったの冷凍じゃない?生きてるのしめてもらおうって言おうか?」と二人で相談するも、先生、早足でどんどん先に進むのでタイミングを失う。
ちなみに先生は英語ペラペラの若い男性で、期待してたおばさん先生ではなかった。

教室に戻ると、人数分レシピ、まな板、包丁、エプロンが支給され、先生の指示に従って調理開始。材料も計った物が配られて、調味料はこれくらいという指示にそって入れていく。
で、2人ずつ電気調理器で調理するのだが、火力も先生が適当にピッピと調整してくれる。

これで出来上がりに個人差が出るのか?と思うでしょ!!!!???
出るんですよ、おもいっきり。

もうね、明らかに番長と中華系父さんのが美味しいの。
同じ冷凍肉を使っているのに(中華系父さんも「肉が冷たい!冷凍のだ」とつぶやいていた。やっぱりな)、出来上がった肉の柔らかさが違う。なぜ、どちて?
番長のお皿を試食して「うん、ベリーグッド!肉が柔らかいね。」と絶賛した後で、ゆみこのお皿の料理を食べて無言で去っていく先生。
お世辞もなしか!

そして私にはわかる、アメリカ母さんが「こいつがいて良かった〜と思っているのを。だって私も思ってるもん「アメリカ母さんがいたお蔭で孤立せずにすんだ。ありがとう、母さん」って。
料理教室、恐るべし。ここまで己の実力と向きあう場所とは想像だにしなかった。

多少出来が悪くとも、出来たてホヤホヤの料理はそれなりに食べられるので、先生が作ってくれた上海焼きそばも含めてなんだかんだと食べてしまい、これがランチの代わりになった。
しかしちょっと不完全燃焼な感じ。
あとね、やっぱり宮保鶏丁は花山椒が入ってたほうが美味しいと思う!
教室のはチリソースがメインだったけど、やはり「麻(舌がしびれる感じ)」が欲しい。でも、先生曰く「上海の人は麻な辛さが嫌いだから入れない。」のだそう。
う〜〜〜ん、残念。

1時くらいに次の人達がやってきたので、アメリカ人のご家族に別れを告げる。彼らはどうやら夜も申し込んでいるらしい。アメリカに帰っておもてなし中華を作るのはご主人に任せたほうが良いと思うよ、ママ!とアドバイスしたいところだが、ぐっとこらえて笑顔で手を振った。

さて、ここは昨日散々散策したエリアである。
番長が私の足元を見つめて言った。
「やっぱりゆみちゃんが買った色も買いたい。昨日の靴屋行ってもいい?」

いいですとも!
っていうか、やっぱり昨日もう一足分お金下ろしておいてよかったですね!
ということで昨日の靴屋を再襲撃。ちなみに本日、番長も私も昨日買ったばかりの靴をお揃いではいております。
店主は大喜びで迎えてくれたが、残念ながら私の履いている色は現品がなくオーダーが必要との事。もともとオーダーメインの店なので仕方なし。
日本に直接送ると莫大な送料がかかるので、北京に送ってもらって10月に来る私の友達に託す事にした。

靴のオーダーも無事済んだし、上海らしい場所も見ておきましょう、ということで外灘(バンド)に移動。
みんなが毛さん(毛沢東ね)の像の前で写真をとっている、と思ったら毛さんじゃなくて陳穀さんだった。陳穀さんって誰?と教養が一欠片もないゆみこは頭の中に??を浮かべつつ、なんとなく流れで記念撮影。(ちなみに陳さんは初代上海市長で後に副総理にまでなった人だそうです)

観光客気分を満喫し、ガイドブックを見て行きたいと思っていたお茶屋さんへ。
The Bund Tea Companyはもともとお茶をイギリスに輸出していたギブリビングストン商会の歴史ある建物の一角をお茶屋さんにした素敵なお店で、入った瞬間からヨーロッパに来たような錯覚を覚える。日本人が経営しているだけあって、お店の女の子の制服も可愛く非常に良い感じ。
あー、テンション上がる。ズラッと並んだお茶の缶を見るだけで幸せ。
店に入った時に感じた古い建物独特のかび臭い感じも、お茶を淹れてもらって飲み始めると気にならなくなった。中国紅茶を中心にいくつか試飲させてもらったけれど、淹れ方も上手できちんと勉強しているのがわかる。ここの紅茶は美味しい。
残念だったのは、せっかく白で世界観を統一しているのに、試飲用のお茶を淹れてくれる蓋碗が白で統一されてなかったこと。店で使っていた青い龍の蓋碗はゆみこも持っているが、しかしこの店だったらやっぱりシンプルな白にして欲しかったなぁ。

番長が「正山小種(ラプサンスーチョン)」をお買い上げになったので、試飲代はタダになった。わ〜い。

また横道にそれちゃうので、軽く済ませるが、日本で売っているラプサンスーチョンは大抵大量生産されたスモーク臭の強いものだが、本物の正山小種は武夷山の桐木村の木造の作業所で伝統的な手法に則り作られた上品な香りのお茶だ。何が言いたいかというと美味しいの、本物!

中国紅茶は日本ではまだまだ知られてないのが残念だけれど、キームンとか、雲南紅茶とか四川紅茶とか香りが高くて美味しい紅茶がたくさんあるので、上海に行ったら是非このお店で美味しい中国紅茶を味わって欲しい。あ、回し者じゃないですよ。

私は中国紅茶を飲み始めてから、あまりフレーバーティーを飲まなくなった。前は結構好きだったブランドのお茶も物によるがちょっと香りつけすぎかな、と最近思うようになってきた。
(でもルパレデテのアールグレイアンペリアルとか、マリアージュフレールの紅茶ベースのフレーバーティーとかは相変わらず愛しているが。緑茶ベースはダメだけど)

と、結局またお茶の話になった所でパート2に続く。

おしゃれ番長と行く上海1日目パート2

なんだかんだとウロウロ歩きまわったので、ここでお茶タイム。
コジャレた小さなカフェみたいなのがたくさんあってどこに入るか迷ったものの、小さい洋館を使った可愛らしいカフェに決定。
ヨーロッパのおうち的な内装で、洋書もズラッと並び代官山とかにありそうな感じ?
(代官山が良く分かってないから、あくまでもイメージ)

甘い物が飲みたかったので柚子茶でほっと一息ついてのんびりおしゃべりした後、ホテルに戻った。

前回の北京は、私がなまじ北京を知っているがばかりにスケジュールをギッチギチに詰め込み、息つく暇もないほど動きまわったけど、今回は適度にのんびりしながらの旅。
ホテルに戻ってからも時間があったので、食事前だがRさんに私の本日最初の戦利品「鮮肉月餅」を差し出した。もう一つの苔菜月餅は半分こ。
北京から持っていった広東烏龍茶の鳳凰単欉蜜蘭香も淹れる。
(鳳凰単欉蜜蘭香って字面で見るとなんかすっごく大仰な感じがするが、
そして読んでも「ほうおうたんそうみつらんこう」って、水戸光圀公の更に上の人かと思うほど長いが、烏龍茶の中では手頃な価格で楽しめる美味しいお茶です。)

ここで番長が叫んだ。
「ゆみちゃん、私がこの前北京で欲しいって言ってたお茶はコレ!!!!」
実は前回北京にいらっしゃった時に「蘭で香りづけしたとても珍しいお茶を飲んだのだけど、それが欲しい」と言われ、一体何のお茶か想像がつかず結局買えなかったのだ。
うーん、これだったのか。
確かに日本だと広東烏龍はまだまだマイナーだもんなぁ。上にも書いたが中国では結構気軽に買えるお茶で、蘭以外にも桃や蜜などいろんな香りのバリエーションがある。でも、蘭や桃で香りを付けたわけではなく、お茶本来のフローラルな香りを現して名前が付けられていて、フレーバーティーほど強くないでもしっかりとした香りと味わいがあり、我家でも来客の時に良くお出しして喜ばれている。

ちなみに、日本でこれを読んで広東烏龍とやらを是非とも飲んでみたい!!!という方、以下のお茶販売サイトで購入可能です。

蓮花記
http://lotushouse.jp/

北京に住んでいらっしゃる高級茶藝師兼高級評茶師のコンマトモコさんが開いたネットショップで、丁寧な淹れ方の説明も付いているのでお薦めです!
あ、回し者じゃないですよ。でもお茶の葉が良くても淹れ方が雑だとせっかくの美味しさが損なわれるので。

と話が横道にそれたので月餅に戻る。
苔菜月餅は実は鮮肉月餅よりも高くて1個7元もした。
鮮肉月餅があまりに美味しかったので、ものすごーく、ものすごーく期待して食べたのも悪かったのだろうけど、一口食べて「え?」と思ってしまった。
なんか海苔みたいな磯の香りがする甘じょっぱい餡がぎっしりと入っており、私には非常にわかり辛い美味しさ。正直、想像とあまりに違ってがっかり
でも、上海の人は山ほど買っていたので食べ慣れると美味しさがわかるのかも。

Rさんにも苔菜月餅はイマイチだったが、鮮肉月餅は大ヒット。
「ご飯前だけど一個食べちゃおう〜。」と完食してくれたので、買って帰ったかいがあった。

さてさて、着替えを済ませて本日のメインイベント、パークハイアットディナーへ!!!!

おしゃれ番長はワインレッドのランバンの素敵ワンピース。もちろん正規のお店で買った物。
ゆみこは北京のとある路面店で買った、クロエの流物のシルク服を着る。靴はかれこれ10年以上前に買ったグッチの孔雀の羽根が付いてるやつ。ものすごーく気に入って買い、たまにしか履いてないけど、確実に羽根が抜けてきているのはなぜだろう…。

パークハイアット上海は現時点で上海一高い建物森ビルの中に入っており、フロントは87階。
ちなみに上海曇りだったので、到着時に上を見上げたら一番てっぺんは見えなかった。
まさに天空のホテルである。
レストランは91階の100 Century Avenue。窓際のすごく良い席を用意してもらっていたが、残念ながら霧の為に景色が見えず。でも、雲海の中で食事をしている雰囲気は味わえた。

さて、北京に続き上海も東京のパークハイアットならあり得ないだろうな、というゆる〜い感じの接客で超リラックス。
今日のディナーメニューはすでに決められていたけれど、本来は和食、洋食、中華からいろいろアラカルトでオーダーする形式が人気らしい。

メニューを見て、前菜がちょっと重い感じだったのでサラダに変えてもらったのだけど、「これでお腹いっぱいになりますが?」というくらいガツンとした量のサラダが出てきて番長と爆笑。
さすが欧米人の多いホテル。でも北京はこんなじゃなかったような…。

ディナーは超美味しかった。上海らしく小龍包も出てきて嬉しかった。
そして北京以上にものすごいボリュームでさすがのゆみこもちょっとひるんだ。
でも、ゆみこの記憶に一番残っている出来事は…
「ねぇねぇゆみちゃん、あのスタッフの男の子の前髪、韓国のスターみたいに斜めになってるけど、あれが格好良いと思って切ってるのかしら?なんであの髪型にしたのか聞いてみて?」
という番長の無茶振り。

さすがにゆみこも「嫌ですよ。自分で英語で聞いてくださいよ〜。」とお断り。
「そうよね〜。じゃあ、聞いてみる!excuse me!」

聞くんですか!?


番長、英語で「あなたのヘアスタイルとっても素敵ね。どうしてその髪型にしたの?」と聞いている。聞かれたウェイター君はもちろんとってもとっても嬉しそうに、はにかみつつ「え、そうですか。ありがとうございます。実は自分で切ってるんです。」と答えていたが、そうか、自分で切ってるのか。
しかし面白すぎる、番長。

この出来事のインパクトがあまりに強すぎて、記憶が一気にデザートに飛ぶほど。
デザートはこれまた当初決められていたものをアイスに変更。胡桃とチェリーのお酒が入ったアイスは絶品で、実はクーラー効きすぎでかなり寒いと思っていたのに、そして最後の肉料理が全部は食べられないほどお腹いっぱいのはずだったのにペロリと平らげた。

部屋に帰って、大きなバスタブにお湯を張りしっかり温まって就寝。

上海一日目、大変盛り上がって終了。

おしゃれ番長と行く上海1日目パート1

あれは8月初めだっただろうか。
6月に北京に遊びに来たおしゃれ番長Rさんからメールが入った。

「ゆみちゃん、9月に上海に行きませんか?パークに泊まります。」

パークとはパークハイアットのことですね!?
ひ〜〜〜、行きます、行きます、どこまでもついていきます!!!!!

ということで、日程を決めてチケットを手配。
ちなみに中国国内線は就航数が多い路線は往復で買うよりも、往路、復路を料金を見ながら片道ずつ買うほうが安くなる場合が多いのだが、今回もそのパターンで行きは中国国際航空、帰りは上海航空にてチケット手配。
私はいつもC-tripでネット予約をしている。

上海線は結構遅れるという噂を散々聞いていたので、Rさんに遅れる事無く上海に着ける様に朝7時半の飛行機を張り切って予約。
朝4時過ぎに起きてシャワーを浴びようと立ち上がったところで、自分が準備したスーツケースにつまずいて思いっきり転倒し数箇所すりむいて出血した。泣いた

私は空港には余裕を持って到着したいタイプなので、5時過ぎに自宅を出発。
そして飛行機の中で爆睡。

さて、ゆみこ実は上海は3回目だが10年ぶりくらいである。
紅橋空港からタクシーに乗り車窓から外を眺めるも、もうはじめて来た場所くらいな印象。
空気がやっぱり北京と違う。 

ホテルに到着し、とりあえず荷物を預ける。
Rさん到着まで2時間ちょっとあるので先に街歩きをすることにした。
地下鉄の駅に行くと、北京のように荷物のX線検査機はあるものの、係員に指示された時だけ通せばいいらしく北京のように必ず通す必要はないらしい。お蔭で変な列ができないので、非常にスムーズ。

まず降り立ったのは南京東路。
ここら辺をちょっとフラッとして外灘(バンド)まで歩くか、焼きショウロンポウを食べに行くか…と考えているうちに鮮肉月餅を発見!
これは、上海に行ったら食べた方が良いとアドバイスを受けていた一品。
しかし恐らく一番おいしいと思われる店には100m以上の列ができている。たぶんこれに並んだら余裕で1時間かかってしまうので、あまり大勢過ぎもせず少なすぎもしない屋台を見つけてそこに並んだ。
一個3元と安いのだけれど、みんな100元札を2枚とか3枚とか握り締めており「どんだけ買うのか?」という驚きと「ってことは超おいしいのでは!?」という期待が胸を交差する。

とうとう私の番になり、 鮮肉月餅を2個と苔菜月餅という初めて見る月餅も1個購入。
近くのベンチに座って早速まだ温かな鮮肉月餅にかぶりつく。
皮は普通の月餅とちがって、蘇州式というのだろうか、薄いパイ生地が何層にも重なった皮に肉の餡がぎっしりつまっており、噛むと中から肉汁がジュワーっと染み出して、期待以上のおいしさ。
いやー、嬉しい!!!!

ちょっと雲行きが怪しいけれど、小腹は満たされたのでバンドに歩いていく。
ここはいつ来ても変らない風景で、重厚な石造りのどっしりした建物が作り出す独特な安定した空気感にはいつもほっとしながらちょっとドキドキもする。 
と、ここで携帯が鳴り「ゆみちゃん、いまホテルに着きました。」というRさんからの電話が入った。
どうやら飛行機が予定より早く到着したらしく、あわててタクシーでホテルに戻る。
約2ヶ月ぶりの再会。

まずは「ご飯食べに行きましょう!」

今回ランチに選んだのはRさんのご友人お勧めの丁香花園に入っているレストラン。
フランス租界跡に佇む元李鴻章の愛人宅だというこの場所は「ああ、もうこんな家と庭を作ってくれる男ならば愛人になるもまた良し!!」と思えてしまう素敵さ。(ま、かの 
李鴻章ですからね)
事前にチェックしたネット評価でも「景色は抜群」「味は普通だが雰囲気満点」などというコメントが多かったが、確かに飲茶は可もなく不可もなくという感じ。でも、きれいな庭を眺めながらのんびりできて、何よりちょっと濃い緑に「ああ、北京じゃないわ〜」とテンションがあがる。

今回は田子坊や豫園など観光客がよく行く場所は避けて、フランス租界メインにブラブラしようというなんとなくのプランがあったので、ご飯の後もレストラン付近の素敵地区をウロウロすることにしたのだが、まずはレストランの目の前のローカルスーパーで番長が思わぬものに注目。
それは赤パンツ。

「ねえねえ、なんでこんなに赤い下着がいっぱい売ってるの?」
「え、それは中国では赤い下着をつけると厄除けになると信じられているからです。特に、厄年の年越しには必ず赤い物を身につけるという習慣があるんですよ。」
「ふ〜ん。ちょっと欲しくなってきちゃった。」

いや、番長、それは日本でも巣鴨に行けば売ってますから!
あ、でも巣鴨のはへそまである非おしゃれ系赤パンツ。

残念ながらローカルスーパー故に売っているのはXLサイズばかりで、番長、パンツ購入断念。
しかし、蒸し魚などに使うと美味しい調味料ゲット。

次は丁香花園の2件くらい隣にあるなんだかオシャレなアクセサリー屋さん。
玉を使ったアクセサリーがきれいにディスプレイされており、Rさんはひと通り眺めると「これとこれが素敵。見せてください。」とショップのおばちゃんに声をかける。
「あなたが選んでいるのは全部アンティークの良い物で高いんです。」
出ました、本日1度目の「あなたは良い物ばかりを選ぶ」
さすがはおしゃれ番長、北京に続き上海でも外しません。

しかし、番長が選ぶ物はその他商品とマルが一つ違うものばかり。
ピアス一つが1万元以上。
このお店の経営者は画家で、石をまるごと一つ買ってネックレスやブレスレットなど大きな物をつくり、余った場所でピアスを作ったりするのが「最合算!(一番もとが取れる)」と力強く勧めるおばちゃん。
私が中国のショッピングで好きなところは、店員がスノッブじゃないところ。
日本だとこういうアート系の小さいお店で売っている物が高いお店は、まず入りづらいし足を踏み入れても「あなた買えるの?」的な視線でこちらが値踏みされるような気持ちになることがあるのだけれど、こちらだとオシャレなお店なのになぜか店員は近所のおばちゃん(人件費が安いから?)という事が多く、非常に気軽な感じ。
今まで玉(ギョクと読んでね)にはあんまり興味がなかったのだけど、加工が素敵だとぐっと魅力がまして欲しくなる。欲しくなるが1万元とか無理なので、見るだけで満足。
いつかお金持ちになったら石まるごと一個買ってオーダーとかやってみたい。

フランス租界近辺は、ヨーロッパの雰囲気が漂い歩いているだけでなんか嬉しくなるのだけど、ちょこっと入ってみると楽しい小さいお店もたくさん。

次に私たちが捕まったのは、ブランド服アウトレットの店。
恐らく工場で規格を通らなかったものが流れているのだと思うのだけど、さすが上海、レベルが高い!!
北京だとタグだけブランドで実は全然そうじゃない粗悪品もたくさん出回っており、その中から本物をさがすのが非常に大変なのだけど、ここのは質からしても明らかに本物。縫製も悪くなくどこがダメではねられたのかちょっと見ではわからない。
ここでも番長は本領発揮し、カシミアのセーターを中心にどんどん手に取っていくのだが、ここで出ました!本日2回目の
「あなたは良い物ばかりを選ぶ」発言。
買わせようとしてのお世辞ではない証拠に、お店の人は常連客らしき人に「ちょっと、この人がさっきから手に取るもの全部ウチのお店の中で良い物なの。この人すごいわ。見る目があるわ。」と小声で耳打ち。
番長、いっそのことバイヤーになればいいんじゃ…。
番長がセーターを試着している間に、私も何枚かアウターなどを羽織って遊ぶが、私は「見る目がある」とは言われなかった。ちっ。

番長、結局セーターを数着お買い上げ。そして見る目がないゆみこも番長が「ゆみちゃんそれとっても似合うわ」と言ってくれた某ブランドのブラウス一枚買っちゃった。お会計の際にカードが使えず、近所の銀行のATMへ走る。
お店を閉めてATMまで付いてきてくれる女の子曰く「このお店は姉が開いたのだけど、顧客には香港や台湾のスターもいます。ほとんどのお客様がリピーターです。」
確かにさっきお店にいた常連客も、結構高い商品を買っていた。場所代だけでもかなりかかるだろうから、常連がいないとやっていけないだろうなぁ。っていうか、番長が上海に住んでたら、たぶん毎週通ってもらえると思うよ。

ATMの前で支払いを済まし、商品を受け取ってお散歩再開。
竹繊維の靴下を買ったり、雑貨の店でアロマグッズを買ったりしつつお茶ができそうな場所を探していると…

手作りっぽい靴屋発見!!!

あー、靴。靴見たい靴。

前に香港旅行記を読んだ方ならご存知かと思うが、ゆみこ靴大好き。
北京ではすぐにダメになるので、高い靴はほとんど履かないし買わないが、靴大好き。
浜崎あ○みが前に気がついたら靴を70足くらい買った、とテレビ番組で言っていたが、あれだけお金があったら私もやってしまうかもしれない…とチラッと思うくらい。

「Rさん、ちょっと靴見てもいいですか?」

番長の快諾を得て一歩店内に足を踏み入れると…
やばい、いけてる。この靴屋、かなりいけてる。

「あら、やだ可愛い〜
しかし、この店で私より先に声を上げたのが番長。そして、私より先に試着し始めたのも番長。

「うわー、素敵。これは買う。もう決めた。うーん、こっちとあっちどうしようかしら?この色がいいわよねぇ。どう思う?ゆみちゃん、ほらこれ可愛いわよ!」

番長、高いです、テンション高いです。

結局、選びに選んで2足お買い上げ…になろうとして、またしてもカードが使えずATMへ。
「どうしよう、いくらおろそうかしら?」
「とりあえず、明日もう一足靴を買えるくらいおろしておいたらどうでしょう?」
「いやだ〜、そんな」

あ、もちろんゆみこも買いました。
写真を載せられないのが無念なほど、素敵で履きやすい革靴一足。
これが中国国内じゃなく、ヨーロッパとかそこまでいかずとも香港だったら、たぶん私も3足くらい買ってた。
なんとなく、北京で同じように作ってもらえるかも、という理性が私を押しとどめた。
よかった。

とりあえず、怒涛の買い物編、これまで。






秋に

やなちゃんたちが来ている時にタクシーに乗ったら、運転手さんに
「暑いけど、もうすぐ立秋だから。立秋過ぎたらすぐに涼しくなるよ。もう秋が来るね。」と言われた。

8月8日立秋が過ぎ、確かに北京は秋の風が吹き始めた。
短かったな、夏。

パンダに餌あげられるあるよ!

8月初めに友人やなちゃんが息子R部長(幼稚園児ながら部長の風格と落ち着き。デブというわけではない)と共に北京入り!

やなちゃんは2回目の北京。前は同じ2泊3日でもちょっと駆け足だったけど、今回は我家に泊まってもらい、日本から持ってきてもらったおいしい日本酒とつまみで酒盛りする時間もあって嬉しかった

父のTのDさんと同じ店で人生初の北京ダックデビューを果たすR部長、金生隆でタレをつけずに羊肉だけをもしゃもしゃ食す通のR部長など思い出すだけでも楽しいのだけれど、そんなR部長自信が一番楽しかったという北京の思い出は…

「パンダに餌あげて、一緒に記念写真」

これはJTBのMy bus の企画(詳しくは下記↓)
http://www.mybus.com.cn/detail.do?area=pek&mybusid=10276&areaid=3

一人500元と決して安くはない。しかも子供も同じ値段!
しかし子供の夏休みの思い出としては、日本では一千万払っても決して出来ない体験ができると思えば払っても良いかな〜という価格。

一応これは北京動物園の「パンダ保護企画」の一環で、お金はパンダの保護に使われるという事になっている。見学が終わると「パンダ保護に協力ありがとうございました」的な名前入りの認定書がもらえる。
また、この認定書の名前が非常に微妙で、ローマ字が微妙にスペースを開けて綴られていて、それもまた中国の記念になるかも。

例:大林太郎さんの場合 Oh ba ya shi Ta ro

今回は、私はこの特別企画には参加せず、普通に入場料を払ってパンダを見ながら二人を待つことにしたのだけれど、動物園のお姉さんの「いいですか、人だかりがあるところに動物がいます。あなたは人の多い所に行って動物を見てなさい。」というアドバイスに従い、大勢の観客が集まっている場所に移動。

なんとこの日は非常についていて、子パンダ2匹が外の運動場で朝の運動中。ものすごーく活発に駆け回っており、ビデオを持っていかなかったことが悔やまれた。二人が戻ってくるまで約15分くらいだったけれど、あっと言う間。押し合いへし合いの中国の人々だが、小さい子供には寛大でR部長を見ると「小朋友、来!」と場所を開けてくれた。某ねずみ系テーマパークで「あ〜ん、ミッキ〜〜と子供を押しのけて記念撮影しようとする大人を見て呆然としたことがあるが、それに比べたら中国の方が良いかもとすら思えてしまう。

小さな子供と回る北京は初めてだったけれど、いつもの大人ペースとちょっと違いそれもまた楽しかった。
(でも部長はかなり聞き分けの良い子供だが…)

そしていなくなった時の喪失感!!!!
「ああ、あの椅子に昨日までちょこんと座っていたのに〜」と普通に友達が帰ったときの倍くらい寂しくなった。
恐るべし子供効果。

寂しさを紛らわせる為に、やなちゃんにもらった喜界島の塩黒糖(信じられないほどおいしい)をかじる私だった。



川底下村

義兄夫婦が遊びに来たので、郊外へちょこっとおでかけ。
車をチャーターして「川底下村へ」

詳しくはwiki先生をご参照あれ!


川底下村(せんていかそん)は、中華人民共和国北京市の郊外、西に約90キロ離れた門頭溝区齋堂鎮に位置する山あいの町である。

清時代の四合院建築がほぼ完全のまま約76戸余り建てられている。
以前は爨底下村であったが、文化大革命の時代に川底下村に改名された。「爨底下」とは、山の上にあった明の時代の軍事要所爨里安口の下方という意味。「爨」は「飯を炊く、炊事をする、かまど」という意味でもある。
明朝時代の初期頃に北方からの異民族の侵攻から都を防衛するために、山西省からは移住させられた人々によって建設された村で、以来、村の住民は全てという姓を名乗っている。またこの村は抗日戦争の激戦地でもあったために、住居に焼け跡などが多数残っている。


とまあ、こんな村である。

北京からは車で2時間半、結構な距離である。
でも途中からどんどん緑が多く、夏休みの景色になってきて気持ちよくなり熟睡。

友達から昔はすごく素朴でよかったけれど、今はかなり観光地化されてきてると聞いて危惧していたのだけれど、古い町並みがそのまま残っていて周りは山に囲まれている本当にのどかな場所だった。
でも、5,6年前ならきっともっと良かったんだろうなぁ。そして、今は入場料が取られるようになってしまったが、昔はたぶんそんなのいらなかったはず。

見る場所事態はそんなに多くなくて、日本語では「ウォー・ロード/男達の誓い」、中国語原題では「投名状」という映画のロケ地になった「一線天」という岩場まで歩いたり、町並みをブラブラしたり、町を見渡せる丘に登ったり出来る程度。
でも、ところどころ崖みたいなところに階段がついたりしているので、アウトドアが好きな人はもっと激しい楽しみ方ができるかもしれない。(実際、北京の山の会の方たちはこの周辺を登っているらしいし)
この日は暑かったので、自然豊かな場所をちょこっと歩けただけで大満足。

途中、ナッツ好きのビタワン(夫)が地元のナッツや乾物(キノコ類や果物)を売っている屋台でアーモンドを見つけて立ち止まった。
「この大きいのと小さいの、どっちがおいしいの?」
「食べてみなさい。大きいほうがおいしいから!」
「もうちょっと安くならない?」
「ダメダメ、大きいのは輸入品だから。こっちの小さいのは地元のだから安いのよ!」

…。
もちろん小さいほうを買った。

観光客が訪れるようになったからか、いろんな家がレストランを兼業しているのだが、よーく見てみるとどうも別の場所で作った食事を運んできている。
これは…結局どこで食べても味は同じ?
それならば、と町並みが見える桟敷のような場所で食べる事にした。

こういう所の「農家菜」と呼ばれる料理はイマイチな事が多いのだが、ここで食べた中で一つ大ヒットだったのが野生のウサギの料理!ウサギの料理は今までヨーロッパ的なものと台湾でなぜかお弁当に入ってたりとかしたものを食べた事があり、それも結構好きだったのだけれど、ここで食べた山椒の味が利いているウサギ料理は本当においしくてご飯に合うので、川底下村を訪れる際は是非オーダーして欲しい。

中国で訪れた観光地の中でも結構好きな場所だった。
次は1泊2日とかで、夕方、ほとんど人がいなくなった村を歩いてみたいなぁ。




ありえない男、次郎

7月の初めに、次郎さん(大家さん、坂上次郎似)から電話がかかってきた。
「ちょっと用があって部屋に入りたいんだけど、鍵がないからこれから迎えに行く。」

そして私の職場まで車で迎えに来てくれた次郎さん。
「用ってなんですか?」
「テレビを交換するぞ!」

へっ?

家の前につき、おもむろに車の荷台を開ける次郎さん。
そして巨大な段ボール箱を取り出す次郎さん。
一人で3階まで運ぶ次郎さん。

家に着き、前のテレビをどかすとすごい埃ですかさず拭き掃除。
そして旧型ブラウン管テレビの換わりにテレビ台の上に置かれたのは、ピカピカの巨大な(40インチ)液晶テレビ。

えーと、次郎さん、ウチ別にテレビ壊れてなかったけど…。
古いから!こんなテレビ、今どき使ってる人あんまりいないし。あ、DVDとの配線が上手く出来なかったからビタワン(夫)が帰ってきたらやってもらえ。じゃ、俺は帰る。」

颯爽とかえる次郎さん。
帰宅して、いきなりテレビが薄く大きくなっていてビタワン(夫)びっくり。

そしてそれから約1週間後。

「今日、台所の工事するから。本当は明日のつもりだったけど、工務店が今日って言ってきたから鍵をもってない。1時までに帰って来い。鍵開けたら戻っていい。」

ちょっと待て次郎、台所の工事って何だ?

ということで、ゆみこあわてて帰宅。

中国とは思えない1時ジャストに工務店作業員3人登場。
その内一人は偉い人で、二人は若者。
我家はキッチンの洗い場とガスコンロが置いてある場所が少しだけはなれているのだが、作業員は入ってくるなりテキパキとガスの元栓を締め、新しい棚を運び込み、今までガスコンロが置いてあった台を取り外し始めた!!!!
次郎、聞いてないよ次郎。普通に大工事だよ。
どんどん埃で煙る我家。
「じゃ、あとはウチの若いもんに任せるから。他になんか直すところあったら言って。」
と偉い人が去っていく。次郎さんは1時半頃登場。

「なんだ、○さん(偉い人の事)は帰ったのか。」
「さっきまで居たんですけど、別の現場へ行きました。」
「あの、台所直すって、ここは別に壊れてないんですけど。」
古いから。ここ、改装したの10年前だから。」

という会話をしている間に、前あった棚がきれいさっぱり取り外される。
そして棚があった場所は恐ろしく汚れている。
拭かなければ!!!!
我家にある雑巾全てを総動員して、10年分の埃と油汚れを吹きまくる。
どうやら以前の棚と壁の間に少し隙間があったらしく、壁面も相当油まみれ。
ひ〜〜〜〜〜っ!!!

必死で掃除をしまくるゆみこ。
身体と環境に悪そうだが、油は恐ろしく取れるスプレーを吹きつけまくるゆみこ。
そこで次郎さんがゆみこに言った一言とは!!!!????

「どうせ新しい棚を置けば見えなくなるから、その辺でやめておけ。」

…無理。
もう見ちゃったし。
結局、次郎さんと作業員を待たせて掃除を最後まで終わらせすっきり。
あー、北京でよかった。
日本だったらあんなに油汚れがたまってたら、絶対に黒光りしてカサカサ動くアイツが出てきてた。

我家の扉のすぐ外で、棚の一番上層部に置く石を電ノコで切られ、アパートの廊下からウチの中まで全てが真っ白になり、赤いはずの棚も白味を帯びて工事終了。

去っていく作業員。
「俺も帰る。」と去っていく次郎さん。
帰宅して、全てが白くなったホワイトハウスを掃除しまくり真っ白に燃え尽きたゆみこを見てビタワン(夫)もびっくり。

そしてまた約1週間後。
仕事が休みで家にいると、次郎さんから「今から行く。今日は鍵を持っている。」というメールが。
いや、今日は私も家にいますから。

チャイムがなり、ドアを開けると工具箱を持った次郎さん。
そう、以前我家の電気が壊れたときも次郎さんが一人で直してくれたっけ。
アメリカ生活が長かったからしっかしDIYの精神が根付いているのか、次郎さん。

「ガス湯沸かし器を新しいのに換える。」
はいはい、待ってました。
このガス湯沸かし器に関しては、実は数ヶ月前にすでに次郎さんによって運び込まれていたので交換する事は知っていた。
しかし、以前使っていたのも、日本の有名メーカーの物で別に壊れていない。
しかし次郎さん曰く古いから。今の安全基準にあわないから。」

ということで、次郎さん、古い器具を取り外し新しいものを設置し始める。
しかしさすがに大きいので、なかなか上手く進まない。
ゆみこ、お茶を淹れる以外何もできないのでネットサーフィン。

そういえば、グッドタイミングで昨日から洗濯機が水漏れしていた。
ガス湯沸かし器を中断し、洗濯機を見る次郎さん。
でも結局直せない次郎さん。
「明日、修理を呼べ。必ずメーカー直属の修理を呼べ。」
そして、湯沸かし器の取り付けに戻りなんとか完了。

一度水を止めたので、泥水がでるからしばらく水を出しっぱなしにしておけ、と言われて台所の蛇口を開けると水がチョロチョロとしかでない。
次郎さん、蛇口部分を取り外して中にたまったゴミを取り出したまでは良かったけれど、取り付けが上手くいかずに水を出すたびに蛇口じゃない部分からも水が噴出すようになってしまった。
 
「ダメだ。今日は時間がない。これはしばらくこのままで使ってくれ。ほら、改装から10年経ってるからいろんなところにガタがきて壊れるんだな。」


と言って、工具箱を持ち去っていく次郎さん。

…えーと、本当に壊れたのは洗濯機だけです。

なんだか、短期間で随分と次郎さんに会った月だった。

この話を中国人の友達や中国暦が長い友達にすると「壊れてもないのに、そんなになんでも新品に換えてくれる大家なんてありえない。」と驚かれる。

ありえない男、次郎なのである。

UPしました。

素敵ゲスト登場2日目が、ちゃんとUPできてなかった…。
Back DateしてUPしました。
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