5月の初め、北京郊外の小湧谷温泉に行った。
噂どうりお料理がおいしく、静かな環境で大満足。
久しぶりに土の道の散歩を楽しんだ。

かなり山をあがったところにあるので送迎の車を頼んだのだが、帰り道で「いちごを買いたい」(帰り道の途中でいちごの産地を通るので)とリクエスト。
運転手さんの知り合いでいちごを売っている人がいるらしいのだが、残念ながらその日は店を出していなかったので、知らないおばちゃんの露天で車を止めてくれた。

「どれにする?こっちの大きい高いのにしなさいよ、せっかく来たんだから。」
一つもらって食べたら、あまりにも甘くておいしかったので
「じゃあ、大きいほう」
と言って、大きいほうのを買ったら、ざるの底のいちごはまんまと小ぶりだった…。

まあ、それは予想されたオチなのだが。

ふと気がつくと私が買った箱から運転手さんがいちごをつまみ食いしていた。
良い運転手さんだったし、友達におすそ分けする分も考えて箱いっぱい買ったのであまり気に留めてなかったのだが、気がついたいちご売りのおばちゃんが別のかごからおじさんの手に「これ食べて。」と5粒くらいいちごを握らせていた。

これが、お客さん(私)を連れて来てくれたバックマージンなんだなぁ、と思ったらあまりにのどかで笑いがこみ上げてきた。

運転手さんもついつまみ食いしてしまうほどの美味しいいちご。
朝摘みのオーガニックいちご。
来年は絶対にあそこへイチゴ狩りに行こうと心に決めている。