福岡県直方市発〜自然が常識。それは絶妙、違和感なし!日記〜

湯村鍼灸整骨院、さくら・介護ステーションえこわいず(訪問介護)、えこわいず村、自在な整骨院はりきゅう院、ハリーズ(軟式野球)、その他の遊び、家庭、それぞれの環境で起こる変化を、時にはKO寸前に陥りながら「真剣に」「いい加減に」楽しんでいます。

2011年09月

子供

子供と手を繋いで歩く。

最高に幸せな一時。

当たり前のように見る光景だが、
当たり前ではない。

無くなりそうな体験をした後、
より実感するようになったなぁ。

先日、虐待についてのテレビ番組を見ました。

再現ドラマとディスカッションを織り交ぜた番組でしたが、
ドラマの中の虐待シーンは観るに耐えない。

男スタッフを軍隊のように鍛える湯村が?と思うかもしれないが・・・

話は変わって原発事故処理。

放射線に対する感受性は年齢が若いほど極端に高い。

要はDNAが破壊され易いという事。

にも拘わらず、
住民を避難させないし、
何万年何十万年も無害化されない放射性物質に汚染されたガレキを全国にバラまこうとしている。

尋常じゃないね。

その場しのぎや目の前の欲望の優先順位が高過ぎる。

原発推進派の町長は再選を果たすし、
国のトップは、
この期に及んで、
原発の安全性を最高のものに高めていくだのどうだの
わざわざ世界の舞台に出向いて ほざいているし・・・

もっと一人一人が本当に大切なものに向かって学習する必要があるし、
学習した者は伝えなければならない。

「どうせ変わらない」とか、
「それは理想よ」とか、
諦めたら人生は終了。
後は消化試合。

消化試合のような人生を送りたいか!?

そう心で呟くアラフォーオヤジでございました。

あなたは未来の子供たちに何を繋げますか?

そのために何をしますか?

どうせなら、
放射能にまみれていない、
化学物質にまみれていない、
みんなが前向きに自然体で生きていける持続可能な環境を繋ぐために、
目の前の課題を楽しんで片付けていきたいよね。

100,000年後の安全

一昨日、
「100,000年後の安全」という映画を観て来ました。

原発を稼働すれば必ず大量に発生する高レベル放射性廃棄物。

人間の五感が感知しない、透明でニオイもないもの。

人類が作っておきながら人類が全く処理しきれない人類史上最悪の この産業廃棄物を10万年間保管されるように18億年前の地層に埋蔵しようというフィンランドの話。

10万年後ってイメージ出来ますか?

西暦にすれば1,021世紀です。

1,021世紀ってイメージ出来ますか?

人類最古の、文字を使った文明が生まれたのが今から約50世紀前(5,000年前)、
文字を使ってない文明で約100世紀前(10,000年前)とされているようなんですが、
1,000世紀前(100,000年前)って?

200,000年前に登場したとされるのがクロマニョン人。

日本でみてみれば、
16,500年前頃〜3,000年前頃までの人たちが、中石器時代〜新石器時代の縄文人。

フィンランドは、
放射性廃棄物を10万年は保管しないと危険としているが、

アメリカでは100万年、
ドイツでは数百万年を想定しているそうです。

本当にそこから進化したかどうかは別にして、人類の始まりの猿人の出現が800万年〜500万年前だと言われています。

数万年前まで猿っぽかった人類は、
数百万年後には どんな姿になっているでしょう!?

数百万年経って ようやく安全になる放射性廃棄物を生み出す原発を人類は使い続けるのかな。

上映後は、ナマケモノ倶楽部の中村隆市さんのトーク。

その中でこんなお話がありました。

「この一週間で社会的問題を話題にした事がありますか?」

この質問に対しての統計。

話題にした事がある人の割合が25%以下なら問題があると言われているそうです。

ヨーロッパは80%位。

さて、日本は!?





震災前の統計ですが、
6%だったそうです(-.-;)

これが本当なら、現状に対して政治に文句を言う資格はない。

もう一つ。

政府は原発事故によって「パニックを起こさない」事を基準に行動しているため、漏れた放射能は「直ちに危険を及ぼすものではない」と言い張りますが、
その根拠は国に魂を売ってしまった学者の説。

中村さんはチェルノブイリ原発事故の後の現地に何度が出向かれたそうですが、
一般に報道されている情報と実際は全く異なり、健康と呼べる状態の人がいない程だそうです。

チェルノブイリ事故後の危険性を過小評価した学者が日本で権威を持っているとの事。

放射線の感受性は、
0歳と30歳では4倍、
0歳と55歳では309倍も違うそうです。

だから、年が若ければ若い程、悪影響を受けやすい。
要はDNAが破壊されやすい。

辞めた経産大臣の「記者に放射性物質を擦り付けるような行為」は別として「死の町」と言ってしまった事は あながち間違いではない。

国が大丈夫と言うから、高い放射能値を示しているのに みんな住み続けてしまう。

チェルノブイリ周辺に住み続けた結果と現実を正直に話せば 、かなりの方が他へ移住を決意するでしょう。

地震だけなら今の復興政策でも良かろうが、
問題なのは五感で感知出来ない放射性物質漏れ。

誰のためにお金を使うんでしょうね。

正直に話さずに無い希望を持たせてしまう罪は計り知れないものがあります。

そのために、
知らずに身体が蝕まれていく人生を送る訳ですからね。

本当の優しさを提供するには強い心が必要です。

しかし、そんな強さは国には期待出来ない。

何事も、自然に沿い合わせ、自分の心で感じ自分の頭で考えて生きる。

それを実践出来る者だけが生き残れると言っても過言ではなさそうです。

誕生日

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今日は長男8回目の誕生日。

柿木さんのお店で購入したバースデーケーキでお祝い。

食べた後、
長男と久しぶりに将棋の手合わせ。

かなり弱い(-.-;)

殆ど、ほったらかしやもんなぁ。

もっと子供たちに時間を使わんといかんよね。

ちょっと反省したオヤジでございました。

長所と短所

只今、えこわいず村 求人中。

原石に出会うまで面接は続く。

さて、
先日スタッフとの会話の中で「長所は短所を隠す」という言葉が出てきたので、
それはちょっと違うかなという話をしました。

説明が足らなかったので補足。

短所をそのままに長所を伸ばしても、
伸ばせば伸ばすほど短所は余計に目立つ。

女優を目指していながら鼻毛が結構出ている女性がいたとしましょう。

彼女が、
結構出ている鼻毛をそのままにして、
自分の美しさを磨き美しくなればなる程、
鼻毛は目立つ。

長所を伸ばそうと思ったら、短所を克服せざるを得なくなるし、
克服していかなければ、長所の伸びは平凡の域で止まる。

ステップしたつま先が開きやすい長距離バッターがいたとしましょう。

彼が長打率を上げようと思ったら、その短所は克服せざるを得ない。

ステップしたつま先が開けば、早々と体が開き、
打球に力が伝わり難いし、スピードの変化に対応し難いからです。

鍼灸の学生だった頃、暇さえあれば鍼裁きのトレーニングを黙々とやってましたが、
ある時点で壁にぶつかる。

その時にやったのが、利き手ではない方でのトレーニングです。

左手で鍼裁きがある程度出来るようになった時、本来使う右手の動きは飛躍的に良くなりました。

ダルビッシュが左でキャッチボールをしているのを見た事がありますか?

まるで左利きのようですよね。

あれは左右のバランスを取るためにやっているのかもしれませんが、
左であそこまで出来るようになった事で右腕のパフォーマンスが上がっている事は間違いありません。

良いところだけ伸ばせば良いじゃないと言えば聞こえは良いが、
それは ただ甘いだけ。

自分の弱点と向き合わず、
出来る事だけやっているのは ただ遊んでいるだけ。

長所と短所は表裏一体。

本気で長所を伸ばそうとする者は、
本人が意識しているかどうかは別にして、
伸ばそうとする中で自分の短所を最低限のラインまでは引き上げているものです。

育成が苦手というのも同じ。

人類は次世代を育て続ける事で今も存在している。

育成したくないというのは、
自分たち人類を否定しているのと同じ。

傍目から一流と思われている人も、
子供、部下、教え子を持つ事で新たな成長が始まり、更なる進化を遂げる。

育成に携わる事で自分が育てられる訳です。

長所がある。
壁にぶつかる。
短所を克服する。
長所が伸びる。
人を育てる事で己が更に成長する。

それが持続可能なシステム、循環です。

己の弱点、人類の繋がり、
そこから逃げる事は出来ないし、
逃げた時点で人生は止まる。

向き合って乗り越えろ!

そう自分に言い聞かせる湯村でございました。

今から、逃げ癖症候群さんと向き合うために時間を割く。

変わって欲しいが・・・

伝え人

昨日は、
マクロビオティックの視点から真理を伝え続ける柿木シェフのお店へ。

えこわいず村主催の料理教室の打ち合わせです。

打ち合わせですが、
柿木シェフは一つ一つ丁寧に大きなモノの考え方から説明してくれます。

健康と環境に関わる事業をしていながら、
裏では健康と環境を蝕む食生活をしている矛盾だらけの人が多い中にあって、
仕事と私生活に矛盾のない人生を歩んでいる数少ない人の一人です。

物事を掘り下げ、真理に近づき、その真理に沿って真っ直ぐに生きれば生きる程、俗世から異質な目で見られてしまう。

正直に語れば反感を買ってしまう。

ある時は羊の皮を被り、ある時は仏の顔を借り、
ズル賢く生きる者が利益を得る妙な世の中。

次世代が借金と放射線に押し潰されそうになっても特に変わる気配はない。

前原さんが止めた八ッ場ダム建設、
住民が猛反対し、仕分け作業でも無駄と判断された 森を破壊しての新公務員宿舎建設、
どちらもゾンビのように復活しようとしている。

実に巧妙で強か。

彼らは本音など喋らない。

世の中の感情と勘定を巧みにコントロールし制圧していく。

癌のように「宿」が死ぬまでやり続けるんでしょう。

そんな中で真理に沿って正直に語り生きていくには覚悟がいる。

変人扱いされるからね。

変人も、多数になれば当たり前

変革活動はオセロみたいなもんですかね。

湯村は、柿木シェフを応援します。

さて、身近に目を向けてみれば、掟破りの「外堀埋め」をやられている・・・

勝負は基準があってこそ楽しいものだが、
基準無しだというなら まぁ仕方ない。

どんな変化であっても対応出来ない者が悪い訳やからね。

「正しい」「正しくない」なんぞ 語り手の言いようで どうにでも変わってしまう。

生き残った者が歴史を語り事実となる。

だから、
どんな状況でも対応し、生き残るしかない。

後世には、死に向かう癌ではなく、永続可能な仕組みを残したいよね。

さぁて、もう時間やな。

今日も1日 同じ事を言い伝えるべし。
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