2017年02月27日

『 2017冬季アジア札幌大会 チェ・ダビン(韓国、17歳) 女子フィギュア優勝』

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 写真は、2007年1月「キム・ヨナの奨学金伝達式」で撮影された記念写真である。
 <限界突破17歳「怒とうの急成長」>
 「フィギュアの女王」キム・ヨナ以降、韓国には数多くの「ヨナ・キッズ」が現れた。崔多彬(チェ・ダビン、17)=修理高(スリ)=もその1人だった。ジュニア時に競技力の高さを見せたが、シニアでは優勝がなかった。そのまま静かに埋もれてしまう可能性もある選手だった。その崔多彬が瞬く間に「2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪期待の星」に成長した。崔多彬は2017年2月25日、「2017札幌冬季アジア大会」フィギュア女子シングルで合計187.54点(ショート61.30点、フリー126.24点)で金メダルを獲得した。2位の中国の李子君(175.60点)とは10点以上の差があった。韓国フィギュア史上、冬季アジア大会初の金メダルだ。キム・ヨナはアジア大会に出場したことがない。

 崔多彬の成長はこのところ目覚ましいものがある。2月16日に江原道江陵で行われた「2017四大陸選手権」で合計182.41点を出して自己最高記録を出したばかりなのに、それから十日もたたないうちにまた自己最高を更新した。所属事務所オール・ザット・スポーツのチョン・ガヨン局長は「四大陸選手権で自己最高記録を出して心理的な壁を越えたようだ」と語る。アン・ソヨン大韓スケート競技連盟副会長は「表現力がますます向上し、自信もついてきた。平昌五輪も期待できそうだ」と言った。崔多彬の金メダルは、野球に例えると「代打のサヨナラホームラン」と言えるだろう。崔多彬(チェ・ダビン)は本来、札幌冬季アジア大会への出場権もなかった。昨年10月のアジア大会代表選抜戦で崔多彬は5位にとどまり、キム・ナヒョン(2位)とパク・ソヨン(4位)を下回ったため出場機会が得られなかった。1位のユ・ヨン(13)は、年齢制限(16歳以上が出場)のため出場権がなかった。しかし、昨年末にパク・ソヨンが足首を痛めて不出場を決めたためチャンスが回ってきた。崔多彬は思いも寄らぬ展開で札幌行きの飛行機に乗り、金メダルまで手にしたのだ。

 崔多彬が壁を突き破る大きな力になったのはキム・ヨナのアドバイスだった。キム・ヨナは引退後、週に1-2回「泰陵(テルン)選手村」を訪れて後輩たちにアドバイスをしている。サゴン・ギョンウォン元・大韓スケート競技連盟副会長は「キム・ヨナは崔多彬に個人的な経験を基に演技の動作や視線などについて細かくレクチャーしてくれる。そのおかげで崔多彬は音楽を理解し、感じる表情が出るようになった」と語った。崔多彬は今大会で金メダルを決めた後、「キム・ヨナ先輩の励ましが大きな力になった」と話した。

 崔多彬は今年3月末、フィンランド・ヘルシンキで行われる「2017世界選手権」にも出場する。この大会も本来出場権を持っていたキム・ナヒョンが足首のけがで出場を断念したため、代わりに出場することになったものだ。この大会には来年の「平昌冬季五輪」出場権がかかっている。崔多彬が10位以内に入れば、韓国は女子シングルに2人出場させることができるようになる。それより下の順位なら、出場は1人だけだ。

 現実的に見て、崔多彬にとって世界選手権10位以内は容易な目標ではない。しかし、サゴン元副会長は「崔多彬は今回の大会で限界を超えた。若い選手たちは一度火がつくと、どこまで成長するか誰も分からない」と語った。


yuna_kim0905 at 19:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 競技会(competitions)/2016-2017 

2017年02月19日

『キム・ヨナ `4大陸大会フィナーレ飾るフィギュアクイーン '』

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yuna_kim0905 at 19:39|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 催し(Event) 

『フィギュア四大陸選手権 三原が女子シングルで初優勝』

 ピョンチャンオリンピックのテスト大会を兼ねて韓国で行われてる、フィギュアスケートの四大陸選手権で、女子シングル後半のフリーが行われ、17歳の三原舞依選手が逆転で初優勝を果たしました。

 四大陸選手権はヨーロッパを除くアジア、アメリカなど4つの地域の選手が出場する大会で、来年のオリンピック本番と同じリンクで開かれていて、2月18日夜は女子シングル後半のフリーが行われました。

 前半4位だった三原選手は、冒頭の3回転の連続ジャンプを決めて勢いに乗り、7つのジャンプすべてを成功させました。

 オリンピック本番と同じ会場の雰囲気を「意識した」と言いながらも、堂々とした演技でステップや、スピンでも得点を重ねフリーで134.34、ショートプログラムとの合計で200.85の自己ベストをマークし、逆転で初優勝を果たしました。

 また、16歳の樋口新葉選手はフリーで113.22、合計172.05で9位、20歳の本郷理華選手はフリーで108.26、合計167.42で10位でした。

 三原選手は表彰式でバンクーバーオリンピックの金メダリストで地元、韓国のキム・ヨナから花束を受け取っていました。

 2月19日の最終日は、注目の男子シングル後半のフリーが午前11時から行われます。

●難病の治療続けながらの今季

 三原選手は神戸市出身の17歳で、兵庫県の県立高校の2年生です。安定感のあるスケーティングとスピード感のあるジャンプが持ち味です。

 8歳の時に浅田真央選手に憧れて、フィギュアスケートを始め、昨シーズンは、ジュニアのグランプリファイナルに初出場するなど順調に成長を続けました。

 しかし、直後のおととし12月に、全身の関節に痛みが出る難病の「若年性特発性関節炎」と診断され、シーズン後半は入院や、通院を余儀なくされました。

 治療を続けながらのシニアデビューとなった今シーズンは、浅田選手も出場したグランプリシリーズデビュー戦のアメリカ大会で3位に入り、いきなり表彰台に上がりました。

 その後の、中国大会は4位で、グランプリファイナル進出を逃しましたが、去年の全日本選手権で3位に入り、四大陸選手権の出場権を獲得しました。

 宮原選手がけがで欠場した今大会では、日本勢のメダル候補として活躍が期待されていました。

●三原「信じられず夢のよう」

 全身の関節が痛む難病を乗り越えて初優勝を果たした三原選手は、「信じられず夢のようだ。思い切って演技をすることができてほっとしている。ピョンチャンオリンピックと同じ会場で意識することが多かった。今回は優勝できたが、まだまだロシア勢などトップ選手と戦うには足りないことが多いので、こつこつとレベルを上げていきたい」と、うれしそうに話していました。

 また、憧れの浅田真央選手のライバルだったキム・ヨナから表彰式で花束を受け取ったことについて、「憧れの浅田選手と戦ったキム・ヨナと会えて、すごくうれしかったし、目の前に来て驚いた」と笑顔で振り返っていました。

●樋口「練習で調子上がらず」

 四大陸選手権に初出場の16歳、樋口新葉選手は練習からジャンプが決まらず、後半のフリーでもジャンプにミスが出て、演技を終えると悔し涙を流しました。

 樋口選手は「今までにないぐらい、だめな演技だった。途中のジャンプでミスが出て気持ちが諦めかけてしまった。1位を取るつもりで大会に臨んだが、練習で調子が上がらず、不安が抜けきらず、集中できなかった。きょうのようなことがないようにオリンピックまでの1年を頑張りたい」と小さな声で話していました。

●本郷「ジャンプのミス 反省」

 20歳の本郷理華選手は、けがの宮原知子選手に代わって、大会への出場が急きょ決まりましたが、ジャンプでミスが目立ちました。

 本郷選手は「ジャンプのミスは反省したいし、弱い部分だと思う。練習ではできているので、試合への持っていき方を直さないといけない。思うようにいかず、悔しいことがあったが、本来出られなかった四大陸選手権に出られて、オリンピックの会場で滑ることができてよかった。もうこのような思いをすることがないように頑張りたい」と涙を流しながら話していました。


yuna_kim0905 at 19:38|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 競技会(competitions)/2016-2017 
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