2020年05月17日

今週の検察庁法改正案の強行採決はストップできました!

今週の検察庁法改正案の強行採決はストップできました!
検察庁法改正案の強行採決に反対しますと皆さんと国会内外の連帯の広がりのおかげです。本当に感謝です。


また、今週はロイター通信から取材を受けました(コロナ対策の検査体制についての先日の私の国会質問に関連して)。記事化されたら、またお知らせさせて頂きます!
さらに、「東京新聞」 の「こちら特報部」からも取材を頂き、掲載頂きました。

さて、検察庁法改正案の問題点ですが、
◉歴代政権が「政治による検察介入」しない事を守ってきたのに、安倍政権は史上初めて検察庁法を変えて介入しようとしている点。総理を逮捕できる唯一の捜査機関でもあるからこそ、独立性、中立性が必要です。検察暴走への歯止めは「指揮権発動」によってすでに制度化されています。



◉現在進行形の河井事件、カジノ疑惑で逮捕された自民党議員事件、また桜を見る会に関連して安倍首相が弁護士らから東京地検に刑事告発されていますし、こうした事にも関係してきます。
黒川検事長が過去に小渕事件、甘利事件、下村事件ほか様々な政治家事案を立件せず、もみ消したとして官邸の守護神とされる中、検察トップの検事総長になれば、その後の検察全体への悪影響は誰でも想像できます。

さらに、倉敷市ご出身で自死に追い込まれた財務省近畿財務局の赤木俊夫さんの奥様が起こされた裁判とも関連してきます。なぜなら、赤木さん事件は、今回違法な定年延長の当事者の黒川東京高検検事長が暗躍し佐川元国税庁長官ら38人全員不起訴にした事案といわれ、そうした論功行賞で黒川氏は史上初の検事長定年延長になり、昨日は異例中の異例で元検察トップの松尾邦弘・元検事総長らが法務省に検察庁法改正案に反対の意見書を提出しました。

◉にも関わらず、1000万件ツイートも含む民意も無視して、安倍政権与党が、週明けにも検察庁法改正案を強行採決しようとしています。私たち野党は、政治が検察幹部人事に介入できる「特例規定」部分を検察庁法改正案から削除するよう強く求めています。

与党の中からも、この暴挙に反対の声が上がり始めています。ぜひ、野党案の、内閣が検察幹部人事に介入できる「特例規定」の削除に賛同頂きたいです。

来週火曜日に、検察庁法改正案担当の武田大臣への不信任決議案が衆議院本会議で審議されます。国会前では、18時〜19時の予定で「検察庁法改定反対」の市民集会も開かれます。

週明けこそが正念場です。

1000万件のツイッターデモも最初の一人は一般女性の方だそうです。

著名人かどうかを問わず、皆さんお一人お一人が声をあげることが政治を動かします。

国会の内外でさらに連帯して、
皆さんの声を国会へ!

検察庁法より、コロナ対策を!

ともに頑張りましょう。
「週明けの強行採決に反対します」
「検察庁法改正案の強行採決に抗議します」


yunokimi at 09:07│clip!