週末のTBS報道特集で、

週末のTBS報道特集で、3年前の2月17日、当時の安倍首相が「自分や昭恵夫人が関わっていれば総理も議員も辞める」との答弁がきっかけで財務省近畿財務局の赤木俊夫さん（倉敷市ご出身）が公文書改ざんを強要され自殺した森友事件（9億円の国有地が昭恵夫人の介在で1億円まで値引きされ売却）で、赤木さんの奥様雅子さんが安倍政権（国）を訴えている事件を、ご焼香に伺いご遺族の慟哭をお聞きした私は、決してうやむやにはできません。

菅首相（当時官房長官）が財務省佐川理財局長らと協議し、間接的とはいえ全く無関係だった赤木さんに公文書改ざんを指示し、自殺に追いこんだ事が、報道された音声データからも明白なのに、菅首相は再調査を拒み、裁判にも資料提出を拒んでいる。

音声データを聞くと、財務省関係者も国会や財務省報告書では虚偽答弁しても、死者の前（自殺した赤木さんの部屋で雅子さんの目前）では、さすがに真実を語っているのが分かる。誰の身にも起こりうる問題だからこそ、決してうやむやに終らせてはならない。