2015年。新入社員で3年間働いた会社を退職し、7ヶ月間で28ヶ国を旅しました。 1人だからこそ自分の見たいものや食べたいもの 話したい人と思いのままに行動でき 一生涯忘れない思い出ができました。 自由気ままなゆらりゆり旅をどうぞ見ていってください。

始めはなにが起きたのか分からなかった。

なにが起きたのか頭で整理がついた時、涙がでてきた。
ミニバスのなかで、しかも出会ってまもないスイス人のひとり旅行者(おじさん)の隣で「I'm stupid」(私はバカだ)と一言呟きながら。




旅して4ヶ月ほど経った時。
初めて詐欺師に引っかかった

もう悔しくて悔しくて
悲しくてかなしくて、
ムカつきすぎて
信じた自分にもイライラして
もしアイツがもう一度目の前に現れたら顔から足まで雑巾絞りの刑をしてひねり潰してやりたい。捻りすぎてしばらく自力では元に戻れない位硬く絞りたい。ベランダのホコリっぽい所を拭く専用ふきんにして、炎天下でパッキパキに乾かして水気さえも飛ばして、糸の編み目がほずれてボロボロになるまで使い続けたい。

参考写真


すっごいどうでもいいけど、こうゆう絞りの種類もあるらしい。


詐欺られたおはなしをします。

皆さんも気づくくらい怪しいポイントがあったのに・・私も怪しんでたのに・・!
巧みに騙されてしまいました。



それはラリベラで起きました。

「明日にメケレという北部の町に移動するためのチケットを前日に買っておかなきゃ。」と思い、お昼ご飯を食べたらチケットを購入しようとしていた。

お昼ご飯のスパゲティを注文し、フラッと10m先にあった珈琲屋さんの様子を見に行ったとき詐欺師があらわれた。
ここから2人の立ち話が始まる

詐欺師は『』
わたしは「」の会話。

『お前はこれからダナキル行くのか?メケレまでの直通バスを出すからスムーズに行けるぞ』

「ダナキルへはメケレに着いたら自分で手配する。メケレまでの直通バスは本当にあるの?」

『ああ。メケレまで直通だ。いまフランス人2人と日本人2人も一緒に乗る予定で、フランス人はここから少し遠い町にいるから明日ここから出発してまずその2人を途中でピックアップして向かう。1人30ドルだ』

「わかった。少しまけて。25ドルは?」

『・・わかった。25ドルにまけてやるけど、他の4人は30ドル払ってるから誰にも言うなよ』

「わかった。一旦考えたいから後でまた返事する」


スパゲティは予想以上に遅くて、30分かかってやっと来た。
食べながらメケレまで自力での行き方を考えたら、

⚫︎自力だと3回ミニバスを乗り継いで行かなければいけない
⚫︎乗り継ぎのタイミングが悪いとその日中にメケレに着けず、途中の町で一泊するかもしれない


そうゆうリスクを考えると25ドルで確実にその日中に乗り換えなしでメケレに行けるのは結構いいじゃん!となった。

スパゲティを食べ終えたあと詐欺師が近くにいたので25ドルで了承し、エチオピアのお金500ブル分を払うことになった。

まず前金で先に100ブル払ってくれ。今はボスがいないから3時間後にまた待ち合わせしよう。その時にチケットを渡すから残りの400ブルを払ってくれ』

「なぜボスがいなきゃだめなんだ?」

『いまボスは他のお客を集めにホテルにいるから、ボスがいないとお金の事とか手続き出来ないんだ』

ほー。そうなのか。(・Д・)

了承し、100ブル払う。
「本当にあとで待ち合わせしてまた会えるんだよね?信用できる?」

『ああ、もちろんだよ!いまはチケット渡せないけどあとで渡すから』

100%信用出来ないので顔写真をとった。
※下の方に載せてあります

相手はなんのためらいもなく普通に応じた。写真撮らせてくれたし悪いやつじゃなさそうと少し思った


3時間後に指定された場所で待ち合わせ。時間ぴったりに現れ、オフィスがあるからと言ってその場所まですこし歩いた。

この時、こいつちゃんと時間守れるんじゃん。と感心してしまい、信頼度が少しだけ上がったような気がした。

オフィスには男性がデスクにいて、ダナキルツアーの話をしてきた。安くするぞとか言うけど、「わたしはメケレまでの直通バスを申し込みたいだけなの!!ダナキルのツアーはいらない!」と何度も話し、詐欺師にも同じことを言って


「直通バスだけでいいって言ったじゃん!!早くチケットちょうだいよ!!」

『そうだったのか、ダナキルのツアーも一緒に申し込むのかと思って』

わたしはキレて何度も先ほどと同じことを言う。

「まだボスが帰ってこないからあと1時間したらお前のホテルの前まで行くから!」

は?
なんで?
ていうかこのデスクの人はボスじゃなかったの?ただのツアーデスクのスタッフだった
いまのこの時間はツアーに参加させるための時間だったってこと?
肝心なチケットはまだ用意してないって。
は?
なめてるわ。

イライラしながら謎の1時間後にホテルの外で待ち合わせる。10分くらい待ってる時にホテルの受付の人に「明日はどこが目的地なの?」と聞かれたので、メケレまでの直通バスを申込んだ旨を伝えると「直通バス・・?」みたいな反応だった。
※後から思うとホテルの人の反応は正しかったんだと知る

詐欺師が現れ、1枚の手のひらに収まるようなペラペラな少しシワのあるチケットを出し、行き先や出発時間を書いてくれた。

「出発日と値段が書いてないじゃん、書いてよ」

『あー!ごめん、書くよ』

チケットの上の空白部分にテキトーに書いていく。

「日付の欄、月が間違ってる!!9月じゃなくて8月だから!」キレ

そういって書き直させた。
一応チケットと言える形になり、残りの400ブルを支払った。

翌日の朝5時半にホテルの前まで迎えにくる。と言われた。


・・・・・・・・・・

翌日の朝5時半。

詐欺師が待っていた。
バスはない。

「バスは?」と聞くと

『あっちだ。少し歩くぞ』

は?直通バスなんだからホテルの前までこいよ。
なんでこいつしかいないんだよ。

そう思いながらも歩き進む。

そしたら詐欺師が耳を疑うことを言ってきた。

お前、300ブル持ってるか?

は?
「なんで?」

『今日直通バスに乗るために400ブル必要なんだが、100ブルしか持ってないんだ、後で返すから300ブル貸してくれないか



はあーーー?!、!、!??

ここで意味が分からないと大もめ
まだ日の登らないひんやりした空気の中ヒートアップしすぎて体がめちゃくちゃ火照ってるのがわかった。

「おかしすぎる!なんで貸さなきゃいけないんだ!間違ってる!!」

そいつはなだめるように私を説得する
『いや、わかってるんだけど、俺の兄貴がドライバーで、昨日言ってたフランス人のいる所に兄貴が待機してるから、そこまでは他のバスで行かなきゃいけなくなったんだ。そのお金が400ブルなんだ。おれは今お金がこれしかなくて、、』

「普通400ブルいるってわかってるんなら用意しとくだろ!!おかしすぎだろ!昨日渡した500ブルあるじゃん!!」

『兄貴が金庫番で、全部渡しちゃったからお金は持ってないんだ。おれも兄貴のいるところまで一緒に行くから、必ず返すから。。』

「だいたいなんで必要なお金持ってこないのかがわからない!」

『昨日の夜9時に兄貴から電話がきてそうなっちゃったんだ!!』

「知らないわ!!!やだ。絶対払わないよ。」

『お願いだ、、。そうじゃなきゃバスに乗れない』

は?!!!
なにそれ。まじ意味わかんない。

むちゃくちゃだわ!!

結局20分歩いてたどり着いたのはバスターミナル。

そこで兄貴と合流する町までいくバスにとりあえず乗り込む。
そのバスは超ローカルバス。
なぜこれに400ブル必要なのか?
だいたい日本人がいると言っていたのにいないのはなぜだ?

詐欺師が『お願い、出して』の眼差しでこっちを見てくる。

もうこれで払わなかったらメケレに今日中に行けないかもしれない。

そうゆう不安もあったのもあり、、、300ブルを追加で払ってしまった。

詐欺師がバスの係員に支払い、レシートをくれた。

60ブルとかいてある。
行き先も書いてあるけどアムハラ語でサッパリ分からない。きっとこれで兄貴がいる地点まで連れてってくれて、あとからちゃんと返金してもらえる

そう信じてしまっていた。

お前、昨日渡したチケットあるか?

チケットを渡した。

『ここ座っといて』

バスの席で待機した。

そしたらタイミングよくスイス人のひとり旅行者のおじさんが私の隣に座った。旅行者同士で隣に座るのは別に自然なことだと思ったし。あいつが隣よりよっぽど落ち着く。

その数分後詐欺師が戻ってきて、私のとなりが埋まってるのを見て

『おい、ここ俺の席だぞ』
とスイス人に言ってきたので、

「この人はここでいいじゃん、あんたが違う席に移動すればいいじゃん」

と言って、そそくさとどっかの席に座っていった

かのように見えた。

6時半。バスは出発。

3時間ほど経ち、そのバスが到着した時最後まであいつがバスから降りるのを待っていたけど、どこにも見当たらなかった。
バスターミナルでは次の乗り換えのためのバスの客引きがうじゃうじゃ集まってきて、あいつを探すのは困難で。。

っていうかあいつは最初から乗ってなかったんだ。

スイス人のおじちゃんにも少しバスの中で相談してたけど、「さきにそんな大金を払っちゃダメだ、前払いは危険だぞ」と言われていた。


兄貴の場所はどこなんだろう?
このバスはどこ行きなんだろう?

そう行きのバスでそわそわしながら過ごしていたわたしは。、?


全部で100ブル+400ブル+300ブル=800ブル
日本円にして4600円(2015/9/16現在のレート)を盗まれた


たった4600円と思うかもだけど、エチオピアにしたら宿に6泊は泊まれるし、まったくバカに出来ない大金!!


気付いたらチケットも無くなっていた。そうだ、あいつに渡したまんまだ。

わたしにはあいつの写真意外なにも証拠がなかった。
60ブルと書かれたバスのレシートはこのローカルバスの乗車賃だったことにも気づく。

わたしをただのローカルバスに乗せて姿を消したんだ。

思えば変だなーとおもう節はたくさんあった。節々が多すぎたのに、後進国だし、、エチオピアはチケット売りはこんなもんなんだなと思ってしまった。



そのバスを降りた後どうなったかというと、、

結局あとふたつバスを乗り継いでなんとか目的地のメケレまで自力で辿り着けた。
スイス人のおじちゃんが途中まで同じ方向だったので同行した時、隣で涙目になってたらおじちゃんが「ほら、元気出せっ、バナナ食べたいか?ほら、甘いもんは好きか?ビーツっていう実のお菓子を買ったんだが、これがベトベトでな笑 手汚くなるけどうまいぞ。食うか?」とあまりにも元気付けようと優しく声をかけてくれたから、それもあって余計に号泣してしまった。

おじちゃんの優しさに助けられた。
ありがとうおじちゃん!!!


この詐欺事件のおかげで旅の教訓がめちゃくちゃ増えた。


わたしのほかにも被害に合う人をひとりでも少なくさせるためにも旅に行かれる方は役立ててください


その一   チケットはチケット売り場で買うべし→ぷらつきながらチケットを売るような交渉はNG。詐欺師は自分の売り場やデスクは構えていないんだから。


その二  前払いは絶対にしてはべからず→返ってこないのは当たり前と思った方がいい。相手を信用するしないとかどうでもいい。まずは払わないこと!ミッションが完了されてから払うことを予め話すこと。わたしは初めに100ブル払ってしまったことにより後に引けなくなってしまったから。


その三  現地通貨を言ってこずに、ドルでの提示をされたら詐欺の可能性もあると思っていい。→ちゃんとしたツアーデスクを構えているのであれば信じられる。(ドルでの提示は料金によっては高額な事もあるので現地通貨よりもドルの方が換算がしやすい)


その四  急がば回れ。→直通バスという楽な手段を選んだ結果こうなった。先進国でないかぎり交通手段は限られているし、自分の力で・めんどくさくて時間がかかるが確実に行ける手段を選ぶこと。信じるものは自分のみ!!


その五  自分のほかにも参加者がいるという話に安堵を覚えてはべからず→これを言われるとつい安心してしまうが、嘘!この話をされてから詐欺師が作り上げたストーリーを全て鵜呑みにしてしまった。正規のデスクを構えた・名の知れた会社ではない限り絶対に信じてはいけない。たいてい気持ち悪い貧相そうな奴が言ってくる可能性あり。

その六  演技派を見破れ。
追加料金とか明らかにおかしいのに困ってる演技をされ、信じてくれと言われると、心優しい人は仕方ない・・と払ってしまう。後進国の詐欺師をやるようなカスは薬をやっているかもしれないし、演技に入るのがうまいみたいだ。


教訓はここまで。

ほかにもこの記事を読んで「こんなことにも気をつけた方がよさそう」なところとかあったらコメントで教えてください(°_°)


お待ちかね、詐欺師の写真を載せます。
見たいかな?こんないやな思いをされた話しを散々して、逆に見たくなくなってるかな?(°_°)
いま見ても本当に憎たらしいです。


こいつです



うっざい顔だなぁ。
アフロの髪の毛を炙って見た目の汚い坊主頭にしてやりたい。


もうひとつびっくりすることを言うね。

私が騙された1週間ほど前に、ラリベラに来てた日本人のカップルも同一人物に騙されてお金を取られてるの。

100000%常習犯

カップルとはその後の旅の途中で出会い、その時に話が似ているとなって発覚しました。なんとカップルもそいつと一緒に撮った写真を持っていて、見たら明らかに同じ人だった。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ラリベラにはこいつがいるし、ほかの国・町にも必ず旅行者を狙った悪いことをすることで頭がいっぱいな人がたくさんいます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



気をつけよう!!!
のこり2ヶ月間はもう騙されないぞー!!



さいごまでよんでくれてありがとうございました。。(((o(*゚▽゚*)o)))

ようやく次の町、メケレに行きます!

コメント

 コメント一覧 (8)

    • 1. ゆり
    • 2015年09月17日 22:39
    • 憎き詐欺師(#゚Д゚)y-~~イライラ 
      でも我が家でも3日前に、詐欺ではなく、似たような…。
      同時期に何か負の縁を感じます(╥﹏╥)
      もう悔しいけど前向きに(ง •̀_•́)ง
      厄落としたと思って(♂∧∧)♂
      気持ち切り替えて旅を楽しんで
      └(。・`□´・。)┘ファイト
    • 2. Naoki
    • 2015年09月21日 09:03
    • 犯人にもイライラするし、自分にもイライラしますよね〜
      ブログ拝見してたら、久々にバックパックで旅に出たくなりました!これからも写真楽しみにしてます。
    • 3. ゆり
    • 2015年09月22日 00:41
    • 3日前にも同じようなことが起きてたんですかー?!詐欺ではない・・?
      とことんやられて、厄落としできました*\(^o^)/*あと2ヶ月間、怪しいところは気張っていきますね!ありがとうございます。
      ※名前が「ゆり」で投稿されてて、誰だかわからないままですみませんー!
    • 4. ゆり
    • 2015年09月22日 00:44
    • NAOKIさん
      コメントありがとうございます!
      そうなんです、怪しんでたのにも関わらず騙された自分にもイライラが止まらなかったです。バックパック経験あるんですか?!旅に出たくなってもらえてなんだかこちらも嬉しいです*\(^o^)/*
      いまはマラウイにいます、また更新しますねー。
    • 5. 第四住宅
    • 2015年09月25日 13:16
    • ごめん、笑った…
      いやーそんな人いるんだね><
      私もいい教訓にさせていただきます。

      なにはともあれ身が無事でよかった!!
    • 6. ゆり
    • 2015年09月28日 23:04
    • まなみちゃん
      逆に笑ってくれたほうが気が緩む!笑
      ありがとう(。-_-。)
      あんな変な人もいるもんなんだよねぇ。身が安全でほんと良かったよね!うむうむ

    • 7. かず
    • 2015年10月05日 01:39
    • はじめまして。
      って、この顔、知ってる!!!!
      去年、ラリベラでボクも会いました(と言うか、泊まった宿の管理もしてた、この男)。
      ボクの場合、メケレから来たので、アディスまでのバスの手配をお願いしたのですが、ほぼ同じような展開で、当日もごたごた。
      当日、値段を吊り上げられたのも拒否ったので、被害はなかったのですが、常習だったのですね(参考までにその日のボクのブログ→http://tabikazu.com/2015/07/10/%E3%82%A8%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%A7%BB%E5%8B%95/)。
      ラリベラに来る人が引っ掛からないコトを祈ります…
    • 8. ゆり
    • 2015年10月09日 22:11
    • かずさん。
      コメントありがとうございます!
      そしてみました、2015年7月にエチオピアに行かれたんですね!私も同じ頃だったので、まさしく常習犯がウハウハと騙したおそうとしている時期でした(*_*)
      当日に人数が足りなくなったとか言われるごたつきも本当に似てるです笑
      お金払わなくて正解でしたね(´Д` )私もいまとなってはいい勉強になりました。。

      ブログ見てくれてありがとうございます♫
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