わたしは過去に大きな挫折と苦しさを味わったことがあるらしい。

というのも記憶がスポーーーンと抜けてしまっていて、あまり覚えていない。

なので、
苦しみを乗り越えたことがあるか、と聞かれたら乗り越えたわけではないし、
そんな苦しさを経験したわけでもない。

きっと当時は必死だったからこんな風に記憶が抜け落ちているのだろうけれど、
覚えていないのだから、
わたしは何年もぬくぬくと暖かい幸せな環境に生まれ育ってきた。


ただそれに気付いているつもりで、
知っていたつもりでいただけ。


最近になってようやく、
こんなにも幸せだったかと毎日泣きそうになる。

心の余裕って大切だなあ。


歌が変わった。
曲が変わった。
悪く言えば感情がぬるくなった。と言われたこともある。




そう捉えられてしまえばそうかもしれない。


ただ大好きなお姉さんアーティストの方が、

「不幸や苦しみを味わって、尖り続けなければならない歌でなくても良いはずで、わたしはいまのあなたの曲が好きだ。」と言ってくれた。




何が正解で、何が間違いかはわからない。
答えはわからないままでも良いと思っている。


もしかしたら言ってもらえた言葉も、あれもこれも、全部違うのかもしれないけれど、

わたしは毎日流れている時間の中で得た感情のすべてをもって、
聴いてくださっている方が欲している愛情の種類全部を、
どうにかして包み込んでしまいたいのだよ、ワトソン君。




その意味ではわたしは毎日鋭利に尖り続けているし、
ステージ上では全身全霊注ぎ込んで、ぶち込んでいる。




日付変わって、明日はピアノワンマンです。



新しいわたしを。