「フェアリーアイドルかのん」1巻(袴田めら)

さて、古本屋で買ってきたブンブンコミックスレビューの第一弾です。
袴田めら先生といえば、まだ単行本化されてないにもかかわらず百合好きの間では「最後の制服」があまりにも有名ですね。
「最後の制服」が漫画タイムきらら系で連載されてたので、てっきりこの「フェアリーアイドルかのん」も萌え系の漫画だとばかり思い込んでいたんですが、実際は子供向けの児童コミックでした。
萌え系の漫画でも連載できる実力のある作者なので、絵柄の可愛さはもちろん申し分ないですが、内容(というかノリ)は萌え系の漫画とは大きく異なります。

「ピョンピョンうさぎのレストラン お客様はどなたでしょ♪ ランランラララ月曜日」
「もくもくふかふかひつじさん ララランランランララン♪」
夢の中で楽しそうに歌を歌う主人公。冒頭から私はノックアウトでしたよ(笑)。
ああ、こういう子供向けのノリって癒されるなあ〜。

力の弱った全国の妖精さんを歌の力で助けるため、三人の女の子がアイドルになろうと頑張るお話です。
誰と誰が恋愛関係になるというわけではもちろんないので百合というよりは団結モノですが、男性も全く絡まず三人の団結力で困難に立ち向かっていくお話ですので、百合好きにも安心して読める内容なのではないでしょうか。

百合的な見所としましては、巻末の番外編でシンデレラ役のかのんと王子役のこだまがあわや結婚してしまいそうになるところが良いですね。さらに継母の連れ子役のまりかもこだまに求婚して、最終的に三人で一緒に暮らす事になるお話がとても百合的に美味しいです。
百合好きならこの番外編で妄想を膨らませて、本編も邪な目(笑)で勝手に妄想するのが良いと思います。
ここでうまく妄想が出来るかどうかで百合好きとしての鍛錬度が問われる?(笑)。

まぁそれは冗談ですが、客観的にみて百合度は★☆☆☆☆くらいでしょうかね。
個人的にはこの作品、非常気に入りました。
「最後の制服」もますます楽しみになりましたね。

ちなみにブンブンコミックはもう一冊買ってきたので、レビュー第二弾がある……かも。