さて今回は雑誌レビュー特別編(笑)、なんと男性向けエロ雑誌のレビューです。

COMIC快楽天4月号

ニシDダイSさんから情報をいただきまして、今月は百合作品が多めと聞きまして買ってきました。
男性向けエロ雑誌を買ったのはいつ以来だろう……。あまりに久しぶりなのでレジに持っていくとき恥ずかしくなっちゃいましたよ。
「快楽天」自体は買うの初めてではないです。数年前に森永みるく先生が「にくらしいあなたへ」を連載してた時も買ってました。それ以来かな。
該当作は以下の通り。

・「やまとなでシコ」(上連雀三平)
百合度★★★★★
この作品は以前私が発掘してきて他所の掲示板などで情報を広めた作品ですね。最初に情報を広めておいたくせに私自身はその後作品とは全くご無沙汰だったのでした(笑)。
ちなみに成人向け作品に詳しいGARYUさんに以前聞いたところ、「上連雀三平」と「G-onらいだーす」などのぶっとび百合作品で知られる「小野敏洋」は同一人物だそうです。(GARYUさんその節は情報ありがとうございました)

で、この作品なんですが、連載開始時に読んだ感想としては「この作家、気ぃ違ってるんじゃねえか!?」と思ったものですが、久しぶりに読んだ感想も全く同じでした。(すいません……(^^;)
普通は考え付かないようなことを平気でやってしまうところがこの作者のすごいところですね。ここまでやられると感服するより他にありません。
8話のサブタイトルも「決まり手まっしぐら」。いかしてます(笑)。

最初の頃はレ相撲(レズモウ)部の中の話だったんですが最近はノーパンテニス部とのバトルに移っているようです。いろいろ場面の紹介をしようかと思ったんですが……ちょっとこのBlogでは書けそうもない内容でした(苦笑)。まぁお察しください。
伝え聞くところによると今のところ男性も全然絡んでない100%の百合作品のようですのでブチ切れた内容が好きな方にはたまらない作品ではないでしょうか。
私も一応最初に紹介した(いや実際はもっと前に紹介した人がいたかもしれませんけど)責任を取るために、単行本は是非買ってみようと思います。


・「水蜜桃」(すどおかおる)
百合度★★★★★
「すどおかおる」という名前は百合情報界隈でちょくちょく聞く名前ですね。なんでも百合が好きな方らしいです。
作品紹介の煽り文も「本格百合浪漫!!」とか「本領発揮だ!!すどおかおる」などとなっていて、百合作家としての資質が充分な作家であることが伺えます。

メイド×メイドのお話です。メイドの勤めるお屋敷の女主人は♀×♀で楽しむのが趣味。
ということで先輩メイドが後輩メイドに♀×♀プレイの教育を担当するのでした。
エロエロですが心の交流も暖かいものがあり、なかなか良作。

「すどおかおる」という名前こそよく耳にしてましたが、実際に作品を読むのは私は初めてでした。
男性が全く登場してないということもあるんですが、成人向け漫画としてはそれほど私の趣味から外れることのない作品でしたね。
なにより作者が百合愛好家であるということが読んでいて安心感があります。心なしかキャラクターへの愛情も溢れているように感じました。
この作者さんはこれからも是非応援していきたいですね。単行本が出たら買おうかな。


・「でこぽこ」(鳴子ハナハル)
百合度★☆☆☆☆
基本的に女性同士のカップルの話なんですが、描写されてるHシーンは男女の絡みのみ。ただし全部回想(あるいは脚本)の中の話なので結末としては百合度100%になります。
描写より結末を重視する人は百合度をもっと上げても良いでしょう。
私は……最後の2コマを元に妄想を100%膨らませた上で、回想中の顔もない男を相手の女性に脳内変換したら、これが結構楽しめました(笑)。
この作者さんの絵柄は個人的に嫌いではないですしね。


■で、男性向けエロ雑誌を久しぶりに読んだ感想。
男性向けエロ漫画自体はここ数年もちょいちょい買ってたんですけど、「とわ缶」など作者がちゃんと分かっていて、なおかつ百合度が高いということが分かってる作品ばかりだったので、今回のように私の好みを全く無視した作家が複数執筆してる雑誌を買うのはかなり久しぶりになりました。
で、一番思ったこと。
「男キャラが気持ち悪りい〜〜〜!!!」
女の子キャラはまぁ許容範囲なんですけどねぇ……。男性向けエロ雑誌に出てくる男性ってこんな気持ち悪かったでしょうか?まぁリアリティはあるんでしょうけど。
最近少女漫画に出てくる男性キャラばかり見ていたので、あまりの違いにちょっとカルチャーショックを受けてしまいました。「男性向けでは男をあまり格好よく描きすぎてはいけない」という編集の意向があるのは聞いてましたがここまでとは……。
う〜む、リアリティがないと批判されようと、私は少女漫画に出てくる王子様的な男性キャラが好きだなぁ。

でもまぁ今月の「快楽天」は百合作品も多いことですし、普段買ってない人もこの機会にひとついかがでしょうか。