ちゃおデラックス初夏の大増刊号

今月のちゃおでら、恒例の「ララナギ」番外編は百合な話ではありませんでしたが、他に微百合な作品がたくさんありました。ずばり今月号も「買い!」でしょう。

・「プチ★プリンセス」(にしむらともこ)

(C) Shogakukan
百合度★☆☆☆☆
背が高くて運動神経も抜群の主人公が女の子にモテモテな話です。(基本へテロ)
にしむらともこ先生の作品は以前紹介した「天使のはぴねす」も機会があったらチェックしてみてね。絵柄がまたちょっと変わったような……これはこれで可愛いかも。

・「スパーク!!ララナギはりけ〜ん」(もりちかこ)

(C) Shogakukan
百合度☆☆☆☆☆
今回はララと家族の貧乏話。ナギがほとんど出てこないので百合的な見所は特にありません。私もかなり貧乏だった時期がありますので(って今もですが)貧乏ネタは身に染み入るな(笑)。

・「はじまりの予感」(五十嵐かおる)

(C) Shogakukan
百合度★★★☆☆
いじめられっこの二人の間に芽生える友情が良い感じ。
「あたしには智ちゃんがいる!心から信じている友達がいればどんなことだってのりこえられるよ!!」
良いですね。
男性はほとんど出てきません。
五十嵐かおる先生の百合作品というと他にも以前紹介した「ガラスの叫び」とか「雪ん子!!」なども仲良しな女の子ふたりを扱っていて良い感じです。

・「FRIEND+S」(陣名まい)
百合度★★★☆☆
今月号で一番おすすめなのがこの作品。仲良しだった3人組みだったんだけどもうすぐ転校する予定の主人公が2人から仲間外れにされてるんじゃないかと疎外感を感じたり嫉妬したりする描写が秀逸です。小学生も人間関係にいろいろ気を使ってるんだなぁ。
実は主人公が転校することを知っていた2人が贈り物を作っていたというオチで最後は3人でハッピーエンド。
陣名まい先生の百合は以前紹介した「ふらいんぐ♥人魚姫」も良いですので機会があったらこちらもチェックしてみてください。
ちゃおは可愛い絵柄を描く人が多いですが、その中でも陣名まい先生の描くキャラクターは特に可愛い。
こんな作家さんが「ちゃお」本誌ではなく増刊号に回ってしまうのだから、「ちゃお」は本当に作家の層が厚い。
男性は全く出てきません。

・「1/15のゆううつ」(明野みる)
百合度★☆☆☆☆
15つ子とは……よくこんな設定考えつきましたね。双子好きの私もこれには面食らった(笑)。
実際に本当に15人も赤ちゃんを身ごもったら半分以上死産になってしまうと思いますがまぁこれは漫画なのでOK。
妹のことを思いやるあまり恋の邪魔をしてしまうお姉ちゃん×14が面白いです。

・「ティンクティンク」(白鳥希美)
百合度★★☆☆☆
「ティンクティンク」という実在する新人女性デュオのコミカライズです。このデュオの歌は先日演歌番組みてたら(←んなもん見てんな)出演していましたね。歌はうまかったです。演歌ではなかったのが惜しいが(笑)。
デュオふたりの仲良しっぷりも良いし、東京出身で同じ事務所の麗美さんとの交流も良い感じ。
男性は全く絡みません。

・「I☆マイセルフ」(小坂まりこ)
百合度★★☆☆☆
この作品もめっちゃ良いなぁ。新人さんのデビュー作らしいですが、拙さは全く感じないですね。
お話は双子のお話。同じ人(♂)を恋してしまうということで、なんとなくこの2人は「ミルモでポン」の楓と日高さんっぽい関係です。ライバル関係なのにさりげなく髪型を整えてあげたり、結局恋のキューピッド役になってしまう「せつ」が良いです。

・「マジック☆マスター」(夏希あゆり)
百合度★★★☆☆
魔法の使えないおちこぼれ魔法使いの主人公がパートナーと一緒に魔法学校の入学試験をクリアしていくお話。息をぴったり合わせて怪獣を倒した後、喜んで抱き合うシーンが良いです。
魔法を使う時にわざわざ変身するところが面白いですね(笑)。
男性は出てこない……というか終始主役の女の子ふたりだけでストーリーが進んでいきます。

■いやあ今月号は百合的にも豊作ですね。作品的にも本誌に負けず劣らず面白くて可愛いものばかり。「ちゃお」の現在の作家陣の層の厚さを実感しました。こりゃあ少女漫画誌No.1になるのも無理ないわ。