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コミック百合姫 VOL.2


それでは感想をひとつひとつ。体調悪くてあんましちゃんとレビュー出来てないと思うのでまた書き直すかも。議論の叩き台にしないでね。


・蔵王大志(作画)+影木栄貴(原作)『First Kiss 中編』
のっけからベッドで裸で身体を寄せてるふたりですが、甘いだけの話ではありませんでした。
「彼と最後までいっちゃった♥」明乃が男と身体を合わせたことを聞いて深い絶望感を感じる礼子のシーンは切ないですね。
短いけど印象に残った。

・藤枝雅『ことのはの巫女とことだまの魔女と』
下界の空気は紬には毒でしかない……それを分かってもなおレティといたい紬の気持ちは分かるような気がします。

・林家志弦『ストロベリーシェイクSweet』
樹里亜がデビューということで少し寂しい蘭ですが、基本的には相変わらず明るいノリでした。

・森永みるく『くすりゆびにキスしたら』
好評だった「ともだちじゃなくても」(百合姉妹VOL.1収録)の続き。
相変わらずの神展開です。
「好きだから身体を合わせたい」そういう自然な気持ちがあるのにうまく相手に表現できない。そんな過程を上手く描いています。

・CHI-RAN『少女美学-彼女の決意表明-』
BLを読んだ時に感じる違和感と同じようなものを感じる(笑)。共感出来る人は少ないかもしれませんが、明るい作風でひたすらいちゃいちゃするところが楽しめます。

・むっちりむうにぃ『世界に一つだけの徒花』
SF設定をうまく百合的な絡みと結び付けています。ひょっとしなくてもかなりエロエロ?

・袴田めら『名もなき国の恋の歌』
これも泣けるな〜。あとがき、ダサジャージは私も好きです。

・東雲水生『コミック版 初恋姉妹』
わりと人気のある作品らしいですが個人的にはあんまりピンとこないですね。もうちょい個性が欲しいような。いっそ東雲水生に全部任せてみては?とも思うんですが。

タカハシマコ『タイガーリリー』
セーラー服の少女が「おばあちゃん」とか言われてて最初はSF的設定のお話なのかな?と思っていたんですが謎がすべて解明されたと同時に、あまりに切ない話だと気がついて号泣してしまいました。ええ年こいた大人が……。
もちろんビアンとして長く付き合っていく作品も良いんですが、こういう若い頃の一時的な感情が記憶に残っていて、それをいつまでも大切にする作品というのも好きです。
「百合姉妹」VOL.1で「本誌の考える『百合』は『思春期の少女に特有の少女同士の行き過ぎた愛情』」と書いてありましたが、まさにこういう作品のことを言いたかったのかもしれません。(もちろん「百合姉妹」「百合姫」には「ユリム童話」など一過性以外の百合作品もたくさんありますが)
今月号私的ベスト作品かも。

ナヲコ『voiceful』
「百合姉妹Vol.5」収録「VOICE」の話の続きですね。今読み返してみると「VOICE」も良いなぁ。私もオフではないですがネットやってる時にあこがれの作家さんなんかと交流した時は本当に感動したりするんですよね。

南方純『南波と海鈴』
まだ慣れてないだけなのかもしれないけど、コマ割に妙な間があって面白い。

表紙裏に「魔法使いとご主人様」という乙女ゲーの広告が載っていますが、これは先日水鏡さんが紹介してくれた作品ですね。紹介文はこちら。「百合姫」の広告には書かれていませんが、百合を含む作品です。

峰倉かずやのピンナップ
売り上げに繋がるなら客寄せパンダも良いんじゃないですか……としか言いようがない。

林家志弦&森永みるく合同サイン会
死ぬほど行きたいんですが(笑)。

全員サービス
応募券が「南波と海鈴」の裏……先月の作家コメントならまだしも、今月は困りましたね。海鈴が嫉妬してる重要な場面ですよ。保存したければもう一冊買わなきゃいけないようですね。全員サービスの内容もこれが欲しくなるようなものが載っているんですよね〜。罪な企画だ。


さて今月号を総括しますと、涙あり、笑いあり、お色気ありなバラエティに富んだ内容でした。
個人的にはラブラブハッピーエンド以外の作品に共感してしまいました。どうも私は悲恋の主人公のほうに共感しやすいらしい。
まぁ悲劇ばっかりだとさすがにアレだと思いますけどね。
今体調をかなり崩してることもあって、今月号にたくさん載ってるお色気ありの作品はあまりピンと来ませんでしたが、回復次第そのへんの良さもじわじわ分かってくるでしょう。(あとでレビュー書き直すかも)
アンケートに「本誌に求めるのはギャグ?お色気?涙?」という項目がありますが簡単には選べないですね。百合専門誌というだけでかなりの制約だし、やっぱり私としては今のまま幅広く取り入れていけば良いんじゃないかと思いますが。
連載モノなどはさすがに今月号だけでは評価しづらいものもありましたが、全体的なクオリティはVOL.1より上がってると個人的には感じました。VOL.1はみるく先生の作品だけ飛びぬけている印象でしたが、VOL.2はその他の作品も印象に残る作品が多かったですし。

やっぱり言うまでもなく今月号も「買い!」。こんな素晴らしい作品がたくさん入って880円。私みたいな百合短編がひとつ入ってるだけで速攻で一般雑誌をレジに持っていってしまう人間からすれば安い!安すぎる!
VOL.1ももう既に品切れで入手困難な状態になっているようですし、やっぱり定価で買えるうちに買っておくのが一番ですね。