ブログネタ
少女漫画 に参加中!

摩耶の葬列(一条ゆかり)


おうこくのゆりさんのHP情報より。
一条ゆかりというとりぼん読んでた頃に有閑倶楽部が連載してたんですがなんか怖くってあまり好きではなかった思い出があります。久しぶりに一条ゆかりの作品を読んでみたんですがやっぱりなんか怖い(笑)。
有閑倶楽部の頃は知ってるけどこれはさらに時代は遡って私が生まれる前に書かれた作品のようです。さすがにこれだけ古いと「ときめきトゥナイト」以降の少女漫画ファンとしては少女漫画というよりもはや古典ですね。

文庫は長編3作を収録していてこれは最後の作品。読みきりとして掲載されたようですが128ページもあります。
以下紹介文はネタバレだらけなので注意。

・「摩耶の葬列」
百合度★★★★★
相手の娘の母親や父親が親の仇で復讐するために近づいたものの娘に惚れてしまう話です。
「恋をしたことあって?」
「いいえ」
「私は恋におぼれそう。髪の長いかわいい女の子に」
というやりとりで照れるシーンとか
「こうやってほおに手をやってここちよい愛の言葉をささやきながら」
と木漏れ日の中でキスするシーンとか良いシーンがあります。

ただストーリーは摩耶が死んで玲奈は男とくっつくという百合的には最悪のバッドエンド。これも時代のせいでしょかね。やっぱり最近の萌え系百合と違って古典百合は悲劇になることが多いです。

ちなみにこれもネタバレになりますがラストでふたりが姉妹であることが分かります。冒頭の「おとうと」も姉×弟モノですし、インセストモノが好きな人にも良い文庫ではないかと思います。

摩耶は「白い部屋のふたり」のキャラに髪型などが似てるような気がする。ちょうど同じ時代に描かれたということでなんらかの影響受けているのかもしれませんね。
この機会に「白い部屋のふたり」も復刊しないかなぁ。