大人も知らない「本当の友だち」のつくり方


最近Blogのコメント欄でやりとりをしているうちに、以前「なかよし」でこんな本が紹介されてなあと思い出してamazonで取り寄せてみた作品です。

人間関係に悩んでいる中高生向けの本です。男同士の話もふたつありますが女の子同士の関係が中心(8割くらい)。
中高生向けとはいえ、左右の人間関係(上下じゃなくて)について考える良い機会にもなるので大人でも参考になるんじゃないでしょうか。
私は学生時代は人間関係というテーマを真正面から考えたことはあんましなかったんですが(というか逃げていた)、でも中高生の時にこういう本を読んでおけば良かったな〜と思いました。
この本では強烈なリーダーシップで周りを引っ張る、というやり方ではなく、周囲と融和することで調和を図ろうとする人間関係のやり方が紹介されてるので、百合好きにも合った人間関係の作り方と言えるんじゃないでしょうか。

内容は文章半分漫画半分。
漫画パートを担当するのは「なかよし」でお馴染み(つっても単行本出てないから本誌読者以外は知らないでしょう)のかなしろにゃんこ先生。高校生くらいのキャラクターなので普段より大人っぽいデザインです。いかにも「なかよし」的な絵柄で高校生くらいのキャラを描くと、少々違和感もありますが可愛いです。こういう絵柄は私の萌えポイントを直撃だ(笑)。

もちろん女の子同士の関係に萌えるための本ではありませんが、萌える描写はあります(爆)。

スキー教室で親友のナツと一緒の部屋になれなくてショックを受けて落ち込むアズサ。しかしその時の教訓を生かして、修学旅行では「ねえ、ナツと同じ部屋になりたいな」とはっきり言うことで一緒のグループになることが出来てめでたしめでたし。「今度はナツと一緒になれて嬉しい」と伝えてお互いに照れて赤くなるシーンが良い。

他にもお金がなくてカラオケに行けないけど友達と遊びたくて代わりに家で一緒にゲームをやろうと提案する少女とか、友達をハブりたくないけど別の友達ともうまくやりたいという少女とか、母親とうまくいかない友達の悩みを聞いてあげる少女とか、深読みすれば百合的にも美味しいエピソードがいろいろあります。

百合好きがこの本を実践的に使う際(つまり女性が女性と仲良くなる手段として使う場合)の注意点としては……それは、この本の通りに友達に接すると百合好きであることがあっという間にバレてしまういそうなことくらいでしょうか(笑)。自分の気持ちを相手にハッキリ伝えることがこの本の趣旨ですからね。

「女同士のSEXマニュアル」などと同じく、実践編の百合ネタ物件とでも言いましょうか。まぁ百合物件じゃないけど百合好きにも参考になる物件ということで。
百合創作をする人にも、女の子同士の関係の心理描写をより深く知る事が出来るし、参考になるんじゃないでしょうか。