落花流水
真田一輝
百合度★★★★★

女子高の弓道部を舞台にした4コマです。
格好良い女の先輩(水夏)にベタ惚れの後輩(秋穂)がいて、この娘が積極的で間接キスをねらったり、寝てる間に唇を奪おうとしたりと百合度はかなり高いです。男は全く出てきません。
先輩の方も、猫の毛がついた秋穂の袴を抱きしめたり、さらにそれをみた秋穂が次の日猫の毛だらけで登校してきたりと百合百合なイベントが満載です。百合ネタは作品全体の8割くらい?
ヴァレンタイン、お泊りなどの百合的に美味しいイベントもきちんと押さえてあります。

冒頭受験に受かった秋穂が、水夏に出会って、書割の道場をごまかすために水夏が秋穂を抱きしめるハプニングから、秋穂が一目惚れする良い雰囲気のエピソードがありますが、これは単行本描き下ろしっぽいですね。ハプニングがなくても女の子が女の子に惚れるのが普通の世界観っぽい作品です。紫式部が彼女を作っていた等のエピソードが出てくるあたり、作者さんはかなり百合属性が強そうだとみた。公式とか見ても「アカイイト」のイラストとか百合っぽいイラストがたくさんあるし間違いないでしょう。

先輩のほうは猫のほうが気になるようではありますが、積極的にアタックしてくる秋穂のことを別に嫌がるわけでもなく、まんざらでもないように見えます。まああんまし最初から相思相愛では話も動きませんし、これくらいがちょうど良いところでしょう。まだ2巻以降も続くようですし、最後あたりで先輩が振り向いてくれたら百合好き的には完璧かな。というか「落花流水」って相思相愛っていう意味なんですよね。もう結論は出てるのか(笑)。

ともあれ百合好きによる百合好きのための百合好き漫画みたいなものですので安心して購入してください。万が一好みの作風じゃなかったとしても百合の未来への投資だと思えば惜しくないと思える物件でしょう。