雅〜花鳥風月〜―Girlish POPアンソロジーfor=ブ●ーチ=

百合度★★★★★

SKさんの情報よりamazonから取り寄せた作品です。私もサンプルみてちょうど気になっていた作品なんですが……読んでみて驚きました。表紙とかにおおっぴらに「百合」とは書いてはありませんが、これは完全に百合アンソロジーです!全部の作品に百合要素があります。執筆してるのは同人作家のようで同人誌からの再録もあるようですが、7〜8割は描き下ろしです。作風からして作家陣は全員女性のようですね。少年漫画系の同人作家という事で少女漫画の作風とは違いますが、女性作家の描く百合という事で全体的にクオリティが安定しています。
シリーズには「Girlish POPアンソロジー おんなのこによるおんなのこイッパイの新シリーズ」と題されているので、これが好評だったら今後またこういう女性同人作家による百合アンソロジーが発行される可能性があるわけで、これは新しい大きな潮流になっていく可能性もあると思います。
私もこういう百合アンソロジーがもっと増えて欲しいし、是非支援したいですね。

以下個別の作品紹介。全部の作品に百合要素があるということで作品紹介も省かず全部やりました……つ、疲れた。

・「alone」(浅野シンタロー)
百合度★★★★☆
自分を置いて去ってしまった夜一に対して自分の気持ちをぶつける砕蜂の話。

・「SWEET×SWEET」(桜井コウキ
百合度★★★★★
ルキアが自分と同じ姿をした人形(義骸)に義魂丸を与えたところ命を吹き込まれてチャッピーと名乗るその少女に一目惚れされ「将来は絶対にルキア様のお嫁さんになるピョン」とチャッピーが誓う話。
この作者さんは「恋愛美人イフ」というティーンズラブ誌でも描いてた人ですね。その話は百合ではありませんでしたが、絵柄が可愛かったんで雑誌の切り抜きを取っておいてあるんですよ。というわけでこの作品もおすすめ。

・「朽木家の朝」(桜井コウキ)
百合度★★★★☆
いきなりルキアの布団に潜り込んで胸を揉んでるちゃっぴーがすごいですね。

・「恋慕」(麻奈川梨奈)
百合度★★★★☆
お弁当をひとりで食べてるルキアのところに一緒に食べようと雛森がくっついてくる話。最初は戸惑っていたルキアだったが雛森に「好きな人ができた」と言われ、初めて自分の気持ちに気がつきます。
「おまじない」と言ってほっぺにキスをするルキアが切ないですね。

・「優しい嘘」(睦月あきら)
百合度★★★★★
お酒に酔った振りをしていきなり雛森の胸に手を入れる乱菊が良いですね。
「本気だったら……どうする?」といきなり聞かれ、「やだな冗談ばっかり……だって私達は女同士で」と答えるものの触れられた部分が熱く心臓が高鳴る雛森。

・「乱菊サンご乱心」(久松ゆのみ)
百合度★★★★★
夜一と砕蜂がラブラブなことを羨ましく思う乱菊がルキアを狙う話。自分がルキアの胸を揉もうと計画していたのに逆にルキアに自分の胸を瞬歩ならぬ瞬揉で揉みしだかれ戸惑います。

・「着エロリすと」(砕骨子)
百合度★★★★★
砕蜂の衣装がエロ過ぎると砕蜂の衣装の隙間から手を入れて胸を触る夜一。それに対して砕蜂は「では夜一様。この装束は夜一様の前だけで着ますね♥」と答えます。その後欲情した夜一が砕蜂を押し倒す展開になります。

・「さびしくないのよ」(夜愛)
百合度★★★★★
半裸で誰かを待っている乱菊を心配した七緒を可愛く思った乱菊が七緒にキスをします。

・「めざすもの」(春日華火)
百合度★★★★☆
現世に旅立つ夜一が今度は砕蜂も付いてくることを望んでいることを示唆する話。

・「花びより」(乙*ゆき)
百合度★★★★★
マユリを待つ草鹿をネムネムが外へ連れ出す話。マユリに愛されているか気になるネムネムに対して草鹿は「私はネムネムのことだーいすきだよ!」と応え、草鹿も心の中で「私もあなたのことが大好きです……」と返します。

・「little twin stars」(乙*ゆき)
百合度★★★★★
ルキアを朝起すためにおはようのキスをするチャッピー。さらに着替えさせるために服を脱がそうとします。なんかすーすーすると思ったら寝てるうちにチャッピーにパンツを取られていたルキア。

・「SUGAR SUGAR MY HONEY」(稲妻ぴか子)
百合度★☆☆☆☆
夜一のため毒味と称して夜一の食事を食べてしまう砕蜂の話。

・「BLACKBORD JUNGLE.」(恐喝卍解)
百合度★★★★★
砕蜂のために大量の米俵を用意してくる夜一が良いですね。「よろしいのですか?あのように沢山」と遠慮する砕蜂に「かまわん」と砕蜂の唇をペロリと舐める夜一。
裸の砕蜂を「よいではないかよいではないか!」と夜一が押し倒すシーンの回想もあります。

・「四楓院家横滑り女系図」
百合度★★★★☆
「秘術を授けよう」という夜一に「わたしごときに勿体のうございます」と答える砕蜂に「かまわん」とまた後ろから胸を揉む夜一。
乳からボジョレーヌーボーを出す秘術を見せ、「べろべろにしてもらうぞ」と言う夜一ですが、さすがにそれは砕蜂からダメ出しをくらいます。

・「美食ハンター乱菊」(山田ミツバチ)
百合度★★☆☆☆
瀞霊廷内のめぼしい処女はみんな食べつくしてしまったという乱菊がすごいですね。現世に言った後も織姫の大きい胸に目をつけて絡みまくります。

・「GIRLS BLEACH」(蟹)
百合度★★★★☆
砕蜂に猫化の術を授けると言いつつ、わざと猫ではなく猫耳コスプレの衣装に変身させて堪能しようとする夜一の話。

・「a bloodred daisy」(江戸屋ぽち)
百合度★★★★☆
乱菊と雛森の悲しい話。死覇装が自分と違う事を気にする雛森に「なーに気にしてるのぉー」と抱きつき「雛のそういうところが私は好きよ」と言います。

・「恋し恋しと」(大和屋藤娘)
百合度★★★★☆
勇音に隊長の斬魄刀を渡す卯の花。「このこをあなたに預けるから……ずっと私と一緒にいて。私を守っていて。私から離れないで」と伝えます。

・「夜も頼りにしてます」(大城ポチ)
百合度★★★★☆
怖い夢をみた勇音が卯の花のふとんで一緒に寝る話。

・「理想の相手」(大城ポチ)
百合度★★★★★
散らかった乱菊の部屋をせっせと片付ける桃に対し「ねぇ桃、あんた私のところに嫁にこない?私桃のこと好きだし。どんな男より、幸せにする自身あるわよ」乱菊が誘い、桃も気持ちがぐらついてしまいます。

・「涙とおまじない」(エンマ)
百合度★★★★☆
愛染隊長のことを思い出して泣いている雛森の元に乱菊が慰める話。「これはおまじない」と言いつつキスをします。(唾液引いてます…笑)。
涙が止まった雛森に「また泣いたりしたら、もっと濃いおまじないしてあげるからね」と告げる乱菊。

・「DEAR」(一恵りょうこ)
百合度★★★★★
油断していた砕蜂をいつのまにか押し倒している夜一。キスをいしょうとしたり服の裾から手を入れて体を触りまくったあげく押し倒してハッスル(?)してしまいます。

・「傍に……」(奥田らく)
百合度★★★★★
自分の力不足を感じ「私は……夜一様のお役にたっているのでしょうか」と涙を流す砕一。それに対し夜一は「わし以外にその涙見せるでないぞ」と優しく言い砕蜂の唇をぺロリと舐めます。

・「高嶺のダンデライオン」(ちまりふうこ)
百合度★★★★☆
ルキアに甘そうなものを差し入れに持ってくる乱菊。憧れの乱菊に「どうしたら乱菊殿の友人にふさわしい女になれるでしょうか」と聞くルキアに「かっわいいこといってくれるじゃないのっ」と押し倒します。「あたしあんたのこと気に入ってるわよ。次に戻ってきた時はふたりで超おいしい団子屋いこう」と指切りをして約束をします。



■私は「ブリーチ」の原作も知らないし少年漫画も興味ないタイプなんですがこのアンソロジーは百合度もとても高く非常に気に入りました。


BLEACH 尸魂界 救出篇 4


以前も紹介しましたがアニメ版にも当然百合度の高いエピソードは収録されています。こちらも機会があればご覧ください。
ちなみに私はアニメ版のこの2話くらいしか観てないので原作の話をほとんど知りません。そのため上の作品紹介も設定を知らないためとち狂ったことを言ってるところがあると思いますがそのへんはご容赦を。しかしこのアンソロジーを読んだら原作もいっぺん見てみたくなりましたね。また機会があったらチェックしてみたいものです。

オークスというと以前にも紹介しましたが、「マリア様がみてる」のアンソロジーを出してる出版社でもありますね。同人即売会などに行けない私にはこういうのは重宝します。また是非百合アンソロジーを出して欲しいものです。これがシリーズ化されれば、また新しい百合の潮流になると思いますよ。