貧乏姉妹物語4
(かずといずみ)

百合度★★★★★

姉妹のいちゃいちゃ漫画の第4巻です。1・2・3巻の紹介はこちら。
買ってきてから気が付いたんですが、これ最終巻だったんですね。漫画版のきょうとあすもこれで見納めと思うとしんみりするものが。

商店街の駅伝に出場を依頼されるきょうは健脚なので大丈夫ですが、なぜか対抗して駆り出された銀子は大変ですが姉のために頑張ります。

きょうが家庭教師をやってる相手先の娘さんに惚れられて「菜子のお姉さまになってください」と言われデートに連れて行かれます。新たなカップルの誕生か……と思いきややっぱりきょうの頭には妹の事しかあらず、デートしたことでかえって妹への愛を再確認してしまった菜子は完敗して身を引くことに。「妹さんとお幸せに……!」と泣きながら去っていく菜子哀れ。

お姉ちゃんとばかり一緒にいて友達とうまくいかなくなってしまったあす。姉に相談しますが姉も友達がいないんじゃないかという疑いが(笑)。喧嘩していた銀子と肉屋のユキも休んだ日にプリントを持っていってあげて仲直り。

銭湯でお湯をかけあってじゃれあうきょうとあす。あすが竹の水鉄砲を持ってきた事からバトルはさらにヒートアップします。

金子の作ったおそろしい味のするクレープを「おいしいです!」と無理に食べて翌日げっそりやつれる銀子。しかしそれでもお姉様が下手な料理をクラスメートに披露しては大変と、中等部に忍び込んで美味しいクレープにすりかえるのはさすが。その愛に金子も気が付いて、姉妹の絆はより一層深まります。

蒸発した親父は最後まできょうとあすの前には現れませんでしたが、姉妹は最後まで愛にあふれた生活でした。

あとがきで、何も設定がなかった漫画版にアニメ化の際スタッフがちゃんとした設定をいろいろ作ったエピソードが載ってます。
確かにこの漫画版は最初同人誌で始めた事もあって、設定らしい設定がほとんどありませんでしたね〜。しかし「とにかく姉妹のいちゃいちゃを描きたい!」という気持は伝わってきたのでこれはこれで良いんでしょうね。余計なものは一切抜きにして好きなものだけを描いた良い作品でした。