さくらの境3
(竹本泉)
百合度★★★★★

元々はしっかりしていたはずの元生徒会長二子が、同居する事になった同級生の少女さくらの料理を食べてしまってから以来ベタベタに甘えてくるようになったやまなしおちなしいみなしの百合漫画第3巻です。
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もう3巻になったことだしそろそろ何か山が……あるはずもなく、3巻でも延々いちゃいちゃしてます。

・その17
巻頭カラーページでもいきなり「おはようのちゅー」「おやすみのちゅー」「いってらっしゃいのちゅー」「おかえりのちゅー」……ちゅーばっかしてます。一日中キスばかりしてるふたりに多摩も「女子高生の日常としてどうなのよ」とツッコミをいれます。
家で一緒に居るときはキスをするのが当たり前になってしまっていて、つい友達がたくさんいる中で自分から唇を出してキスをしてしまうさくら。「噂の2人」に……と思いきやまわりはすでにふたりのそういう関係に気づいて慣れていた……というオチ。
・その18
クラス替えでさくらと一緒のクラスになれずさくらと一緒のクラスになれた生徒に二子が嫉妬して、無理矢理同じ教室で授業を受けようとする話。
・その19
二子がさくらに無理矢理お姫様抱っこさせる話。
・その20
下級生に人気のある生徒会長の二子だったがやっぱりさくらに甘えるのが一番なので、さくらのほっぺについてたご飯粒を無理矢理「ちゅー」して吸い取る話。
・その21
さくらに「甘えきる」二子の話。
・その22
浴衣を着ておばあちゃんみたいなさくらに二子がますます甘えて「浴衣でちゅー」する話。
・その23
修学旅行でも構わず二子がさくらに甘える話。
・その24
修学旅行でさくらと二子がいない家で多摩と一子がだらだら生活する話。

あらためて各ストーリーのあらすじを書き出してみるとすごいものがありますね(笑)。作品を実際に読んだことがない人がみたら「なんだこりゃ?」と思うんではないでしょうか。でもほんとにこんな感じなんです(笑)。

あっと驚くストーリーがあるわけでも、繊細な心を持った少女同士の交流を描くでもなく、ひたすらいちゃいちゃほのぼのしてる作品です。さすがに好みが分かれると思いますが、こんなふうに肩の力を抜いて楽しめる作品もあっても良いではないですか。