チャームエンジェル(2)
(もりちかこ)
百合度★★★☆☆

「ララナギ」でお馴染みもりちかこ先生の新連載第2巻です。1巻の紹介はこちら。


チャームエンジェル1


上のジャケット2枚にそれぞれ映っている少女2人のコンビの話です。
リコルがアミーにちゅーしてしまう話と、ミルとリコルの切ないエピソードが収録されてたら百合度は★一つあげようと思っていたんですが、2巻ではまだどちらも収録されてなかったということで★は3つに抑えておきましたが、ミルとリコルの過去を知ってから読むと、2巻も実はかなり百合度が高いことに気が付くでしょう。

冒頭登校するアミーが生徒たちから悪魔のように恐れられているアミー。そんなアミーにもリコルは「可憐なアミーを花に例えたらデイジーですよ!」と恥ずかしげなセリフを言って庇います。
肝試しを手伝えと言われ、海で遊んでる女生徒の後ろから近づいて「お前の尻子玉おくれ……」などとサービス精神旺盛なことをやっていたアミー。それで怖がられてたんですね。

ライバルに対抗するため、天使の像を制作してる青年に天使のモデルを申し出る事になったアミー。悪魔の落とし子のような凶悪なアミーを可愛らしく着飾らせてあげるリコルが健気ですね。最後天使の姿を表現する時、リコルと一緒に手を恋人つなぎで手を繋いで見つめあうのは無意味に百合っぽくて良かった。結局ライバルとの勝負にも勝ち、リコルと離れ離れにならずに済んで喜ぶシーンも良かったです。

新キャラのミルはアミーに敵対心むき出し。実はこれはリコルに強い想い入れのあるミルがアミーに嫉妬していたということが後になって分かります。

さらに聖天使の女の子コンビがもう一組登場。いきなりお尻から窓を割ってアミーに激突して登場したディナ(♀)と、そのどじな相方を煽ってますます暴走させてしまうハルダ(♀)の変なコンビです。う〜ん、このコンビの変さもそうなんですが、何がどう面白いのか言葉で説明するのは難しいことが多い作品ですね。

適正試験のため協力して良い事をしているところをビデオに収めようとするアミーとリコルですが、リコルの不幸体質と新たな敵の妨害にあってアミーが悪事しているところばかり撮影してしまいます。うまくいかずにラストシーン、ひっそりとお別れ会をやってるアミーとリコルが面白い。

百合度は1巻の時と同じにしましたが、話は1巻よりさらに面白くなってると思います。とにかく面白い!ちゃおっ娘にも好評だったというハナペロ(ちゃおっ娘すごすぎ…笑)を見るためにも是非2巻も買ってみてください。少女漫画の一般的なイメージとはかなりかけ離れていると思いますが、逆にこういうひたすら楽しい、底なしの明るさこそが少女漫画のすごさなんじゃないかとも思います。

以下雑誌掲載時の感想。
その1 その2 その3