マリア様がみてる(7) 長沢智

百合度★★★☆☆

原作でも賛否両論……というか猛烈に批判が集まった(苦笑)江利子メインの話ということで、さすがにいつもに比べると百合度は低いですが、こうして漫画で全部チェックして見ると、結構百合なシーンはありますね。
聖が後ろから祐巳に抱きついて頭をぐりぐりするシーンは毎度の事ですが良いです。隠し事をしていた祐巳に祥子様の雷が落ちるシーンや安木節の練習で筋肉痛になってしまう祐巳ちゃんなど、表情豊かなシーンがいっぱいです。
巻末には聖と蓉子、聖と志摩子の絆を描いた「片手だけつないで」が収録されています。
お姉さまと自分の関係を重ねて見てしまった志摩子が、ゴロンタに餌を与える聖に「餌をもらえることが普通になってしまったら1人で生きていけなくなります!」とお姉さまを責めるシーンは印象的ですね。
それに対し聖は「いずれ別れが来るからそれを恐れて関わりを持たないなんて味気なくない?私はありったけの愛情を傾けてくれたお姉さまに感謝してる」と優しく応え、その後ロザリオの授受のシーンに至るまでの流れは惹きこまれてしまうものがあります。