ねこもころ1
(乙佳佐 明)
百合度★★★★☆

猫型の生き物の住む地に生まれた、まわりとはちょっと違った猫耳少女モコロが、ある日出会った少女ララッカに魅かれて、追いかけていくガールミーツガールな物語です。
追いかけていった地で出会った魚少女とお友達になれて幸せな気分に浸ったり、花少女の良い匂いにうっとりしたり、そのツンデレ花少女と結局友達になれて喜んだりするシーンがあります。
モコロが憧れてるララッカ様が振り向いてもらって、頑張ったご褒美にあんなことやこんなことをされたりするモコロの妄想シーンが何度かありますが、これが特に百合度高いですね。
一見健全なファンタジーっぽい雰囲気があるわりに、主人公の少女が憧れの少女に対して抱く妄想は意外に邪です(笑)。

最初の方主人公をいじめてた猫型の生き物は違うと思いますが、その後ララッカを追って辿りついた地では見たとこ女性型キャラしかおらず、人間関係もすべて少女同士ということになります。
憧れてる少女は頭身が高いですが、主人公のように3〜4頭身のちんくしゃキャラでは百合妄想が働かないという人は百合度を減らしてください。
ファンタジー百合って考えてみるとありそうであんましないですよね。最近の百合は「お姉さま」な学園百合が多いか。この作品の場合3〜4頭身の虐げられキャラが憧れの少女と結ばれることを願っているということで、さらに珍しい作風なんじゃないかと思います。
絵も描き慣れてる感じだし、作風もある種完成されてる雰囲気があります。
1巻ではまだふたりが出会ったばかりなので、恋愛に発展するかどうかは2巻以降に期待ということで。