エコール
公式
百合度★★☆☆☆

以前メールフォーム掲示板で紹介していただいた作品です。DVDの値段がわりと安かったので気軽に注文してみたんですが昨日amazonから届いたんでロリっと観てみました。

生徒の他には女教師だけの女性しかいない森の中の寮で暮らす少女達を幻想的に描いたロリータ映画です。ベルギーとフランスとイギリスの合作ということ。雰囲気は公式の予告編などで確認してみてください。もちろんほとんどの少女はヨーロッパ顔ですが、主人公らしきイリスは日本人っぽい顔ですね。

登場しているのはまだ年端の行かない少女(というか幼女)ばかりということで、一緒に楽しそうに水浴びしたり、裸の体に花を添えて乳繰り合ったりと、森で遊んでるシーンが多いです。
なぜか棺おけでやってきた新入りの少女イリスが、優しくしてくれた年長(といっても12歳)の少女ビアンカに懐く描写が百合的見所ですかね。
家に帰りたいとホームシックになっていたところを頬を触ってもらって以来ビアンカを慕うようになり、夜寮を出て行こうとするビアンカに「行かないで」と引き止めるイリスに、ビアンカが頬にキスしてあげるシーンもあります。
ビアンカの秘密を知りたいというイリスをセルマという少女が誘い出し、「この知りたがりや!」と草でイリスを鞭打ち、傷口からイリスの血を舐めるシーンは百合的にもやもやするかも。その夜「一緒に寝たい」とビアンカの枕元に来るイリスですが「規則違反よ」と断られてしまいます。
新年のお願いも「ビアンカと一緒にいられますように」と願うイリス。ビアンカが他の少女と一緒に出かけてしまって「ずるい」と嫉妬たりもします。
本当に森の外に出て行ってしまうというビアンカに「ずっと一緒じゃなきゃイヤだ」と駄々をこねるイリスですが、結局ビアンカは森の外の世界へ行く事になってしまいます。

ラストはよく分かりませんが、投げっぱなしな感じもしますね。本編は99パーセント女性しか出てこないんだけど最後に男の子が出てくるので百合的には残念ながらちょっと後味悪いです。どうせ投げっぱなしにするなら森の外へ出てからのシーンは描かずに終っても良かったかも。まあでも途中まで見てて森で育てられた少女が最後は皆男に売られていくような、最悪なエンディングが来るんじゃないかと心配してしまったんで、さすがにそれはなかったのでちょっと安心した部分もあります。ネタバレしますと自由の身になった少女の1人が街で男の子に出会って噴水で一緒に遊ぶだけのオチです。
私は女子校育ちの少女が社会に出て行く現実とかを連想しましたが、受け取り方は人それぞれでしょう。

幼女の裸とかよく出てくるけど……これがエロいと感じるかどうかも人それぞれですかね。私はエロスを感じさせるにはさすがに早すぎる年齢なんじゃないかと思いましたが(笑)。映像は綺麗ですよ。女性監督ということで映像は男性的なエロスの視点ではなく、あくまで綺麗に少女の裸体を撮ってるんじゃないかと思います。ストーリーはほとんどないですが、ヨーロッパの森の風景や少女達の姿は美しいので、環境映画みたいな感じで観れば良いんじゃないでしょうか。