初恋姉妹(2)
東雲水生
百合度★★★★★

新キャラも登場して少し波乱もありつつ、でもお互いを思いやる気持からそれを乗り越え、千夏と榛菜さんの関係も進展する第2巻です。ちなみに2巻からは東雲水生先生自身がオリジナルでお話を考えているそうです。1巻も悪くなかったけど、漫画自体のノリが生きていて良い感じになってるんじゃないですかね。
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一応本屋も何件か回ってみたんですが「春夏秋冬」の通常版は置いてあるところが多いものの、この「初恋姉妹」2巻と「春夏秋冬」の限定版はほとんど置いてないですね。まぁ百合姫コミックはいつもこんな感じですが。

表紙、裏表紙以外に1ページ目開いたところの扉絵や目次ページのイラストは確かまだ発表されてない描き下ろしだったと思います。扉絵は千夏が榛菜さんとお茶とケーキを楽しんでる甘そうなイラスト。目次イラストは美夕と桐香が薄い衣装を着ているイラスト。章と章のあいだのところどころに入っているキャラクタープロフィールの絵も多分描き下ろしですね。これは千夏と明穂と榛菜さんの3人。

勅使河原さんの描き下ろし漫画はもちろん「小百合姫」に収録されていたものとは別の描き下ろしです。
多分千夏と榛菜さんが結ばれた後の話。朝の登校時、勅使河原さんが明穂と出会って、明穂を気遣う勅使河原さんをさらに明穂が気遣って勅使河原さんがちょっと嬉しくなるエピソードでした。
あとがきに載ってる千夏と榛菜さんが中世的な衣装着てる描き下ろしイラストも良いですね。

さらに表紙カバーめくったところに4コマがあります。しっかりものの勅使河原さんがいつも報われない話と、桐香と美夕がツーカーの関係で分かりあってるよく分からないがなんとなく面白い話と、柊先生が同性の特権で女子校の生徒のあんな所やこんな所にも触ってしまえる話と、千夏のダジャレが炸裂する話。

以下本編の感想。

第6話
1巻の予告にも載っていたセーラーウラヌス登場。王子様のようでタラシっぽいところもある柊先生に疑いの眼差しを向ける明穂。ムキになったところを勅使河原さんに注意されてしまいます。明穂のことはやたら意識してるてっしー。
一方1巻の終わりで良い雰囲気になった千夏と榛菜さんはラブラブで夏服を真っ先に見せようとしたのに会えなくて寂しいとダダをこねていちゃついています。

第7話
柊先生にバイクで送ってもらったりして何かと構われる千夏ですが、そうしているうちに榛菜さんとの関係がぎくしゃくしてしまいます。

第8話
榛菜との関係がうまくいかなくて落ち込んでいる親友の千夏と、姉である榛菜を気遣う明穂ですが、そんな明穂の実は苦しい心のうちを見透かしていた柊先生。榛菜さんはへタレお姉さまなので自分の事だけで一杯一杯ですが、周りのキャラたちはお互いのことを気遣い合っていますね。特にお姉ちゃんのことを思いやる明穂の気持は切ない。

第9話
実は昔付き合っていた先輩に冷たくされた過去から、好きな相手と深い関係になることが怖くなってしまっていた榛菜さん。しかしひたむきに自分を追いかけてくる千夏の姿を見てついに心を開くことが出来ます。指輪の交換をし、キスを交わすラストシーンが良いですね。

3巻は2008年春発売予定だそうです。とりあえず千夏と榛菜さんがひと段落ついたところだし、新キャラ&勅使河原さん&秋穂など他のカップルのほうに焦点をあてつつ、ところどころ千夏と榛菜さんのラブラブいちゃいちゃも……という感じになるんじゃないでしょうかね。
3巻以降ではお姉ちゃんと千夏のために奔走していた明穂や、素直になれない勅使河原さんも幸せを見つけて欲しいですね。