彼女と彼女のレンアイ
(さとりたえ)
百合度★★☆☆☆

表題作がちょっと濃い女の子同士の友情を描いた作品でした。一応表紙の右下には男がいますが表題作の中でも影が薄いですね。

・「彼女と彼女のレンアイ」
百合度★★★★☆

男の話題には何にも興味がもてなかった主人公ハルカが可愛い女の子美姫をみつけて「かわいー!あの子!誰!?すっげー好み!」といきなり火がついてしまい、「友ダチになろーよ♥」と近づいていく話です。
ストレートにアタックしてくるハルカに美姫も心を許し、「今日泊まってかない?親いないからサ」とお泊りの誘いをし、ハルカのほうも乗り気で「パンツとかかしてくれる?」「いーよ、かすかす!こういうの憧れてたんだよね!」と一緒にお風呂に入ったりするシーンが良いですね。
肉体関係にある既婚教師の男の事で思い詰めて自殺を考えてしまう美姫ですが、助けに来たのが教師ではなくハルカだったことで、本当に自分を大切に想ってくれてるのが誰なのかを理解してふっきれます。「先生は来てくれなくても、ハルカは絶対来てくれると思ったから……心配させてごめん」と抱き合うラストシーンが良いです。

まあタイトルの意味は「彼女と彼女、の恋愛」ではなく「彼女と、彼女の恋愛」なのでヒロイン2人も恋愛関係とまではいかなく、少女漫画誌のリミッターのせいか途中で親しい間柄でだった男友達に主人公が「好き」と言ってしまうシーンもありますが、女の子キャラも可愛いし少女読者にも共感をされそうな描き方で女の子同士の関係を描いているので少女漫画ファンならおすすめの作品です。