LOVE MY LIFE
公式
百合度★★★★★

やまじえびね原作の漫画の実写映画版です。上映していた映画を観た人の感想も好評でしたが、実際にDVDで観てもやっぱり素晴らしい出来でした。

ストーリーは、女性の恋人を持つ主人公のいちこが自分の恋人を父親に紹介したところ、快く受け入れてくれたのは良かったものの実は父親と母親も同性愛者で、両親の間に恋愛感情はなかった事を知って、逆に主人公のほうが戸惑ってしまって、さらにいろいろな出来事があって主人公の世界観が広がっていく話です。

冒頭一緒に寝ていたいちことエリーが起き抜けに、キャンディを口移しでなんども交換しあうシーンはともするとAV的になってしまいそうなシーンですが、非常に綺麗に映像が撮れていると思います。
さらに足の爪をお互いに塗りあっているシーンや、誰もいない冬の海で手を繋いだりキスをしたり後ろから抱きつくシーン、一緒にお風呂に入るシーンや、手を繋いで街でデートするシーンやタクシーの中で濃厚にキスをしたり、セックスをした後裸で並んで座っているシーンなど、百合的な見所のあるシーンはいっぱいあります。

途中いちこがCDショップで出会った髪型の格好良い女性にふらふら魅かれて公園でキスまでしてしまったり、エリーが司法試験のためにしばらくいちこと会うことを拒絶してしまったり、中盤はつらい展開もありますが、最後は自分の進路の決まったエリーがいちこに再会して結ばれてハッピーエンド。
ラストシーン2人のベッドシーンがありますが、これは2人ともちゃんと脱いでるししっかり絡んで時間も長めにとっているので百合好きにはかなりおすすめなシーンですね。いちこ役の吉井怜さんは白血病の闘病から復帰して女優業に戻ってきたらしいですが、肌が荒れてしまっている事もなく2人とも綺麗な身体ですね。エリー役の女優さんとのいちゃいちゃシーンもお互い幸せそうに見えるし、演技も申し分ないと思います。

漫画版は正直ビジュアル的には粗いですが、映画版は細部までこだわって描写されていて良いですね。衣装や小道具など可愛くて、全体的な画面の色合いも好みです。

初回限定版には特典映像とポストカードが2枚。特典映像は83分もあってボリュームありますね。未公開映像の中にはおそらく本編に入りきらなかったシーンだと思いますが、オムレツを食べるいちこの唇についたケチャップをエリーがぬぐってそのまま自分の口に持っていったり、いちこがエリーにスプーンで食べさせたりするシーンが入っています。
メイキング映像ではいちこ役やエリー役、竹ちゃん役の人がしっかり役作りをしている様子が伺えますね。
noodlesによる主題歌PVも収録されていて、これは作中の2人が幸せそうにいちゃいちゃしてるシーンを集めた映像になっていてお得です。曲も良いので流しっぱなしで見ていたい映像ですね。
ポストカードは上のジャケットと同じシーンでエリーがいちこの頬に手を当てて見つめてる別バージョンと、木の枝をバックに2人が背中を合わせてる写真が封入されています。


LOVE MY LIFE
(やまじえびね)
百合度★★★★★

こちらは原作。ストーリーとか面白いし女性同士の絡みシーンもあってもちろん百合度は★5つ。ただ映画の出来が非常に良いのでDVDを買えば作品の良さは8割がたフォロー出来てしまうんじゃないかと個人的には思いましたがどうでしょうね。


LOVE MY LIFE オリジナル サウンドトラック
noodles

映画の本編でヌードシーンがあるのにサントラはnoodlesとはこれ如何に?とつまらんツッコミはさておき、これはギター&ヴォーカル、ベース、ドラムの女性3人の3ピースガールズバンドらしいです。バンドの構成は実にシンプルですが、広がりのあるポップで良質なサウンドを作っていると思います。


ハートのダイヤモンド 吉井怜物語


吉井怜さんの闘病記を綴ったこちらの少女漫画も読んでみたんですが、やはり闘病中は放射線治療などの影響で、かなり肌は荒れたらしいですね。よくここまで回復したと思います。

レズビアン映画というマイナージャンルなせいか、これだけクオリティの高いにもかかわらず上映していた映画館が非常に少なく、一部の人しか観られなかったのは惜しいですが、DVD発売という事で全国どこにお住まいの方も気軽に作品をゆっくり観られる状況になったので良かったですね。