女児の間で人気のアーケードゲームの漫画版です。タイミングを失って2巻以降まだ紹介してなかった(と思う)んですがちょうど今日4巻が発売されたということでこの機会に3冊まとめて紹介しようと思います。

1巻の紹介はこちら。カラー版の番外編の紹介はこちら


オシャレ魔女・ラブandベリー2
(溝口 涼子)
百合度★★☆☆☆

2巻では怪我をしたベリーの代役として、ラブが劇の主役をやることになる話。一時は2人とも好きだった相手役の男の子に彼女がいることを知ってしまって本番前に動揺してしまうラブ。しかしベリーがそんなラブにコンクリートに咲く2輪のタンポポを指し、「この2輪は私たちよ!どんなつらい時もキレイに咲いてみせなきゃ!」と励まし、さらに痛む足で舞台の袖にかけつけ、ラブの髪の毛を明るい金色にして元気付けて舞台も成功します。
「2人ならどんなことも乗り越えられるね」と友情を確認し、さらに舞台後相手役の男の彼女まで「ラブさんいますかー?もーミュージカル、超かっこよかたですーー!!正直陽よりもファンになっちゃいましたーー!!」とラブに惚れるオチまでついてしまいます。

巻末の方ではカードを巡ってケンカしてしまうラブとベリーですがすぐにお互い後悔し、「さっきはホントにごめんね……私ベリーと一緒にオシャレするのが一番楽しいよ……」「わたしのほうこそ……」と仲直りして一件落着。一緒に踊るシーンが良いです。


オシャレ魔女・ラブandベリー 3
(溝口 涼子)
百合度★☆☆☆☆

3巻は人間の学校に転校してきたラブとベリーが、意地悪なレイとライの2人に冷たくされる話。意地悪されて平均台から落ちてしまったベリーをラブがカードで変身させて慰めるシーンが良い感じですね。「ありがとうラブ!なんか元気出てきたよ」「ベリーが元気だと私も楽しいもの……!」


オシャレ魔女・ラブandベリー 4
(溝口 涼子)
百合度★★★☆☆

罪悪感からライとともに悪い事をする事が出来なくなってしまって、ライから離れラブとベリーと一緒に遊ぶようになったレイ。黒魔女への師事を続けようとするライですが、やはり仲良しだったレイのことが気になり、追いかけてオシャレコンテストに乱入します。ひとりでもコンテストで優勝出来ると思ったものの、相方が怪我をしたのにそれでも自分のことを振り向いてくれないレイを見て、思わず涙がこぼれてしまいます。「レイ、私のことなんて、もうホントにどうでもいいんですの?」それをみたレイも「1人で泣かないでよ!!」と駆け寄りライも「踊りたい、レイと……」と今度は素直に言う事が出来、レイも「もちろん、おどりましょ!」と快く申し出を受け入れ悪い黒魔女も倒しハッピーエンドです。黒魔女が消えて力のなくなったレイとライまで消えてしまいそうになるものの、魔法と記憶を失って再びラブとベリーの前に現れるラストはちょっと「プリキュアSS」を彷彿とさせますね。

番外編ではラブと一緒に遊びに行こうとしたベリーが「ダメ!!私が選んだほうがいいの!」と拒絶され、「最近私のオシャレがイマイチだからいやなの……!?ガーン……どうしよう、ラブに見捨てられちゃった……」とラブに素っ気無くされて茫然自失のベリーが良いですね。実はラブはベリーのためにクリスマスプレゼントを買いに行っていただけというお約束のオチ。「大好き、ラブ♥」一緒に踊るラストシーンが最高ですね。4巻は今までで一番百合度も高くお話も面白かったです。

特に百合度も高く面白いのはモノクロ版2巻と4巻とカラー版1巻です。モノクロ版1巻まででは良さが分かりづらいと思うのでまずはカラー版から買うか、モノクロ版の2巻まで買うという手もありますがやっぱり4巻まで一気に読むのが一番良い選択でしょう。

子供向けの作品ではありますが、はっきり言って死ぬほど好きな作品です。大島弓子などを読んでいる少女漫画通ならこの良さが分かってもらえるはず(笑)。