優しい密室 1 (栗本 薫, まんだ 林檎)

百合度★★☆☆☆

女子校を舞台にしたミステリー。本が好きで図書室に通っていた主人公の少女カオルが、実は優等生の竜子さんのことが好きだったという話でした。

自分が借りた事がある本を竜子さんも借りたことを図書カードで知って「わっわっ♥」とドキドキして喜んだり、男教師が竜子さんのことを知っているのではないか、あるいはできてるのではないかと疑って嫉妬するシーンが良いですね。
図書室で同じ本を手に取ったことから「よく合うわね」と声をかけられたことから竜子さんに一目惚れしたカオル。声をかけてもらったのは嬉しかったのに恥かしくてその場を逃げてしまうのが可愛いです。


優しい密室 2
栗本 薫 (著), まんだ 林檎
百合度★☆☆☆☆

2巻では疑われた竜子さんが屋上から飛び降りてしまうものの、一命はとりとめます。
結局竜子さんに理想像を重ねてときめいていただけの主人公は、あの時もっと話しかけておけばこんなことには……と後悔するものの、竜子さんは以後学校へは来なくなって疎遠になってしいまいます。
不良少女に絡まれた主人公が、レズビアンで竜子に恋している、ということが皆にはバレバレだったと知って焦るシーンはちょっと面白かったですね。

メインキャラが女子高生&男教師ですが、女子高生も男教師もお互いに恋愛感情は皆無で、そういう関係に発展することはありませんでした。


優しい密室
(栗本薫)

こちらは原作の小説。栗本薫というと多作ですごい作品も描けるが時々薄い作品も出す印象がありますが、何冊か読んだだけなので私は詳しくは知りません。「伊集院大介」で検索すると山ほど出てくるので長いシリーズらしいです。


六道ケ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇
(栗本 薫)
百合度★★★★?

これは栗本薫の百合小説。文体も格調高く、百合度もかなり高そうな感じだった……けど暗すぎて最後まで話が読めなかった記憶が。話に聞くところによるとバッドエンドらしいんで人を選ぶかも。

まんだ林檎先生は昔セーラームーンの百合同人を描いていた人ですね。「ルナティック・パーティー」の1巻と3巻に収録されていますが、うさぎたちがAVを鑑賞しつつ、あるいはラブホテルに潜入しつつ、女の子同士で絡んでしまう乱交に発展してしまう漫画を描かれていて、個人的に非常〜に好きな作風の作者さんだったものの、その後BL系に行ってしまったのは惜しかったですが、今回また百合作品が読めて嬉しいですね。
それほどごちゃごちゃ描きこむタイプではなく、シンプルでエロいキャラクター絵を描ける人だと思います。BLを本業としているようですがセラムン同人でも「女の子同士だとキスぐらいはしちゃうよね」と語られていますし、百合にも抵抗はなさそう。また描いてくれないかなあ。