もてもてねーちゃん2
(有元美保)
百合度★★★☆☆

モテモテなおねーちゃんを持つ妹の話。1巻の紹介はこちら。1巻終わりごろから登場したおねーちゃんに求愛するレズビアンしまちゃんも2巻では頭から登場し、もてみさんと仲良くしている紙袋かぶった変態男にボア入りの紙袋を与えて嫌がらせたり、「妹さんと私とどっちが好き?」とにじり寄ったり、べったり抱きついて「チューしたことある?」とドキドキしながら聞いたものの、「寸止めなら妹にされそうになったことがある」と食べたチョコを口移しで吸い出されそうになったエピソードを聞いてショックを受けたり、イヴの夜をもてみさんと過ごそうとするものの妹に妨害されたり、愛を込めてお菓子を作ってきたり、こっそりちゅうをしようとしてアホ毛に阻まれたり、部屋に誘おうと思っているのに自分の部屋が汚すぎて誘えなかったり、手を繋いだり、膝枕をしてもらったり、ぎゅっと抱きしめ……るのは暑さから断られますが、匂いでおねーちゃんを嗅ぎ分ける妹に嫉妬したりと、今回も涙ぐましい努力をしてもてみさんにアタックしています。おねーちゃんもしまちゃんを嫌いなわけじゃあないんですよね。単に女性同士の恋愛がよく分かっていない、あるいは妹のほうを愛しているのかもしれません。

妹も美味しそうなおねーちゃんと食べようとして足にかぶりついたり、おねーちゃんにケーキを「あ〜ん」と食べさせて「ケーキの食べっこなんて女の子ならふつー」と断定したり(偉いよく言った)、おねーちゃんのほうも妹の彼氏に嫉妬して「愛するふつみさんをいつも一人占め……」と涙を流して悔しがったりします。

もてみさんはそういう体質ということで基本的に男女かまわず終始モテモテですが、最後サークルの後輩の女性が自分のことを見てくれないことを気にして、こちらはもてみさんのほうから宝物の昆虫の標本を見せようとしたりしてアタックする展開です。
3巻はこの子も絡んでくると良いなあ。

カバーめくったとこにある戦国武将のコスプレした妹が、お姫様の衣装のコスプレしたおねーちゃんを守ろうとしているイラストも良いですね。

オタク度がこんだけない漫画もいまどき珍しいかも。萌えとかそっち方面を期待する人には物足りないと思いますが、個人的には読んでるとほのぼのしてくるんで、こういう毒のない作品はわりと好きです。